トヨタのF1撤退から考える事
- カテゴリ:車・バイク
- 2009/11/05 23:38:43
予期せず、というかトヨタ的には「いつでも撤退できるように」していたようですが、F1撤退が決まりましたね。
ブリヂストンも来年いっぱいで撤退。ルノーも撤退も視野に入れ、来年の活動を考えているとか。まぁ、もちろんこれは昨今の経済事情もあるとは思うのですが、F1そのものに自動車メーカーなどが魅力を感じられなくなったことが、一因じゃないでしょうか。
ホンダが撤退したときに「今のF1に復帰しても得るものがない」という趣旨の発言をしていましたが、まあ、正直なところ今のF1には自動車メーカにとって魅力はないのでしょうね。
昔のF1は「自動車の実験場」的な要素が強かったのですが、レギュレーションによる強力な縛りで、実験的なことが出来なくなり、一般車への技術のフィードバックが出来なくなってきたわけですね。
例えば KERS。エネルギー回生システムで、これを利用することで一時的な馬力アップを図れる、というものですが、これは一般車に何の転用も出来ない、無駄な装置ですよね (あくまでも一般車への転用を考えた場合です)。
90年代のF1では、ホンダはエンジン開発から得た技術で、ガソリンの効率的な燃焼システムを一般車に取り入れたりしていました。
今後のF1を考える上で、環境技術を見据えたF1マシンの開発の方向性など、別の視点で自動車メーカーが参加できるあり方を、考えなくちゃいけないようです。
内燃機関からハイブリッド車を経て、燃料電池自動車や電気自動車が重要視されて
いる中、F1は厳しい立場に立たされていますね。
琢磨、一貴、可夢偉、せっかく良いドライバーが現れたのに、僕も残念でありま
せん (-∀-;)
>>夕顔さん
一時期はワークスチームがフェラーリ以外ない頃もあったので、そういう意味では
悲観していませんが、しかし、現在のF1を取り巻く状況はホントに厳しいものが
ありますね。
>>エリカさん
可夢偉は力を見せてくれましたから、ひょっとしたらシートが取れるかもしれ
ませんが、今期、運が悪いとしか言えなかった一貴や、浪人中の琢磨が不憫で
なりません・・・。
来期のF1も正直、大丈夫なのかなぁ、と思います。
>>びわさん
いえ、決して的外れではないですよ。特にソーラーカーレースなどは以前は行われて
いましたね。とりあえず、ハイブリッド車の技術の開発が出来るような、レース環境
があっても良いように思います。
ホンダもハイブリッド車のスポーツカー「CR-Z」を来年発売する予定ですしね。
エンジン音のよさがなくなるのはさびしいですが、電気自動車でもスポーツカーの分野が成長していって欲しいので
そのようなものがもっと大々的に行われてもいいかなーと思っています。
(的外れならもうしわけないです。)
可夢緯にチャンスを与えてくれるチームが有る事を
節に望みます。
来季もF1は続いていくのね??
はぁ~~~溜息。。
F1の将来が心配です。。