オルガン聴くなら
- カテゴリ:日記
- 2013/05/28 19:52:09
忘備録的な記事ですので、長文です。適当に読んでください(^O^)
今日は、サン・サーンスを聴きに行ってきました。
大フィルのマチネシンフォニー。指揮は井上道義氏。
この方の指揮は「わかりやすい」ので好きです。
演目は、「糸杉と月桂樹」「チェロ協奏曲」「交響曲第3番『オルガン付き』」
開演前に、指揮者によるミニトークがあるのですが、井上氏曰く、「サン・サーンスのこの演目が聴けるのは、(大阪では)シンフォニーホールだけ!」だ、そうです。
オルガン目当てに選んだ席は、2階の最前列。
私のお目当ては「オルガン付き」の交響曲第3番だったのですが、
1曲目の、「糸杉と月桂樹」の演出がすごくて、ちょっと不思議体験出来ました。
解説によると「糸杉」はまっすぐ伸びずに糸のように螺旋状に伸びる木だそうで欧米では「死」を暗示し、「月桂樹」は勝利を暗示するそうです。
最初に糸杉をイメージさせるオルガンの独奏から始まるのですが、その時は、舞台よりはるか高みにあるオルガンにのみ照明が当てられ、ステージ上のオーケストラは暗闇の中でした。指揮者もどこにいるか、2階からは見えないくらいです。
2階から見ると、光が当たっていないステージは大きな穴、しかも何か(楽器と奏者)が暗闇の中で整然と並んでいる・・・。そのなかに響くオルガンの荘厳な音。なんだろう?この光景は??
オルガンのメロディーは暗く、でも、糸杉のように何かが螺旋を描いて登っていくような。
墓地?
谷間にある墓地が、2階から見えるようでした。ホールのなかにホールがある!
やがて、照明がオーケストラに当たると、今度は勝利の「月桂樹」。
まるで「オルガンとトランペットのための協奏曲」のようで、弦楽器はひたすら伴奏に徹して、それでもそのハーモニーは素晴らしくて。
初めて聞いた曲でしたが、すごく感動!!
2曲目は「チェロ協奏曲」。
アンコールで指揮者自らのピアノ伴奏による「白鳥」がナイス♪ チェロの名曲ですね~。
3曲目はお待ちかね「オルガン付き」。
この曲はオルガンだけじゃなくて、ピアノまで付いてるという豪華版。
2楽章(だったかしらん?)と4楽章でピアノが使用されますが、奏者のほかに、もう一人座っていたので、あー譜面捲りの人ね、と思っていたのですが、見ていると譜面をめくるのは奏者の人。横に座っている人はなーんにもしません。
あの人、なんのためにそこに座ってるんだろう??と思ってたら、4楽章で、奏者の隣に移動!
連弾のための奏者だったのかーーーー!とその時初めて納得。
確かに、CDで聞くと、第4楽章冒頭、オルガンの華やかな音の後に、川の流れるようなピアノの音が聞こえているんですが、連弾だったとは。
やっぱり、生で聞くのはいいものです。
そして、オルガン聞くなら2階席!!迫力あったあーーー!よかったです~。
アンコールは「月桂樹」→「月桂冠」→「バッカス(お酒の神様)」ということで、サンサーンスの歌劇「サムソンとデリラ」から「バッカナール」。酒盛りのシーンの曲。
やっぱり井上さん、エスプリ効いてるわあ~~。
そこには気が付かなかった!!
アンコール→アルコールって、さすがです、ゆきちゃん~。
私が真っ青!!
かんちゃんさんへ
ぷーぱーぷーぱー、おおきなくりの、きのしたで~~♪
今はどんな曲弾いているのかな?
(ulu)さんへ
出来杉君が、成績トップのご褒美の月桂冠を被って、校庭に設計図ばっちりの基地を作って、
エルビスプレスリー呼んでコンサートを開きました!
こんな感じかなー。
墓地という文字が基地に見えて、あれ?基地って打ったかしら???と思いました。
パソコンの字って時々分りにくい時がありますね。
「月桂樹」→月桂冠
「墓地」→基地
「エスプリ」→エルビスプレスリー
・・・脳内ではこんなイメージで読んでました。
月桂冠だけ当たってたね♪
すごい飛び方じゃなー
ゆきも、真っ青!