コーデ小話7 盤上遊戯Ⅱ
- カテゴリ:コーデ広場
- 2015/10/25 16:39:26
屍乗り越え、墓標を背負い、辿り着いた敵陣奥深く。歩兵は女王の冠を戴き、反撃の狼煙を上げる。
ポーン (Pawn) はチェスの駒の一種で、歩兵を表している。
歩兵は進む。一歩ずつ、前へ、前へ。
並んだ仲間は一人減り、二人減り……気づけばたった一人の盤上行軍。
手向けた花と、捧げた十字を背負って辿り着いた、敵陣の奥の奥。
戴くは黒鉄の冠、脚にみなぎる女王の力。
今なら縦横斜め、どこへ行くのも自由自在!
さあ反撃だ、狼煙を上げよう。仲間の分まで突き進もう!
鏡の国でアリスの頭に冠が乗った場面が有名ですが。最弱の駒が最強に成るというのは浪漫ですね。
アリスといえばテニエルです。これは譲れぬ。ディズニーアリスも可愛いですけども。
ラッカムのアリスも美しいし、芸術作品としては間違いなくテニエル以上だとは思うんですが、やっぱ何か違う。
ちなみにキャロルも挿絵を描いていたのですが、狂気を感じます。こわい。まじめに怖い。
テニエルのアリスはあの歪曲されて不気味なところがいいのです。
言葉遊びありきで意味も思想も教訓も何もない、キャロルの歪んだ文章にぴったりだと思う。
コーデは白のポーンを中心に。冠が黒なのはそれしか持ってなかったかr(ry
……こう、金銀じゃなく、鉄を鋳潰して作ったイメージでですね!
一兵卒の哀愁というのは沁みるものがあります。
昨日のイメージの名残で赤い薔薇、背負った十字架に合わせて背景を墓場に。
髪形は「戦場の狗」や「ヴェアウォルフ」からオオカミ耳ヘアをチョイス。
で、長らく探し続けてきたオオカミしっぽをフリマで交換できたので、さっそく使ってみました。
このセットは単純に白でなくグレーがかっているところが可愛いと思う。
戦争も戦闘も闘争も、二次元で十分です。
誰もが創作物で争いへの欲求を満たせるのなら、世界はもうちょっと平和だろうになと思うヲタクの戯言でした。
翻訳ではかえって難しいのではと思い原典で読んだのですが
英語力にも難があったことは否めませんーー;
アリスにはいろいろな秘密が隠されているという話…解き明かしてみたいですね。
しかも白の服を引き立てていて素敵なコーデになってますねー!!
物語のイメージが膨らみます!!
原作のファンからかなり文句がでたらしいですね
最弱の駒が最強に成るのは浪漫ですよね~。
お話でも、そういう展開は燃えます^^
争いごとは二次元だけで十分ですね。
創作物で世界を平和にする・・・趣味で文書きをしているので、
その一助になれるような文書きになれたら・・・なんて分不相応なことを思ったりしました^^;