命の恩人ヤックル(屋久鹿)
- カテゴリ:日記
- 2014/05/03 00:10:49
昨年、無謀にも下山が深夜になることを承知で、20時間以上のコースを日帰りで挑戦してしまいました。当然途中で泊まることを想定していないので着替え・簡易テント・寝具等は無しで食料・水・雨具と夜間移動の為の照明(ヘッドライト・ビームライト)・山岳GPSのみでスピード重視。
途中に雨・・大雨これも想定内。
だけど登山道が川になるとは(途中に脳裏に横切った沢を渡るんだっけ?大丈夫)・・予想以上に体力を消耗して後2km・・轟音が暗闇から聞こえてきた・・
不安は的中、ライトに浮かび上がったダムの放流口から吹き出すような濁流。
もうだめだと思った。こういう場合は動かないほうがいいというけど濡れた身体と高度が高いので気温が冬並み。間違いなく凍死。
体力的にも精神的にも壊れた・・・叫んだ叫んだと思う・・
さらに恐怖が暗闇に二つの目が浮かび上がった・・じっと私を見ている・襲われる?
だけど屋久島で夜活動するのは屋久鹿だよね・・冷静になった
しばらく屋久鹿に話しかけた。頑張るねとか言ったのかな?
それで大回りだけど別の道を選んだ。もっと過酷だったかもしれないけど・・
濁流のなか木にぶら下がりながら渡ったりして最終的には濁流に落ちたけど、落ちたとこがよくて岩にしがみついて助かった。
屋久鹿が私を見に来てなかったら、きっと凍死していたか濁流に流されてたと思う。
勝手に思い込んでるだけだけど、ヤックルは命の恩人だよ。
無事で何よりだったね^^
相変わらず凄い冒険だな~とww
ヤックルにいい意味で
感謝☆ですねw