お花見
- カテゴリ:日記
- 2015/03/28 21:04:37
ここ7年くらい、毎年のように義母のお兄さん、私たちにとっては叔父になりますが、その方を自宅に招いて、近所の公園でお花見をするのが慣例になっておりました。
今年も公園の桜がちらほら咲きはじめ、そろそろ今年もお花見の日取りを決めないと・・・と思っていたところに、叔父の訃報が。
享年96歳。老衰での大往生だったそうです。
長男である従兄が喪主の挨拶で、「100パーセント生き抜いた」と仰られてました。
亡くなる直前まで店先に座り、来店したお客さんに声をかけておられたそうです。
自分の事は自分ですべて行い、お花見に招く7年前には、奥さんを自宅で一人で介護されるほどの気丈さ。
おまけにオシャレ。
カッコいい。
おしゃべりが上手で、ウィットに富んだ話題でお花見の席はいつも楽しいものでした。
お花見を始めた頃は、用意したビールが次々になくなり、用意したお弁当も綺麗に食べてくれました。
年を追うごとにビールの本数は減り、食事も残すこともあったり・・・。
耳も遠くなり、会話もすくなくなりました。
それでも、毎年お気に入りの帽子を被って、お花見に来てくれました。
お花見の時は必ず写真を撮り、その写真をポケットアルバムにまとめて、それがお土産になっておりました。
今日お葬式だったのですが、遺影にはお花見の時に撮った写真を使っていただいていました。
今年もそろそろお花見の季節になりましたよ、とお祈りしながらお別れをしてきました。
これから雨の予報なので、それまでにと今さっき姑と夫と私の三人で花見をしてきました。
あともう一人座れるくらいの広さの敷物を広げて、叔父さんの大好きなビールを飲んでいたら、
一緒にお花見してるような感じがしたよ。
大往生素晴らしい!!
できれば、見習いたいものです♪
もしかしたら空の上から、お花見してたりして。。。
叔父さんの思い出は尽きないですね。
告別式も、その人柄が分かるような和気あいあいのいい雰囲気で行なわれました。
お別れをしましたが、毎年桜の季節には、今年は何時叔父さんをお招きしようか?と思うでしょう。
私もお祈り捧げます(◡‿◡*) 素敵な叔父さまだったんですね・・・。