Nicotto Town



ネタばれ読書日記『機械探偵クリク・ロボット』

評価★1

内容
古代ギリシアの発明家の子孫ジュール・アルキメデス博士によって発明されたクリク・ロボットはいくつもの機能により事件を解決する。

感想
バカミスである。
アマゾンの紹介に二大巨編、とあったけど中編2話くらいの薄めの本。
著者名はカミとなっているが、本名はピエール・ルイ・アドリアン・シャルル・アンリ・カミというそうです。
小説の挿絵は作者本人が描いており。見ているうちに現代に生まれていたらギャク漫画家でも目指していたんじゃないかと思う。ユーモア小説家だしね。
ただし事件の犯人も真相も突飛で、あまりにもくだらなく、対立する警官も絵に描いたような無能傲慢さ。最終的には軽い読み物なので読んでしまったという感じです。
最大の違和感は作者の人型ロボットや人工知能のイメージ。
クリク・ロボットは自立しているようで、博士の命令も聞くけど、微笑むという動作に博士がいちいち背中のボタンを押している。その他の動作もレバーを使ったり、博士本人が使う道具を発明すればいいのでは??
作品の発表が1945,1947ということでミステリの歴史には重要な変異種何だろうけど、私はイマイチでした。

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2021/10/30 15:05
たしかに



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