守ってあげたい ♪
- カテゴリ：30代以上
- 2016/04/18 19:08:37
新婚ホヤホヤだった二十数年前，
会社でメンタルヘルスの研修を受けました。
心の病に関する研修は，当時の我が社ではまだ初めてで，
老若男女，数十人が受講しました。
講義の冒頭で，講師が受講者に向かって
「皆さんは，誰の死に最もストレスを感じますか」
と質問すると，年配の女性社員が手を挙げて
「子供の死です。今，息子は大学受験中ですが，
息子が死ぬことを想像すると，たまりません」
と答えました。
私は，父母を亡くした時の気持ち，カミサンが死んだ時の気持ち，
この先生まれてくる子供が死んだ時の気持ちを，
思い出したり想像したりして，どの場合も，
最期までできるだけのことをして見送る場面を思い浮かべました。
ですが，次に，自分が死ぬことになった場合を想像してみて，
自分が死んでしまったら，その後は，
カミサンや子供が悲しい時，困っている時，助けが必要な時に，
自分はもう何もしてあげられないのだと気付き，
大切な人を守れなくなることは とっても悲しいと思いました。
講師が 「子供以外で，ありますか」 と言ったので，
私も手を挙げて 「自分の死です」 と答えると，講師は，
「日本では，子供の死に最もストレスを感じる人が多いですが，
アメリカでは，配偶者の死に最もストレスを感じる人が多いです」
と言って，話を先に進めました。
あ！ ちょちょちょ！ 先に行っちゃう？！
このままだと俺は，他の社員から見て，
「家族の死より，自分の死を嫌がる人」
「家族より自分が大事な人」
ってことになっちゃわない？
説明・弁明の機会を与えよ！ ＞＜
ところで，本日は私の母の命日です。
母は，入院中，ベッドで天井を眺めながら 「死にたい」 とつぶやいて，
付き添っている家族をギクリとさせ，
凍り付かせることがたびたびありましたが，
本当は，まだ死にたくなかっただろうなと思います。
兄や私が，学校を出て社会人になって，家庭を持っていくのを
見守りたかっただろうなと思います。
大丈夫！
あなたの息子たちは，いいオッサンになっているよ！（笑）
転勤中で私が千葉にいなくても，
今日，一人で墓参りに行って，
写真を送ってくれたカミサンに，感謝。 ＾＾
働き盛りぐらいの年齢の日本人は，
配偶者が最も大切って，人前ではなかなか言えないですよね～。
カミサンは，自分は会ったことの無い私の親の墓参りに一人でも行ってくれるので，
感謝しています～。 ＾＾
ビデオですか！
う～ん。
我が家にはビデオカメラが無かったので…，
いや，私が子供の頃にはどの家庭にも無かったですが，
もしもあったら，親の声も残っていたのになあ。
ほぉ～( ´艸｀)❤ そこんところ、奥様、偉い！！
記憶があいまいになってゆくこともあるでしょうね
私も身近になったとはいえ、会話の記憶はやはり薄れて行きますが
結婚式のビデオをみるたびに 若い両親の姿を見て
当時の両親の年齢に 少しづつ近づいている自分を感じますね(=＾▽＾=)
そうですね～。
理由とセットで一気に答えるべきだったかもしれません～。
講師としては，予想外の答だけ言われて，しかし理由を掘り下げたら，
とんでもない主張が出てきそうで面倒だと思ったみたいでした～。 ｏｒｚ
親御さんを見送ってから身近に感じて穏やかな気持ちに，ですか～。
私の父母は，なかなか身近になってくれないです～。
今週日曜日なんか，母の命日の前日だという意識があったのか，
母に関する夢を久し振りに見たのですが，
母の顔を思い出せなくなっている自分に狼狽している夢でした。
目覚めてから必死に思い出しましたけど。
顔も，声も，話したことも，記憶が小さくなっていくのが寂しいです。
講師としては，「子供以外で，ありますか」 と問いかけて，
「配偶者の死」 と答える人がいちゃったら，
「欧米か？！」 ってツッコむつもりだったんですかねえ。ｗｗ
「自分の死」 は全く想定していなかった感じでした～。
しかし，ゆっきさんのおっしゃるとおり，
会社の研修で 「最もストレスを感じるのは配偶者の死です」 って言うのは，
ラブラブだって言ってる感じで，日本人的じゃないですよね。
それだったら，「ハムスターのミミちゃんです」 と言って笑いを取った方が
まだ日本人的な感じがします～。 ＾＾
講師は，受講者に問いかける以上は，
いろいろな答に対応できるようにしておくべきですよね！
サッとスルーされて，私はもちろん，他の受講者だって，
「えっ？ スルー？」 って思ったと思います～。
えっと～。
私の場合は，カミサンの家族を大切にしているというより，
何とか利用できないかという悪だくみのために優しくしておりまして，
カミサンが靭帯を損傷して歩けなくなった時には
