Nicotto Town


キヨ(0´∇`)


裁判を傍聴してきました。


3月18日、19日が仕事だったので24日の金曜日が
振替休日だったので裁判を傍聴して来ました。

判決が多くて新案や審議があまり無い日でしたね。
いくつか傍聴してきたのですが、過去には裁判の内容に
関しては何度かブログを書いていますが、今回は裁判官の
人となりと言うか僕から見た印象や人間性の部分を書きます。

先ず窃盗での事案ですが、被告は本屋で漫画のコミックを
盗んで売るという行為を繰り返していました。過去にも
同様の手口で逮捕され執行猶予が付いたのですが
執行猶予中の犯行ですので今回は100%実刑です。

被告人質問があり犯行に至った経緯を聞いたのですが
前回逮捕された時に兄に預けていた数万円のお金は
使われており、携帯電話は転売されていたとの事。
父親はおらず、母親は生活保護を受けており、まだ若い
被告人が母親の家に居ると生活保護を打ち切られる
恐れがあるとの事から家には帰れない状況だった。

そんな状況だったから役所に生活保護を申請に行くも
「まだ若いから働きなさい」で追い返される。
金も住む所も無く、万引を繰り返し逮捕されるという流れでした。

裁判官は「生活保護は本来の目的は次の仕事を見付ける
為のつなぎの役目で、まさに貴方みたいな人の為にある
制度です。なぜ本気で申請をしなかったのか」とかなり
キツイ口調で被告に問うてました。。

僕は是を聞いた時「ああ、この裁判官は『学者バカ』なんだな」
と思いましたね。

確かに裁判官の言う事は100%正論ですね。生活保護の趣旨は
「次に仕事を見付けるまでのつなぎ」です。最近では1度生活保護を
貰うと死ぬまで働かないという人が多数ですがね。

しかし役所も若い人には生活保護を支給したがらない。窓口で
追い返してしまう。本来はこれは違法なのですね。裁判官は
其れを知っている、なので裁判官ならその辺りを論破して生活保護
を受けるのは簡単だと思います。しかし無知な人はそんな事を
本当に知りませんよ。

僕は底辺の仕事のバイトをした事があります。給与の良さと
日払いという事の魅力でね。その時の回りの人々の無知さは
唖然としました。日本の総理も知らない政権政党も知らない
なんては序の口、経済の知識なぞ皆無で「物価」という意味
すら理解していない。「生活保護を受けると選挙権が無くなる。」
と本気で思っており「刃物を持ち歩くと罪に問われる。」と僕が
言っても信じてもらえない。僕が株をしていると言うと「破産するぞ」
と言われる。いやいや現物取引しかしていないから。といっても
理解出来ない。最低限の法律関係すら知らないとかね。

そんな人達がいて生活保護の申請に行っても役所の人が
言う事がおかしくても論破出来ない。いや、そもそも何が
違法なのかすら知らない。(生活保護の申請に来た場合
申請者に対して申請書を渡さなければならず、受給出来るか
出来ないかは申請書を受け取った後の審査による)
そんな状況を知らないのか知っていても被告に「何故本気で
生活保護を申請しなかったのか」と問うた裁判官がいました。


前に書いた裁判官とは別の裁判官の話しですが、
被告は暴行と大麻取締法違反で逮捕・起訴されていました。

被告は男性で精神病の交際相手がおり交際相手には
前の夫との間の子供がいます。交際相手の子供も
被告に懐いており本来なら上手くいくんでしょうが
交際相手が精神病で子供が被告に懐くのを気に入らない
多分、実親である母親より血のつながりの無い被告に
懐くのが気に入らないのか、暴れるとか被告に暴言とか
子供を置いて夜中に家出とか繰り返し被告もキレて
髪をつかみヘッドロックをして逮捕、精神的に追い詰められ
いた被告は大麻にも手を出していた。という事案でした。

検察は兎に角、被告を悪者にしたい。なので被告に対して
精神的に追い詰める口調で暴行の悪質さなどを被告人に
問うていましたね。しかし裁判官から諌められており裁判官は
被告人に対して「長年裁判官をやっていると暴行の事案も
ある。その中には貴方のケースみたい事も多々ある。しかし
どんな理由であり手を出したら負けです。殴りそうになったら
離れるべきで交際をやめるべきです。今後交際相手から
連絡があっても会ってはいけません。慰謝料などの交渉は
全て弁護士さんに一任しなさい」と言っていましたね。

