珍しく
- カテゴリ:日記
- 2013/03/05 08:39:15
最近、読書なんぞをしている。
普段はあまり本(漫画を除く)を読まない方なのだけれど、どうしたことか。
これは、ニコニコ方面で“尻P”と呼ばれるSF作家、野尻抱介(のじりほうすけ)氏のせい。
(野尻抱介:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%B0%BB%E6%8A%B1%E4%BB%8B)
まー何が面白いって、ハードSFなのだよ。それもドップリ科学分野で。
最初に読んだのが「南極点のピアピア動画」。
これは“ニコニコ動画”と“初音ミク”を題材にした短編集で、ファミリーマートなんかも名前を変えて出てくる。かなり身近な材料を使っていながら、ちょっと上の科学技術を盛り込んでコッチの欲求を刺激してくる。
先に述べたとおり、UGC(User Generated Content)である動画サイトから派生しているので、小説自体が二次創作みたいな所もある。そして更に、ニコニコ動画には小説の二次創作で動画が投稿されていたりして、読んだ後にも楽しめる要素がwebに散らばっていたり。
まぁ、読み終えたら「その旅立ちとピアピア動画」をキーワードに検索して動画を見てみるといい(小説の映像化と完全なネタバレなので読む前にはお勧めしない)。安っぽい表現だが、ボクは感動した。
そこから別の作品も読みたくなって、昨夜まで「太陽の簒奪者」を読んでいた。
これは水星及び周辺の太陽系軌道上に突如現れた物体が地球を滅ぼすお話。さて、そこで人間と云うものは、意識・思考と云うものは何であるか、ハードSFなのに文学的な領域を科学的に切り抜いている。最後の1節がロマンチックだった、とだけ言っておこう。
更に次も待ち構えていて「ふわふわの泉」って本も買ってある。
女子高生が偶然に発見(発明?)した物質(?)を『ふわふわ』と名付け、それを…
まだ読んでないから知らないw
ハードSFなので、ドップリ楽しむためには、科学の素養というか基礎知識は必要。
更に宇宙とか物理とかロケットとか、いろんな分野をカジっていると面白さ倍増。
でも、分からない事は「そーゆーもの」として読んでも楽しめるかも知れない。
まーあれだ、難しいことは抜きで興味を持つか持たないかだよ。
「ふわふわの泉」は比較的読み易い…かもね?
うーちゃんには「そーゆーもの」としてしか楽しめないであろうことがw
(注:理系出身なはずだけどwww)
うーちゃんはあれだ、頭を必要以上に使わなきゃいけない小説は苦手かもwww
感情に訴えるような安っぽい小説で十分感動できる、
低燃費で安上がりな人間だというのがうーちゃんの誇りなのです☆