カミサンのお母さんに我が家に長期間来てもらって家事をしてもらったり，
正月にはカミサンの実家に行って
カミサンのお母さんが揚げた鶏の唐揚げを大量に持ち帰ったり，
カミサンのお母さんを使わせていただいちゃってます～。ｗｗｗ
あはは～
「自分が死んで 残された家族を想うとたまらんっ」と言うべきだったのかなぁ～(=＾▽＾=)
私ね 両親を見送って15年を過ぎましたが、
居なくなってからのほぅが身近に感じるようになって
穏やかな気持ちがするよぅになりましたょ(=＾▽＾=)
超自己中な男だ、さっさと進もう・・・・的な場面が想像されますが・・・・(≧∇≦)wwww
ここは「配偶者の死です」って言わなきゃいけないところだったんですね～。
わかんないよね～～。
それに、日本では、「配偶者の死」なんて言う人、いないんじゃないかな？w
ふみふみさんの「おいおい(･_･;」な顔を想像したらついつい 笑ってしまいます。
お墓まいりに行ってもらえて よかったですね〜。
ふみふみさんのお家は お互いの家族も大切にされていていつも素敵ですね。
あはははは。
そうそう！
私は、講師の台本に無いことを言ってしまったようです。
関わると話の展開が狂うと思われたみたいです～。WWW
うちのカミサンは、
自分は会ったことが無い私の母のため、
実の息子の私は行かないのに、
一人で墓参りに行ってくれて、
なかなか偉いと思います。
（身内を褒めるのは なんですが。）
そうやって日頃から尽くしていれば、
関東に大地震が来た時には、
母がカミサンと娘を守ってくれそうな気がします。
(^_^)v
「この人は、何か良い意見を出してくれるのでは」
と、もっと突っ込んで欲しかったですね。
講師の台本では、次は「配偶者」が出て
アメリカに繋げて行きたかったんでしょうね^^;
素敵な奥様と、可愛い娘チャンに恵まれたふみふみさんを
お母様は、今も見守っていらっしゃると思います。
美人ではありませんが，良い嫁さんをもらったと思っています～。(^_^)v
２０年以上前は，我が社でも 「メンタルヘルス」 ではなく，
「心の病」 とか，ストレートに 「うつ病」 とか言っていたと思います。
この手の研修は，それ以来毎年のように開かれていますが，
私はいまだに，ストレスを感じても休む勇気がありません。
休んでしまったら，もう二度と頑張れなくなりそうで怖いです～。
初めまして。
コメント，ありがとうございます！
プロフィールも読んだ上でコメントを下さったんですね！ ＾＾
記事のタイトルは，
もちろんユーミンの歌を意識しました。ｗｗｗ
今，ＢＧＭは 「昨晩お会いしましょう」 です。 ＾＾
東京・香川の移動は，私は岡山経由の新幹線派ですが，
職場の別の人は，夜行バス派が多いです。
時間もお金も節約できて良いらしいですよ～。
母は，私が中１に上がったばかりの４月に他界しました。
病室で私と二人きりになった時に，
「父さんは凄く悪い人だから，絶対に父さんを信用しちゃいけないよ」
なんて言っていだぐらいですから，
私のことをかなり心配していたのだろうと思います～。
研修の講師は，私が変わり者みたいな空気になったままスルーはひどいですよね？
でも，後日，仲の良い後輩と飲んだ時に，
この研修の時の話をしましたら，
「ふみふみさんが自分が大事だっていう意味で言ったんじゃないって，
きっと皆 分かっていると思いますよ」 と言ってくれて，ホッとしました。 ＾＾
そうなんですよ～！
講師～！
ここは流さず，理由を言わせてくれよ～，って思いました～。ｏｒｚ
講師は，うっかり理由を聞いたら，
私が何かどす黒い考えでも喋り出すとでも思ったのかな～。ｗｗ
お母様も安心しておられると思います＾＾
２０年以上前に、メンタルヘルスに取り組んでいた、ふみふみさんの会社って、すごいですね！
いまでこそ当たり前のように「メンタルヘルス」っていうけど、当時はまだまだ認知度が低かったと思います
タイトルを読んで、守ってあげたい→ねらわれた学園→原田知世、を想像しました。
うーん、歳がばれる(苦笑)。
四国への単身赴任では、こちら千葉には中々帰省出来ませんね。
私個人的に、四国へ行きたいのですが、料金を考えるとフェリーだけど時間が掛かる、時間を考えると飛行機だけど料金が掛り過ぎる、と今一つ決断出来ないままでいます。
最近実家の墓参りに行っていないから、近いウチに親父に線香でもあげてこよう、と思いました。
今日ご命日なんですね・・・
うんうん ふみふみさんはお母様も満足の自慢のおっさん❤（愛息）だと思います＾＾
確かにその講師～～～ｗｗｗ せっかく手を挙げて答えたのにスルーするなんて
フォローがないなんて酷すぎるｗｗｗ
大事な人を残して旅立つのも お見送りし残されるのも どちらも辛いですよね