確かに殴るのは悪いし、精神的に辛くても大麻に手を出すのは
駄目です。しかし被告には同情すべき事情もあり裁判官は
その辺りを上手く汲み取っていると感じましたね。

実はこの裁判官は昨年の12月に裁判を傍聴した時に
大麻取締法での事案の裁判官でしたが、その時は
被告は2度目の逮捕でしかも前回も大麻で逮捕・起訴され
執行猶予中での犯行なので今回は100%実刑なのですが
保釈されている被告に対して「今日の審理はここまでにします。
これ以上すすむと年内に判決が出てしまう。判決は年明けに
なるので、それまでに奥さんの事や今後の事など整理する様に」
と被告に言っていましたね。要するに「御正月は家族で過ごしなさい
その時に今後の事を家族で話し合いなさい。刑務所に入るのは
御正月を家族で過ごした後でいいですよ」と言ってる訳ですよね。

今回2人の裁判官について書きましたが、正論で言えば前者の
裁判官ですが、人情と言うか世俗を知ってると言うか、のは
後者の裁判官ですね。

犯罪者に厳しい、犯罪防止の観点などから見ると、どちらの
裁判官が良いのでしょうね?

アバター
2017/03/28 20:08
後の方の裁判官の方が立派な人ね。
最初の裁判官は世間知らずだわ。

どんな人もみんな同じで上下なんかないと思うけど裁く人と裁かれる人は裁く人の方が立場が上になるし、専門家なんだからもっといろんな人の状況とか社会の現実とかを知ってないとダメだと思うの。
それだけの知識とか、いろいろあってやっと人を裁くことが許されるんじゃなかったらおかしいわ。
そういう意味で最初の裁判官は裁く資格はないと思います!

それとね、キヨさん底辺の仕事とか言っちゃダメよ?
いろんな仕事があって、してくる人がいて、それでみんなの生活が成り立つの。
ゴミを集める人居なかったらお部屋はゴミに埋まるし、建物を作る人居なかったら私はこんなにあったかいマンションに住めないもの。
だから私はみんなに心の中でありがとうって言ってるの。
私にでにないことしてくれてるんだから感謝して当たり前だと思うの。

それとね、まだある(^_^)
キヨさんアバター可愛いのにブログとギャップありすぎてヤバイ(^o^)
なにこれ~大好きよ(^_^)
アバター
2017/03/27 22:08
こんばんは
キヨさんのブログ内容もそうですが、人を諭すって難しいですよね

職場でも似たようなことはあります
以前検査やっている人が、立て続けに不具合を見つけたことで他の作業者に注意をしたのですが、その注意の仕方が非常にずけずけとしていて、一部の人が不快に感じたと注意を受けたみたいです

実は以前にも、普通に作業をしていたら絶対に出てくるはずのない不具合を流出した人がいて、注意をしたそうですが、その人の聞く態度があまりにも悪く、かえって火を付けるような事態になったことがあったようで・・・

そのことを知っている自分はすぐさま「そう言いたくなる気持ちは解る」と思いました
ただ、そのことを知らない人からしてみたら「何こいつの言い方腹立つ」って感じになっても仕方ないかと


そんな感じで、おそらく前者のほうは、過去に何かあったのかもしれないし、もしくは性格上の問題かもしれません
とはいえ、相手のほうは見ず知らずの人の心境まで知らないのですから、もう少し言葉を考えるべきだったんじゃないかと思いますね(自分もそう解っていながらやってしまいますが;;
アバター
2017/03/27 20:57
人が人を裁くって難しいことですよね。

そういえば昔「赤提灯」を知らない裁判官がいたって
話を聞いたことがあるなぁ。
そんな世俗も知らない人が人を裁いていいのかって。

前者の件は、何かないんですかね。そういう福祉員みたいな
担当者がついて就職の世話を見るとか…
生活保護も本当に必要な人にきちんと使われて欲しいです。
 
アバター
2017/03/27 19:27
こんばんは。☆
久々に二コタに来たら、キヨ(0´∇`)さんらしいブログで
ホッとしましたニャ。(笑)
私は、基本的に後者の方と同じ考えなので
職場にいる頃、生徒指導などでよく怒られていました。
ほぼ正論は通しますし大事だとわかってますが、
今それをして誰得なの?って思う時は
ちょっと融通つけていました。
責任はもちろん、まわってくるんですが。。。いやぁ、よく怒られましたです。(笑)



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