だれも知らない、小さな国へ
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/02/18 18:57:08
またひとり、すばらしい語り部が星になられましたね。
小さなひとが吹き鳴らす透きとおるような笛の音が、あの山に響いているような気がします。
とてもとても、好きでした。
なんどもなんども、救われました。
いまでも、最高のたからものです。
佐藤さとるさん、せいたかさん、コロボックルのみんな、ありがとう。
おばあさんのひこうき、タツオのしま、ぼくのつくえはぼくのくに……みんなみんな、だいすきです。
春一番にのって、みんなが知ってる、だれも知らない小さな国に旅立ってゆかれたのでしょう。
きっと、よい旅路であることを信じて。
佐藤さとるさん、ほんとうに、ありがとうございました。
子どもの頃に読んだ本の中でも
とても印象に残っている一冊です
話をよく覚えているつもりでいるので
その後読み返してなかったのですが
あらためて読んでみたいと思います
お忙しい中ありがとうございます。
柚子さまのブログを読ませて頂きまして、
ふと、さだまさしの「邪馬臺(やまたい)」を思い出しました。
♪そう 弥生の空に 追われるように あなたが逝った晩に
眠れないまま 息を密めて 不思議な夢を観た
そうですね、春一番に乗ってかの国に逝かれたんですね、先生。
ブルーナー氏はNightow先生がツイッターにも書かれていましたが、
シンプル・イズ・ベスト…グラフィックデザインとしてものすごく秀逸だと思います。
今頃、道中で何をお話しなさっていらっゃるでしょうかね…。
私も大好きな作家さんでした。
夢中で読みました。ええ、コロボックルを探しましたとも。
大きな木がほしい、を買ってもらったときは、私も一緒になって自分のおうちを考えていました。
今日は訃報を知って、母と二人でしんみり。思えば、コロボックルシリーズははじめ母に読み聞かせてもらったものでした。
コロボックルたちの物語は、その一角にずっと置いてあります。
佐藤さとるさんのお話は、読むと、なんともいえない幸福感がわきあがってくるのですよね。
ディック・ブルーナ氏も、たくさんのひとたちを優しく照らす星になってくださったでしょう。
ちょっと切ない週末でした。