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何かを失ったタヌキのブログコーナー・・・


新コーナーSCPオブジェクト紹介の説明&予告2

注意※このブログは「新コーナーSCPオブジェクト紹介の説明&予告」の続きなのでコレ↓を読んでから来るように
(http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=668662&aid=64575756)
 
では次に要注意団体に要注意団体についてです。
SCPの存在を知るのはSCP財団だけではありません。財団のように収容・秘匿を目的とするグループだけでなく、様々な思想的背景や欲求からSCPを生み出したり、入手し使用しようとする者たちが存在します。 
中には純粋に善意を動機としてそれを行う者もいるが、扱うものの性質上、その活動は大きな脅威を引き起こすことも少なくありません。 
主要なものを紹介します。 

The Global Occult Coalition(世界オカルト連合)
略称GOC。「財団」と同じように組織立っており、政治的な力も持っている競合組織。活動内容も「危険で特殊な存在をどうにかする」という点で「財団」に類似していますが、
「財団」と違いその活動方針。「財団」は「収容・保護」を基本方針としているが、GOCの活動方針は異常な存在の「破壊」です。そのために「財団」とは衝突しがちであり、また時には、無害だったSCPを破壊しようと刺激して危険な存在に変えてしまうような軽挙もやらかしてしまいます。しかし「人類を守る」という究極的な目標では意見が一致するため、
時には「財団」と協力することもあり
財団が対応に手を焼いていた事案を「破壊」という形で見事に解決したこともあります。

ワンダーテインメント博士
異常な性質を持つ物品を作りだし、販売していると思しき謎の存在。個人名か団体名かは不明。 
製作物は主に子供向けの玩具を中心としており、きちんと説明書に従って扱う限りはそれほど致命的な事態は発生しない場合が多い。ただし「遊び」「楽しみ方」の基準が一般的なそれを逸脱しているらしく、洒落にならない事態を引き起こすこともあります。 しかし狂ってはいるものの悪人では無く、説明書で禁じていない操作で自らの意図しない事故が発生した場合には誠意を尽くし、リコールに応じたりもしているらしいです。 

The Church of the Broken God(壊れた神の教会)
機械崇拝と肉体への蔑視を最大の特徴とする、異常な技術を備えたカルト的宗教団体。メカニトとも呼ばれる。機械で構成された「神」を崇め、その神が「破壊され、機能を失って」おり、その修復と神性の回復こそが自らの使命であるという理念を持つ一部のオブジェクトを神の残骸として財団からそれらの返還を要求しており、しいてはそのSCPの奪還のためには武力行使も辞さない過激な集団として知られています。
 この教会のルーツは紀元前にまで遡り、当時において後述のカルキストの軍勢と激しい戦いを繰り広げたと言われ、彼等が該当するSCPの回収を行っているのはそのカルキストらの再来に備えての事とされています。

Sarkicism(サーキシズム)
紀元前より存在する“崇高なるカルキスト・イオン”と呼ばれる人物を祖とする魔術的宗教派の総称でSCP世界においては5本の指に入る超危険集団で財団だけでなく他の団体からも危険視されています。
 この宗派の関係者はカルキストと呼ばれ、邪悪な魔術あるいは呪術的な技法を用いて人間の肉体および精神を変質させ、時に他の人間を醜悪なクリーチャーのようなものに作り変えたり、時に自分と何らかの形で同化させたりして今日まで世界のどこかで暗躍していると言われているらしいです。


Manna Charitable Foundation(マナによる慈善財団)
超宗派的な人道支援機関でオブジェクトを食糧援助や疫病対策などの「よいこと」に積極的に利用しようとしているます。構成員たちは何の裏もなく、本気で善意で活動していて悪い人たちではないのですがオブジェクトの性質をよく調べずに慈善活動に使用しようとする節があるため、予期せぬトラブルを生むことがあるタメ慈善財団困った人たちです・・・

Unusual Incidents Unit(異常事件課)
アメリカ連邦警察(FBI)のポンコツ集団一部署。財団の失敗によってSCPが衆目に晒された事件の後に、「こういった超常現象に対する捜査を行う部署を作るべきだ」という人々の声に応えて仕方なく創設された。要するにXファイル課。しかし「財団」の方が政治的コネクション・個々人の能力・知識・財力・装備などあらゆる面で大きく上回っており、かつアメリカ政府上層部もそのことを知っているので、実は活躍は期待されておらず、単にFBI内部の使えない人材の墓場になっていて、たまに本当にSCPに関わってしまう事もあり、「財団」が何らかのアフターケアをしなくてはならない羽目になることもある要注意団体屈指の役立たずのようです。

他にも色々ありますが長くなるので(え、十分長い?)のでまた今度、
次に財団世界でよく使われるワードの紹介です。

Dクラス

主に世界中から徴用されている死刑囚で構成されている最低ランクの職員で、(Dは「disposable(使い捨て可)」のDとも)「D-14134」といったように、囚人番号のような数字で呼称されています。様々なSCPにおいて、例えば、「使用すると危険が及ぶと判明しているSCPをあえて使用させる」、「内部がどうなっているのか不明なSCP建築物の中に、カメラ・通信機・GPSを装着させて侵入させる」など、実験や探索の際の捨て駒として使われます。多くの場合死ぬか、そうでなくともひどい目に遭っている事が多いです。Dクラスが財団からの命令に逆らうと、即刻『終了』(原文は「terminate」。「解雇」「契約終了」とも訳せるし「抹殺」とも訳せる)されるらしいです。

O5

 O5評議会とは、「Council of Observers, Level 5(レベル5監視官の評議会)」または「Overseer Level 5 Council(監督官レベル5評議会)」のいずれかを指します。O5評議会は財団の最高権力機関であり、12人あるいは13人の個人による議会です。彼らは財団のあらゆる活動について許可したり、拒否する権利を有しています。O5評議会のメンバーは彼らの番号のみ(O5-1からO5-13)が知られており、汚染の恐れから異常オブジェクトや実体に直接接触することは概して許可されません。

記憶処理

人の記憶喪失を促すための薬品や手段、装置のことで、基本的に財団任務の否認性を維持するために、目撃者となった一般市民の記憶を払拭するためにしばしば用いられます。

認識災害

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、感触(単なる接触に限らない)を通して、知覚する、あるいは気付くことが危険に繋がるオブジェクトを指す用語です。

長いのでまたまた次のブログに続く・・・・・・・





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