Nicotto Town



暴夜物語


表題ですが、読めるでしょうか~?
実はこれ、アラビア物語……と、読むのです。

何をかくそう、アラビアン・ナイト Arabian Night のこと。

もっともこれも、ヨーロッパ二紹介された時の抄訳のタイトルでして、
正しい訳は「千夜一夜物語」。
アル・キターブ・アリフ・ライラ・ワ・ライラ、といいます。

本来は口承文芸で、ひろくアラブ文化圏に広がっているので、
地域によってバージョンが違うものがあるようです。
また、翻訳による版の違い(翻訳者が、違うバージョンから話を繰り入れたりしている)もあります。

有名なのが、マルドリュス版、ガラン版、レイン版、バートン版、でしょうか。
日本人は几帳面ですから、全ての版及び原著からの訳の5版が日本語になっています。
岩波文庫に3つくらい入ってたんじゃないかな……。

さて、それでは最も良く語られる、シンドバッドの冒険とかアラジンと魔法のランプはどこに入っていたのか?

これは、バートンによりますと、カイロ版に入っている物語らしいです。
バートンはカイロ版も一部翻訳してくれているのですが、
なんといいますか、カイロ版は格別エンタテイメント色が強い!

エジプトはアラブ圏でも一番の文明国ですし、カイロは賑わっている都市ですから、
語られる物語がより面白いものになったのかもしれないですね~。

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2018/03/29 21:04
>璃音さん
ぜひぜひお願いします!
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2018/03/28 22:54
了解しました〜〜
図書館に行った時確認しますね!
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2018/03/27 22:52
>璃音さん
字面のインパクトが凄いですよね!
暴夜でアラビア……というかこの場合はアラビヤ、でしょうか。
璃音さんのところの図書館で揃えているのははたして何版なのか……!
わかったら、教えて下さい。
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2018/03/27 22:51
>カズジャックさん
明治時代の事ですし、理由はわかりませんw
国や地名の当て字も、定番で使われているもの以外の書き方があったりもするみたいですね。
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2018/03/26 21:17
暴夜物語でアラビア物語…インパクトありますね〜
昔ざっと読んだのですがじっくり読み返したいので図書館で探してみます
幸いアラビアンナイトは全巻揃っている図書館なのです
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2018/03/26 18:19
暴夜って何故にwwwww
何か色んな国を漢字で書くと変な感じになることがありますよねww
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2018/03/25 13:01
>如月けいさん
図書館が遠いのは痛い><
図書館や市の図書室は、結構、他の図書館にある本を取り寄せてくれたりもします。
うまく巡り会えますように。
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2018/03/25 13:00
>すみれさん
確かお話の中でも、誰も想像しないような、荒唐無稽な言葉を呪文にした、となっていたかと思います。
今なら、ランダムな文字列を使ったパスワード、みたいなものでしょうか。
ぜひ、威風堂々と唱えてみて下さい!
ヤー、というところを忠実に「開け、おお、胡麻よ!」としている訳文もあったかと思います。
アラビア語では実に普通に、ヤー、という呼びかけを多用するようです。
たとえば……ちょっといかめしく、アッサラームアレイクム、ヤー すみれ!
あなたに平安あるように、おお、すみれよ!
……と、なりますw
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2018/03/25 12:57
>みのちんさん
なんといっても明治時代のものですから、どういう意図でこの表題になったのかはなんともいえませんw
色々と想像すると楽しいですね。
当時、ヨーロッパでは流行りのものでしたから、目について日本にも紹介したのだろうと思います。
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2018/03/25 02:00
図書館!!
思いつきませんでした!!
綺麗なカラー挿絵は魅力的ですね♪
大きな図書館じゃないと…見つからないかな…図書館…遠い…orz
でも、探してみます、ありがとうございます✿
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2018/03/24 22:05
「イシュタフ、ヤー・シムシム!」・・って 面白いですね~シムがゴマだなんて
お笑い芸人さんの シモシモ・・を連想して 笑顔になりました^^
でも考えてみれば 扉を開くのに なんでゴマなんだろう。。(^-^; 
興味を持つと 疑問も出てきますね 調べてみるとどんどん楽しくなるかもです
呪文って 唱えるだけで 何かエネルギーを頂けるような気がします
今度 アラビア語の呪文 使ってみようかなぁ~・・って そんな場所あるのかしら^^;
わぁ~い!手持ちのすみれ・・嬉しいなぁ~よろしければ ぜひぜひお願いします<(_ _)>
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2018/03/24 21:02
暴れる夜と書いてアラビア・・・
初めて知りましたが、単なる当て字では無く意味があるんでしょうかねぇ^^;
当時のアラビアの夜はとても危険だったとかwww
それとも波乱万丈な夜の物語を綴ってあるので、敢えて表題にこの字を当てた物なのか???
一般的にはアラビア=亜剌比亜だったと思いますので^^;
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2018/03/24 08:12
>すみれさん
これは知らないと読めないですよね!
子供用のは子供向けにリライトされているはずです(もともとの話は、かなーりセクシュアルな部分も多いのです。大人向けの口承文芸ですから)>
そうそう。
扉を開ける呪文として有名な「開け、胡麻!」というのがありますね。
あれはアラビア語では「イシュタフ、ヤー・シムシム!」といいます。
シムシムが胡麻のこと。(セサミの語源)
ヤー、というのは呼びかけの時に使われる言葉です。
印象はいかがですか~?

あ、手持ちのすみれ2つめができたんだけどもしよろしかったら!
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2018/03/24 08:09
>如月けいさん
明治時代の事ですからね!
それにしても凄い字面ですよねえw
今、日本で一番手に入れやすいのは岩波文庫ですが、
図書館で探すなら、バートン版千夜一夜者が得たりは綺麗なカラー挿絵の入った、河出書房版8巻本がお勧めです。
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2018/03/24 03:05
表題だけ見て全く見当がつきませんでした
アラビア物語でしたか・・小さい頃 何度もお世話になった世界です
なに版を読んでいたのかしらね~外国文学は翻訳ものしか読んでないので
読みながら違和感を覚えるような言葉とか言い回しとか感じたことはありました 
どの世界でも 少し足を踏み入れると奥が深く興味深いですね~私は 
いつも与えられたものをそのまま受け取るだけで素通りしてきた感じです 
頭がザル?なんだと思いますが・・興味をもつことの大切さを 今更ながら感じます 
知らないことだらけの世の中だけれど・・だから興味深く面白いのでしょうね
今度 本屋さんを覗いたら ちょっと気にかけて探してみようかなぁ~(^^)/
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2018/03/24 02:57
暴夜でアラビアと読ませるのですね?!
すごい当て字^^;

シェヘラザードの語る「千夜一夜物語」がアラビアンナイトのの元?ということは知っていましたが
そんなにバージョン違いがあるとは知りませんでした。
岩波文庫にあるのですか?
ちょっと興味があります。
読んでみようかな…^^?
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2018/03/23 23:32
>スイーツマンさん
はいっ。あるのです~。
うんと品揃えの良い書店で岩波文庫のコーナーに行くと、もしかして3バージョンほど全巻置いてある……かもしれません。
巻数があるし、岩波書店の本は書店買い取りですから、なかなか難しいのですが……。
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2018/03/23 23:07
なるほど千一夜にそんなにバージョンがあったのですね



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