煽り文句としては古いかな。しかし、安定感はある。

日記をしたためようとさっき思い至った。出血大サービスというのは個人的な出来事に関している。

今、私は右腕と背中を負傷している。負傷してから1週間が経とうしており、痛みも大分引いているといった状況だ。
痣を作ってしまった原因は、私の不注意であると言うほかない。


舞台は常に水気を纏う温泉施設。掃除前の浴槽はぬめり気があり、気をつけないと足を取られてすってんころりん。私は浴槽の階段でそれをしてしまった。

階段は人の体くらいの幅しかなく、私はとっさに浴槽のふちに両腕でストップをかけ、落ちようとする体を止めた。

私は後ろから落ち、肘や二の腕の裏、背中を強打。強烈な痛みが襲ったが、なんとか動かせることを確認し、業務をこなそうとした。
でも上手く力が入らない。更には他の人は帰る時間で、いつも1人で業務する時間だったために頼れる人はいなかった。
だが、業務としてはほぼ完遂に近い状態だったことは不幸中の幸いだった。力仕事もなく、その日は無事終了した。


帰宅後、私は痛みのある箇所を鏡で確認した。二の腕の裏と肘はなんともなっていなかったが、背中にハンバーガーくらいの赤い痣が。
折れてたらやだなと不安に駆られた。病院に行くのも面倒だし、そう簡単に骨折されても困る。

折れてない！ と言い聞かせ、自然治癒で治そうとビタミン入りのジュースを飲んで、細胞修復のイメージを脳に再生して寝ることにした。

栄養に気をつけ、自然に治ることを祈りながら日々を過ごした。


結果、背中の痣は赤から黄色に変色しつつある。
二の腕の裏にも黄色の変色を発見した。内出血を起こしていたんだと思う。痛みも減り、快方に向かっていると安心している。

なんとなくこけるとショックだ。自分も若くないし、慎重さを持つべきだなと反省。
怪我には気をつけたい。生活もあるし。

以上、痛い話でした。