神様探訪師Mk2さんの日記 | ニコッとタウン

いざ、東北へ座敷童を求めて2017　その10真

カテゴリ：日記
2018/01/10 14:21:57

皆さん、おはこんばんちは！

神様探訪師mk2こと、かみたんです。

前回は、いよいよ明日のお祭りに備えて

神社の近くのお宿に向かうところまででした。

さて、どうなることやら・・・。

んなわけで、車を山に向かわせる。

まるで蛇のごとく、山中を這うように道が轢かれ、

そこをなぞる様に、車を走らせる。

もう、町から外れたら、

一気に緑が濃くなる。

その緑に隠れて、

天狗とか鬼とか河童とか・・・

あらゆる人外が、

様子を伺いながら気配を殺してるような

妄想が膨らんでくる。

その中にケツゴボウも、居るわけだが・・・。

道の行く先には小さなお社が見えたり、

藁ぶきのバス停とボンネットバスが見えたり・・・

いきなり時代の端っこを捕まえて

様子を伺ってるような気にさえもなる。

そうこうして、いくつかの民家の群生地を抜けて

たどり着いたのが

早池峰神社である。

そこそこ開けた場所に、鳥居を設け、

その奥にある神域と差別化しているのだろうか。

その鳥居の奥に

神秘の香りを勝手に感じている。

何しろ、この神社は

座敷童さんの故郷であり

集まりどころなのだ。

いやがおうにも、期待は膨らむ。

宿屋に入る前に、お参りをして

座敷童の故郷に挨拶回りをするのであった。

その直後に、社務所になってる御住いに伺うと、

直後にお返事を頂く。

簡単な挨拶を済ませて、お札を複数枚分けていただき

その場を後にして、宿に向かう。

宿の表玄関を開けて、声掛けをすると

はきはきした返事とともに女将さんであろう方が

対応して下さる。

宿泊客用の玄関と、車の駐車位置を確認して

その後に荷物を運び入れる。

そして通されたお部屋は個室である。

本当は相部屋だったのが、キャンセルが出て

個室が空いたので、そのままその場所を宛がってくださったのだ。

有難い。

そう思うのは、

その相部屋の状態が、

嫌でもそう思わせるからである。

相部屋・・・人によってイメージは異なるが、

ここのお部屋は、あからさまに

宴会合宿場である。

鬼の様でさえある。

ここのお宿は、以前まで晩御飯はジンギスカンセットを

提供していたのだが、宿泊客の持ち込み量が半端なく

今は、持ち込みでお客たち自身で賄ってるようだ。

もう皆さん、半端ない。
段ボールに、
スーパーのお弁当やお惣菜を持ち込む方。
普通に調理素材を、複数持ち込む方。
一升瓶を、数本持ち込む方。

ああ、こりゃあ・・・
お店だわ・・・。
宿泊客が宿屋の中で、居酒屋の屋台として一体化してるわぁ・・・。

え？
日本酒をのめって？
タクシードライバー？

それ何処の映画タイトル？

え？本当に日本酒の銘柄なの？
あ、頂きます・・・ドキドキドキドキ・・・ちゅう・・・
え？　ぐびぐび・・・うまし！

マジに旨いんですけど！
危険なんですけど！
喉に引っかかりが無いんですけど！

やばい！やばすぎなんですけどぉ！
などという、トラブルを大笑いして
集団の距離は近づいてゆく。

その場で私が皆さんの授かった
座敷童人形のお話を伺うと
待ってましたの、大にぎわい！

皆さん、話したくて仕方ない様子ありあり・・・。

それぞれのエピソードが、
誠に面白い。

今回は私以外に
座敷童人形を授かりに来たご家族が1組。
それ以外は皆さん素敵に授かってる方ばかり。

私は、キャンセルが出たら、御縁が有れば・・・。
などという、他力本願寺にお願いしまくり状態
だったのである。

その、座敷童人形さんの御話しは
また次の機会に・・・。

ああ、情け容赦ないセリフ。
次の機会に・・・。

以前のNHKの放送コマーシャルを彷彿とさせる・・・。

見るもの無いのに、面白そうな番組だなぁ・・・。
などと思ったら、
「衛星放送～～～・・・」
そんなの受信装備ねえやい！

実に、残酷コマーシャルだったなぁ。

今回紹介しきれなかったけども、
座敷童さんのお祭りに伺うきっかけになった方の
エピソードも次回にね。

続けば良いなぁ・・・次回・・・。