Nicotto Town


ネット小説を書く奴の気まぐれ日記


とある魔術の禁書目録Ⅲ感想第一弾※ネタバレ

かなり早めの日記投稿ですね。

なぜこんなに早いかというと、まあ色々あるわけですが、主に私が休みの日だからというのもあります。そしてお酒を飲んでしまっているのです。

まあ、前々から書こうとは思っていたことなんですけどね。

では行きましょう。
最近『とある魔術の禁書目録Ⅲ』のアニメを観ました。
1期2期と追ってきたので、ずっと観たいと思いながらようやく観れたのです。
一気見です。大人買いしました。

特に好きな作品だったので、ちょっと整理しながら感想を述べてみたいと思います。書きたいことがあり過ぎて、1つでは書ききれないので、折りを見て続きを投稿します。
ちなみに原作を読んでないので、アニメで明言されているものしか知らないので悪しからず。

3期は3人の主人公がいましたね。その人物たちを中心に感想を述べていきます。

まずは浜面仕上(はまづらしあげ)です。
その前に知らない方に舞台設定のご説明を。
東京西部の大部分を占める総人口230万人の8割が学生である学園都市。そこでは最先端の科学を駆使して超能力の開発をするカリキュラムにより、超能力者を生み出していた。
学園都市の社会通念では、無能力者——レベル0から超能力者——レベル5を査定しており、多くの学生は超能力者を夢見て学園都市にやってくる。
今回紹介する主人公は全員学園都市の学生、または学生だった者です。

浜面仕上はレベル0、無能力者です。
それどころか、スキルアウトというチンピラ集団の1人でした。スキルアウトと一言で言っても、いろんな集団がおり、集団の1つのナンバー2にいる人物でした。
しかし、学園都市上層部からの依頼を上条当麻(かみじょうとうま)に阻止され、依頼を失敗した浜面は、暗部組織に身を売られました。
その後、浜面は暗部組織『アイテム』に所属することになり、雑用係をしていました。そんな最中、暗部組織『スクール』の襲撃に遭ってしまいます。アイテムの構成員はやられてしまい、仲間である滝壺理后(たきつぼりこう)に、
「レベル4のわたしが守るから……。あなたを死なせたくない」
という身をていした言動をきっかけに、上条当麻に言われた言葉が甦る。

「じゃあテメェは、助けを求める人に手を差し伸べたのか。テメェらが馬鹿にされてきた理由は、力のあるなしなんかじゃねぇ。そんなつまんねえ幻想なんて、自分でどうにかしやがれ。このクソ野郎がっ!」

浜面は滝壺を守ると決断するも、滝壺に無理筋の能力を使わせる麦野沈利(むぎのしずり)——学園都市の中で7人しかいないレベル5の超能力者第4位『メルトダウナー』——から、かつ計画の障害となる因子として、学園都市そのものから、自身も命を狙われていることを認識し、ロシアへ逃げていく。
能力者ではないが、命を張って抗う浜面仕上は、時として敵対する対象に残虐な行為をしながらも、大切な人を守ろうとする意志を持っていました。
ですが、麦野沈利はアイテムの主要構成員で、滝壺たちとも仲が良かったのです。麦野は浜面との戦いで何度も負けてしまい、遂には滝壺の体調が悪くなった要因である『体晶』——能力の暴走を促す一方、体に毒となる物質——を摂取し、浜面を仕留めようとするが自滅。麦野は動けなくなる。
変わり果てた麦野の姿を見て悟る。麦野も学園都市に利用されていると。
だから一緒に戦おうと説得する。もう一度『アイテム』を作ると。

これが3期までのだいたいの内容でした。

浜面仕上は1期に出ていないし、2期では最後の方に出てきただけです。
物語の出され方はエキストラ的な感じではありましたが、3期になって主人公に格上げされていったのです。更にレベル0、正真正銘の無能力者です。
それでも大切な人を守り、義理を通そうとする姿勢は、元々スキルアウトのチンピラには思えませんでした。

更に言うと、前に学園都市の計画に支障をきたしたので浜面は命を狙われていると述べましたが、実は学園都市は科学技術を駆使して計画を策定、実施しているようなのです。1つや2つではないらしいです。
そして、重要なプランには学園都市に住んでいる学生が重要なキーになっているようです。ですが、浜面仕上はプランにはなかったのです。それは綿密に組まれた計画のエラーであり、浜面仕上の行動や言動が及ぼす影響が大きくなれば、計画の破たんにつながるのです。なので、浜面仕上は狙われたのでした。
レベル0で、誰にも顧みられないにもかかわらず、大切な人のために自分を奮い立たせる者は、これからどんな活躍を見せてくれるのか期待です。

次回は一方通行(アクセラレータ)です。この主人公を通して、アニメの感想を書いていきたいと思います。
ではでは。




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