考え
- カテゴリ:日記
- 2013/04/08 20:43:01
ここ数日間、色々とたまってた課題などを終わらせるためニコタができませんでした(汗)
数日前まで、中学二年のひきこもり&登校拒否の男の子が来ていて、その子と色々と話をしたりツアーガイド役でいろんなところ連れ回したりしました。
ちなみにその子は根性を叩き直すためにモヒカンヘアーにしたんで、それからその子のあだ名は見事に‘モヒカン君’になりました。(笑)
*モヒカンのことは四個下のブログに書いてます^^
そのこと色々話してみて、帰った後考えてみました。
私自身日本に一か月程度しかいないので言い切れませんが、日本は法則とか常識とかで縛られすぎではないのかと思いました。
皆がなんでもかんでも‘こうでなくてはダメ’‘こうじゃないと変’と思い込んでしまってしまってる気がしました。
日本の中学に二年前までは毎年日本に帰ってる期間だけ通いましたが、そこで私にとって一番印象に残ったのが規則でした。
制服のスカートはひざ下丈、白ソックス、白の運動靴、ブラウスはスカートに入れて、髪は肩につかないように縛るか切る、リボンと名札は絶対につける、髪を留めるピンやゴムの色は黒か茶色でシンプル、もちろん髪を染めるのもピアスを開けるのもダメ。
とにかく、すごく服装などには厳しい学校でした。
別にスカート短くしても、白ではない運動靴をはいても、髪を短くしなくても授業にはどう考えても害はないですよね?
わざわざ生徒を規則なんかに縛り付けて、何か生徒たちにプラスがあるのでしょうか?
実際私の視線から見て、クラスメートたちは皆その規則のせいでストレスがたまってるように見えました。
そのストレスも逆に勉強に影響してくるんじゃないか、人間関係を壊していくんじゃないかと思いました。(ちょっと大げさに聞こえますが(汗))
その点では私の東京にいるいとこのほうが生き生きしてました。
その子は、高校生で学校には指定された制服がなく髪やメイクもすべて自由にできて毎日が楽しいと言ってました。
同じ‘学校’のはずなのに、いとこがいく東京の高校のほうが断然たのしそうに見えました。
規則がきついのも、私は大人たちの‘こうでなくてはダメ’という思い込みのせいじゃないかと思いました。
他にも、私が中学、小学校に通っていた時印象に残ったのがみんなの態度と人間関係でした。
普通に日常会話に‘死ね’‘カス’‘馬鹿’など毒のある言葉が入っていて、皆も毒を毒で返してるのを見てショックを受けました。
‘嫌い’と思う相手には戸惑いもせず毒を吐いて、あからさまに避けているのを見て正直‘怖い’と思ったのが本音です。
私が今通ってるインターナショナルの学校ではみんながみんな‘友達’で‘家族’という考え方なので、日本で見た敵意が生徒の中にびっくりするほどあった中学は苦手でした。
その中で毎日過ごすと言う事はいつか精神的につぶれてしまうかみんなと同じように毒を吐いて自分を守るしかないんじゃないかと思いました。
実際中学に一か月間通った私は通う前より‘感じが悪くなった’‘言葉使いが汚くなった’と家族やフィリピンの友達たちに言われました。(笑)
周りの影響が私自身を変化させてすごく戸惑いました。
通う前まで口にすることも恐れてた‘死ね’を普通に言えてることや友達に対して無意識にいやな態度をとってしまってる自分が少し怖かったです。
私が日本で住んで学校に通っていたら自然にみんなのようになっていたんだと思います。
そんな毒だらけの環境を作ってるのも、皆が感じてる‘ストレス’や‘周りからの期待’なんじゃないかとモヒカン君と話してるうちに思いました。
彼も、中学の環境や親の期待に耐えられず登校拒否・ひきこもりに逃げたんだと思いました。
中学ではみんなに合わせないと仲間外れにされる、家では親が自分の考えを押し付けらるだと、私も同じように逃げると思います。(汗)
日本にいる人たちがみんな同じ環境にいるわけではないですが、そういった‘常識’で縛られた人間関係は多い国だと私は思ってます。
皆と同じようにしないと避けられる、人と違う行動や服装をしてると気持ち悪がられるのが普通でもっとその点では自由でもいいんじゃないかと思いました。^^
*これは個人の考え方なんで
でも日本自体は世界で一番好きな国ですよ。一応。(笑)
(自分の母国を嫌う人ってあまりいないでしょう?)
Frostさんの考え方は、とても筋が通っていると思います。
たしかに、日本は、『常識』の力がとても強い国です。
(僕はヨーロッパのいくつかの国しか、行ったことがありませんが)。
きゅうくつですし、自分も不登校のようになったこともあります。
ただ、そうした『ルールを守りなさい』という教育が、安全な日本や、落ち着いた日本人の性格を
作っている部分もあるので、すべて悪いとは言い切れない気もします。
働くと、もっといろいろな見えないルールがあります。困っちゃいますね(^_^;)
僕は小説を書いています。
シャナさんのところに書いていた『三題話』(ネコ、神社、小説)を、
僕も書いてみました。よかったら、読んでみてください^^
掃除の時間に私一人まじめに掃除してたのですが、一人がまじめに掃除してても他の人が遊んでたら
時間内に終わるはずがなく、掃除の時間の終わりのチャイムがなってしまいました。
遊んでた人たちは私に「時間守りなよ」とか「掃除より時間でしょ?はやく終わらせてよ」とか言ってきて、
すごく気分が悪くなりました。
掃除の時間が定められているのも『規則』だと思うのですが、
なんのための規則なのか、
掃除に集中するために定められた時間(規則)なのに、
その人たちにとっては終わりの時間を守るだけの『規則』になってしまっていました。
もともと人に悪い思いをさせないための規則が、
いつの間にか自分を正当化する道具になってるような気がします。
↑いつもより長い文章になってしまいました。