Nicotto Town


Citrus junos


ミステリーナイトとは


知っている方も多いかと思いますが、このミステリーナイトなるイベント。
参加者が実際にミステリードラマの探偵となる体験型イベントです。

  1987年に誕生した日本初の参加型推理イベントです。
  参加者自身が目の前で起こった事件の謎を解く探偵となり、
  容疑者の行動・発言・証拠品や証言をもとに犯人とトリックを暴き出す、
  スリリングな体験をぜひ。 (公式サイトより)

事件が目の前で起こる!というのがポイント。
プロの役者さんたちによる、笑いありスリルあり感動ありの舞台演劇を堪能できます。

以下、おおまかなイベントの流れを紹介します。長いですので興味のない方はスルー推奨です。

①チェックイン(15:30~)

フロントではなく、専用の会場でチェックイン。
ここで、イベント中常時携帯必須の『探偵手帳』など、重要な資料が配布されます。

初心者と、リピーターと呼ばれる経験者とで、最初にもらうヒントがちょっと違います。
リピーターの人たちはチェックインと同時に初心者を見つけてヒントを交換するのが定石です。

②フリータイム(~20:00)

フリーといいつつ、のんびり食事やお買い物☆という時間ではありません。

部屋に入ったら即座に『家宅捜索』が始まります。
体験型の醍醐味というべきか、ホテルの部屋もしっかりイベントに組み込まれております。
探偵の『家宅』に隠された『ウォーミングアップクイズ』を探さなくてはなりません。

さほど時間もかからず見つかります。ウォーミングアップですからクイズの難易度も低いです。
このクイズの解答は推理のヒントになっていますので、大事にメモします。

クイズを解いたからといって安穏とはしていられません。
事件編が上演されるまでに、ホテル内に設置されたヒントボードをチェックします。
写真やメモでしっかり記録。最初にもらった資料と合わせ、事前情報をまとめます。

オプションではありますが、ここで『ミステリーディナー』をとるもよし。
このイベントに合わせて特別に作られるコースディナーで、別料金でしかもお高め。
しかし、食事そのものに推理のためのヒントが仕込まれており、スタッフがアドバイスをくれることも。
私は毎回中華にしていますが、お料理はおいしいですし、スタッフとお話しするのも楽しいです。

もちろん買ってきたものを部屋で食べたり、普通に食事に行ったりする参加者もいます。
ただ、ここで食べておかないと、この先まともに食事をとる時間は一切ありませぬ。

③事件編上演(20:30~22:15)

ここで、事件の発生までが上演されます。
携帯電話やカメラの使用は厳重に禁止されていますので、自分の記憶とメモだけが頼り。
役者さんの何気ない言動や、わずかな違和感が重要なヒントになっています。
暗くて手元が覚束ないなか、気づいたことは余さず記録します。

④捜査活動(22:15~3:00)

『質疑応答』
司会者の進行のもと、探偵たちが容疑者に質問できる時間があります。
発言の真偽や、他の容疑者との齟齬を見極めるため、みんな真剣に聞き入ります。
プロの役者さんの小粋なトークを楽しむ時間でもありますけどね。

『ヒントルーム』
証拠品や新事実、過去にさかのぼった資料などが提示される会場です。
ここでの情報なしで推理はできません。
ただし、この部屋に入るためにはクイズやパズルを解いてキーワードを入手する必要があります。
時間がないから焦る焦る。このイベントはつねに時間と睡魔との戦いです。

『ヒントビデオ』
客室のテレビで、決まった時間にリピート再生されます。
これもまた推理に絶対に必要な情報が含まれますので、鑑賞必須です。

『お助け探偵局』
どうしても推理に詰まったら、ここに常駐するスタッフに内線で電話してヒントをもらいます。
当たり前ですが、真相に直結するような情報をくれるわけではないです。
必要とする情報を得るために、質問の仕方にも工夫が必要。
たまーに出演者の役者さんが応対してくれるそうです。そんな幸運をつかんでみたい。

自分の部屋と各ヒントルームをひたすら行き来しながら、体力と気力を限界まで使って推理します。
まとめた推理は『逮捕状』と呼ばれる解答用紙に書き込んで、夜中の三時までに提出。
時間厳守です。寝落ちしたりなんぞしたらそれまでの努力が水の泡です。こわい!

⑤フリータイム(逮捕状提出~10:00)

逮捕状を提出した後、あれも書けばよかった、あれは余計だったかも……などと呻きつつ就寝。
数時間でも寝ておいた方がいい。このトシで徹夜は命とりです。

朝食のビュッフェは6:30から。遅れると鬼のように混みますので、眠くても早目がベネ。
宿泊料金に含まれてますので、這ってでも食べに行く貧乏性です。
ここのビュッフェは動線への配慮が足りないのか、人の流れが滞りがちです。
美味しいんですけどね。

解決編の上演までにチェックアウトも済ませておかなくてはなりません。
フリーといいつつ、ここでも時間はあんまりないですね。

⑥解決編&表彰式(10:00~12:00)

いよいよ事件の真相が明らかに!
悲喜こもごも色んな悲鳴が飛び交う上演タイムです。

解答はしっかり点数制で採点され、上位者は表彰されます。
一度でいいからメトロポリタンでお立ち台に上がりたいものです。マイドリーム。

以上、えらく長くなってしまいましたが、個人的なメモを兼ねたイベント紹介でした。
読んでくださった方、ありがとうございました!





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.