荒川弘『銀の匙 Silver Spoon 』加筆
- カテゴリ：日記
- 2020/09/22 19:55:19
楽天kobo入会特典ポイントと手持ちの期限間近ポイントを使いタダ同然んで始めた電子書籍購読ですが、本格的にカラー版ジョジョ6部に入る前に期間限定無料本にハマり時間調整中です^^ゞ
その内の一つが荒川弘が「鋼の錬金術師」に続き書き下ろした「銀の匙」です。
特に将来の夢を持たず親元から遠く離れて高校生活を送りたい主人公が、
大蝦夷農業高校＝通称「エゾノー」で繰り広げる青春グラフィティです。
本作の１から3巻が数日前に期間限定で無料購読出来ました。
システムを有効に活用するためには先ず無料期間に購入することのようです。
現在無料作品のメニューから消えた作品でも自分のライブラリーに残っているのでレンタルとは異なりお得かも♪^^v
但し、使い始めて日が浅い為、変化が出たら追記します。
さて第1巻は登場人物の紹介がてらプロローグ的要素が強いと思いますが、
「春の巻」1-8を収め作品の世界観を理解するに十分な展開を見せてくれます。
例えば第７話「春の巻⑦」が表紙から笑わしてくれる印象的な回で豚がテーマです。
アーミールックの女性、富士先生は冒頭でチャーチルの言葉を引用します。
「猫は人を見下し犬は人を尊敬する。しかし豚は自分と同等のものとして人の目をみつめる」
そして子豚の飼育実習の中で、（以下、＊to＊引用）
＊…豚の乳は胸側が沢山出て、尻側の出が少ない。
子豚たちは生後すぐに母乳をめぐる生存競争で自分専用の乳首を決める。
強い物が胸側を、弱い物が尻側の母乳に押しやられる。
そして競争に負けた子豚はその性質で、
一度ここで良いと決めてしまうと他に良い場所があるにもかかわらず劣った環境に居続けてしまう…
最初の競争からはじき出されただけで、二度と上を目指さず「ここで良い」と決めてしまう…＊
「お前たちはこうなるなよ」と黒べたの迫力あるコマで主人公を見つめるように仰います！
その後も普通の人は知らない農業における豚の実情がリアルに語られます^^ゞ
無料作品は幅広くピンからキリまで逐次入れ替わり登場するようで、
当りを引ければ試し読みする価値は充分にありますよ♪^^v
【追記】
9/16(水)および17(木)に購入した「期間限定無料」の書籍がライブラリーから消えました！
実質上1週間の無償レンタルのようです^^ゞ
＃♪：Silver & Gold / Neil Young
https://www.youtube.com/watch?v=H_m8zL-IIPY
歳と共に老眼が進み、コミックスの小さなコマと
その中にある吹き出しの文字を読むのが辛いです( ;∀;)
電子版は約24インチのディスプレーに表示して読みますが、
必要に応じてさらに拡大出来るので、小さなコマに詰め込んだ活字が難なく読めます♪^^v
オマケに全編カラー表示は感動的に内容が分かり易くなる作品が有りますよ♫
Neil Young は1970年頃から友人とレコードを貸し借りして聞き始めましたが、
未だ元気に活動していて嬉しいですね♪
”On the Beach”のジャケットは海に向かって渚に佇んでいましたが、
手前の古い車の後部の羽？は部品だけ砂に埋めたのかな？^^;
カニ仙人さんは、電子書籍okなんですね。
私は、どうも紙でないと読む気がしなくていまだに本を買っています。
無料でも、面白い作品にあたることもあるんですね。
って、ニール・ヤング！！
私、大好きなんです～
アルバム「on the beach」は、私の車内での定番です＾ⅿ＾
あのギターのかすれ具合がツボなんです。
離島で僻地住まいなので復旧に時間を要します。それまでのさよならです・・・お元気で・・・
銀の匙は去年やっと完結したそうです♪
私もこれから図書館などを使い続きを読むつもりです^^
読書の秋にピッタリの作品ですね。
いろいろと考えさせられる作品ですよね。
通院で止まってるのでまた読みたくなりましたｗ
アニメが放送されていたのですね♪
ハガレンは最後まで観たのですが、銀の匙は機会が有りませんでした(>_<)
今は本を読むなら、場所を取らず傷みもせず、
拡大機能で駒かい文字も読み易い電子書籍が便利ですよ(*^^)v
北海道ではとても有名な作品なのですね♪^^
先生の言葉とかすごく奥深く心に刺さることがあり
すごく好きなアニメでした。
コミックも読んでみたいなと思っていました＾＾
北海道の農業高校では 聖地巡礼をされても困るので
あかさないようにしているみたいですｗ
動物の場合は弱肉強食が基本なので、自分の居場所を確保する本能が働くのでしょうかね？
一方、人間は色々考えるので、生まれや環境に負けずに
しぶとく這い上がろうと頑張るところにドラマが生まれますね。
その辺はハガレンを彷彿とさせますが、
本作は農業分野で作者の実体験もありそうでノンフィクション要素が強い分、興味深いです。
第1巻はご存じでしたか♪
今なら3巻まで無料で読めそうですよ^^
荒川先生は実家が北海道の中小規模？の農家で自ら農業高校を卒業されたそうで、
本作は原点回帰した作品だったようですね。
ジョジョより先に此方を最後まで読むパターンも検討中です^^ゞ
哲学的見地の含蓄があるんですね。
椅子取りゲーム戦略としてはその正しさはあるんでしょうけれど、
いつも冒険しないのは問題って訳ですね。
前に無料お試しで１巻だけ読んだ事があります。
テーマが今までにない話だったのを覚えています。
でもまさか原作者が「鋼の錬金術師」を書いた人だったとは・・・・