添削前と後との俳句など(1)
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/10/30 08:29:50
写真は先日訪れた山中湖です。
写真付き
https://erika-chapi-2610.at.webry.info/201810/article_1.html
私自身の感想は、福祉の世界でいろいろな家庭がある(決して幸せな家庭ばかりではない)と学ばせていただいたことをもとに、例えば、どうして母=海のように広い、やさしい、強いなどと勝手にイメージするのか、切なさや悲しみを読んではいけない(と添削に書いてありました)、弱気になってはいけない、強さをださなくてはならないというコメントに戸惑いを感じました。
自分でいいなと思う俳句は、上段に、通信教育での添削は、下段に書かせていただいて、見比べていただけましたら幸いです。
○姿より香りに生きし梅の花(学歴やお金や外観などよりその人の人柄が香るような、それは大変ささやかでも梅の花のように謙虚にいきていきたいという意味を込めました)
⇒姿より香りのよけれ梅の花
○潮風に波打つごとし野水仙
⇒潮風や波打つごとき野水仙
○ただそばにゐて欲しき日の赤まんま(切なさを出したかったのですが、ただ切ないだけではなく、ある芯の強さも表現したかったのです)
⇒ただそばに居れば安堵の赤まんま
○守りつつ守られし母石蕗(つわ)咲きて(義母もまわりもお互いに支えあっていることを表現したかったのです。亡母は、とても繊細で弱いところも持っているひとでした)
⇒石蕗咲くや家族守りて母と義母 もしくは 石蕗咲くやまとめ髪なる母と義母