Nicotto Town


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夏デートするなら海派?花火派?

アマプラでポケットモンスターココを視聴。

去年2回ほど見たけど、また見た。
タイトルにあわせて(デートではないけど)花火が登場するのでココの感想。

ポケットモンスターココは、森を我が物顔にしているポケモン、ザルード達の話。
一匹のザルードが人間の赤ちゃんを拾い育てるというもの。
ザルードの掟は厳しく、ザルードの棲みかには他のポケモンや人間が立ち入る事はできず、人間の赤ちゃんを連れてきたザルードは追放されてしまう。

親を探している時に町に降りてくるんだけど、その時に花火が上がるんだよね。
森には存在しない、人間が作り出した花火。多分夏だったんだろう。この時見た花火を父ちゃんザルードはずっと覚えているんだよね。

ココと名付けられた少年は成長していくんだけど、自分は他のポケモンや父ちゃんと形が違うことに疑問を抱く。ポケモンは技を使うんだけど、自分は使えない。
そんな事を考えていると、配管にぶつかり、滝へと落ちてしまったところでサトシと出会う。

当然、人間の言葉は分からないので、言葉は通じない。でもポケモンの言葉は分かるので、ピカチュウの事は分かるサトシとピカチュウを通して会話が出来たというもの。

この時初めて「ピカピ」が「サトシ」だと気づいた。長い間ポケモン見てたけど、やっとだよ。
見返したらけっこうピカピ言ってるなと。

ココが自分が人間だと知ってサトシと町を探索しているときに花火が上がるんだよね。
この花火は、町からいなくなってしまったセレビィに捧ぐもの。
花火には鎮魂の意味もあるので、国や土地によって、人々の想いを打ち上げているのかもしれない。

なんやかんやあって、森が人間に破壊されるけど、森のポケモン達と協力して森を守っていく。その時に森を我が物顔にしていたザルード達は、森は自分達だけのものではなく、みんなのものだと考えを改める。

ココはポケモンの気持ちも人間の気持ちも分かる存在。
人とポケモンの架け橋になりたいと旅にでる。

その時に、父ちゃんザルードは昔に見た花火に似せて水を打ち上げてココを送り出す。
ザルード流の打ち上げ花火だった。
想いが届いたのか、セレビィも森に戻ってきた、という話。


ちょっと前に見たボルケニオンの映画では、傷ついたポケモンはそのまま花畑に暮らし、人間と接触しないように暮らしていくという終わりだった。王子か王女が傷ついたポケモンと人間を繋ぎ、共に暮らしていけるように協力する存在になれたらもっと良かったかもしれない。
ボルケニオンの映画好きなんだけどちょっと引っ掛かったのが、サトシが「ポケモン好きだから」って言っているシーン。
なんというか、ポケモンはポケモンなんだけど、人間とポケモンに線引きしている印象があった。ほっとけないって気持ちはどのシリーズのサトシも同じなんだけど、ボルケニオンが人間臭いので、ポケモンとして見てるのに違和感があったのかな?そんな感じ。

ココで良かったのはそこだと思う。
人とポケモンが協力して、っていうのがいいよね。みんなの物語でも思ったけど。
それぞれにそれぞれの居場所があるのはそうなんだけど、ちょっとお互いに関心を持って欲しいよね。

人間の言葉はほとんど分からないココだけど、友達って言葉を覚えていたら後はなんとかなりそう。

#夏デートするなら海派?花火派?





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