ブランコ
- カテゴリ：小説/詩
- 2016/07/13 01:09:34
風が吹いている
ブランコが揺れている
花が咲いている
白い花が
風が泣いている
ブランコが揺れている
遠い異国の
小さな公園に
少女が一人
ブランコに座った
風がブランコを揺らした
泣きながら揺らした
高く
そして高く
ブランコは揺れた
青い空の中へと
白い花が振り向いた
ブランコを見て微笑んだ
風が泣いている
ブランコが揺れている
少女の瞳の中に
微笑んだ白い花が映った
瞬間二人は
青い空に浮かんでいた
高く
もっと高く
風が二人を空に舞わせた
泣きながら舞わせた
なにを書いているのやら・・・
先日バングラデシュで亡くなったある方の
プロフィールを読んでいたら悲しくなりました
子供たちにブランコを
作ってあげたこともあったとか・・・
子供たちにブランコを作ってあげたことも・・・
イメージが悲しいですよね
でもブランコから
こぐたびに夢が溢れていくような気もします
テロがなかなか
無くならないのが残念です
こういうテロが身近に感じるようになった事件です
ブランコ作ってたんだ
きっとそのブランコを見て思い出してもらえるね
バングラデシュの人達が自国民によるISテロを
どう考えてどう無くす努力が出来るかだよね？
それを世界中が考えないとな
道半ばの夢はブランコに乗って
青い空へとのぼって行きました
次にその夢を叶えてくれる人のもとに
雨となって降り注ぐのかな・・・
梅サワーにもちょっぴり
その香りが・・・
大気を動かし 風になるのかもしれないね
いつもそんな風を感じていたい
遠く離れていても風に乗せて・・この大空を
愛する家族に伝えたい思いも風は運んでくれる
白い花は揺れて娘の幸せを願った
痛ましい事件が多すぎます。