Nicotto Town


キヨ(0´∇`)


裁判傍聴の続き。


7月8日に裁判を傍聴してきたのですが、その続きを記載します。

前のブログで①「殺人」と②「強制猥褻・公然猥褻・強制猥褻未遂」
の2つを記載しましたが、今日は③~⑤の事件を記載します。

③「職業安定法違反・児童福祉法違反」の判決。
被告を2名いました。一人の被告は拘置所からで
手錠に腰縄でしたが、もう一人の被告は保釈されており
普通に傍聴席側から出廷しました。

驚いたのが、保釈されず手錠に腰縄の被告が
懲役1年6ヶ月、執行猶予4年でしたが
保釈されていた被告は懲役1年4ヶ月の実刑でした。
判決の理由で裁判官が述べていましたが、実刑の
被告は過去にも、売春防止法違反の前科があり
その執行猶予が明けてから、直ぐの犯行であった故に
実刑でしたね。主犯は保釈されず、手錠で腰縄で出廷した
被告でしたが前科が無い為に、執行猶予が付いたみたいですね。

犯行内容ですが、判決では被告らは街で女性らに
声をかけて数人を売春組織に斡旋したという
内容でしたが、この時代に女衒じゃあるまいしというのが
僕の感想でした。女性の中に16歳の少女が居た事により
発覚して逮捕、起訴されていた模様です。


④「覚醒剤取締法違反・窃盗未遂」の審理です。
次回が判決の言い渡しでした。犯行時期が少し古いので
過去に何度か審理され、裁判が長引いている裁判でした。

被告は自販機荒しをしようとしてて、通行人2人に通報され
通行人から、取り押さえようとされたが逃亡したものの
駆けつけた警察官に逮捕され、その後警察署において
覚醒剤の前科があった故に尿検査されて、覚醒剤の使用も
露見したという犯行内容でした。

しかし被告は、窃盗未遂も覚醒剤取締法違反もともに
無罪を主張していました。弁護士も被告の主張に沿っての
弁護でしょうが、無罪の主張をしていましたが、その内容が
酷いというか笑えましたよ^^;その弁護内容は「被告は
自販機の前を通ると、エンジンがついたままの原付(盗難車)
を見かけたので、不審に思い近づいた。すると自販機の
札入れの所に穴があいていたので、何だろうと思い
指を入れた、すると指にしていた指輪が挟まってしまった。
すると偶然にも、原付のカゴにピンセットがあったので
そのピンセットで指輪を取っていただけである。通行人の
2人は、被告が自販機荒しをしているという、思い込みで
の行動であり、被告は驚いて逃亡したのである。そして
被告は当時日雇いの仕事をしており、月額14万ほどの
収入があり、自販機荒しをする必要がない」
という主張でしたね…。。

僕が推察するに、ピンセット等から被告の指紋は
検出されている故に「ピンセットなど自分の物でなく
知らない」とは言えないので、前項の様な弁護内容
なのでしょうが、あまりに苦しいでしょう。そして
月額14万円ほどの収入があるので、自販機荒しなど
する必要が無いと言うもの説得力に欠けますよね。
月額140万円の収入なら判りますけどね^^;

そして覚醒剤取締法違反では「被告は過去に逮捕された
警察官からの不信感から、尿検査の時にテッシュに水を
含ませた。故に尿検査の尿は被告の尿では無く、警察及び
科捜研の捏造であり、被告は無罪である。」という主張でした。

前科があり、前回と同様の覚醒剤取締法違反とさらに
未遂とは言え、窃盗までだと反省の態度や家族などの
管理監督でも執行猶予は無理だろうから無罪を主張する
のでしょうが、見苦しいですね。そして僕が思うに弁護士
は如何いった心情で弁護しているのかと思いましたね。



⑤「自動車運転過失致死」の判決です。
これは、被告と被害者ともに不幸な事件だと
思いましたね。被告は73歳の女性で、被害者は
81歳の女性です。双方ともに運動能力に措いて
衰えていると思います、年齢的にもね。
判決の中でも時速40キロで衝突と裁判官が
述べており、スピードの出しすぎとかでは無いのは
明らかで、被告か被害者のどちらかが若くて機敏
であったなら、避けらた可能性はあります。
ただ幸いな事に、判決は禁固1年4ヶ月、執行猶予4年で
実刑は避けられ、且つ判決でも述べられていましたが
被告の自動車保険から保険金も支払われるそうです。

今日は全ての裁判の傍聴内容を書こうとも思いましたが
時間も遅くなったので⑥の「詐欺」の新案は次回に記載します。

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2013/07/27 06:01
④の裁判内容の弁護についてですが…。
素人でもあぜんとするような弁護内容をワイドショーで耳にしたことがあります。

やはりその時に思ったことは、あまりにのおかしさに頭のなかが「?」マークで一杯になったことでした。
私の想像していた弁護士の弁護内容とは大きくずれがあり、頭の中で理解しようとしても難しく…^^;
よくドラマなどで見られる有能で人徳のある弁護士さんが、気の毒な境遇の被告の弁護を語るシーンが
あったりしますが…随分と違う物なのですね(考えてみれば、ドラマなので当たり前なのですが)。

私は日々、裁判のなかで行われている弁護というものはドラマのようなものだとずっと思ってきましたが
大人になって、そうではないのだということを知り、少なからずショックでした。
ドラマのような弁護もあるのでしょうが…お聞きになった判決のなかでも、やはり少ないでしょうか?
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2013/07/17 00:14
なんだか、くっ、くるしいぃ~~!><
でも世の中で実際に起きている犯罪から目をそむけてはいけないのよね・・・
キヨさんいつもありがとう。キヨさんのブログは私にとって世の中を知る重要な情報源です。
他人に腹を立ててはいけない・・・と、どこか天使のように生きてみたいと願っているけど
実際叶わないよねー・・・
もうっ!!なんていうか憎くてたまりません!って正直な感想です^^;;
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2013/07/16 13:59
おばあちゃん同士の交通事故・・・高齢化社会ですねえ。
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2013/07/14 22:58
何度も何度も繰り返し犯罪をしている人ほど
言い逃れが上手にっていうか
文章作りが酷いというか。。。
いろんな事件をキヨ(0´∇`)さんのブログで見せてもらうけど
弁護士さんに何とかしてあげて欲しい~って思わせる
まともな事件というのは⑤のケースぐらい?(^-^;

弁護士っていう仕事も、胃が痛いわねぇ。(^-^;



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