Nicotto Town


甘いブドウも武道だぞ♡


私、モモニャンというらしい(2)

さて。。。だいぶ期間が開いてしまったが「モモニャン」の話を退屈しのぎに書くことにする。というか、意外におもろかったらしい。しかし現実にはドキュメント調の空想であるから悪しからずだ。リクエストをお受けしてのタップにはなるからいろいろ「モモニャン」のことについてあ~だこ~だ、堂に入れるよう空想した。。。しかし訂正がある!こいつ。。。子供時代、飯食ってないんだよ!?だから。。。子猫を少し大きくしたぐらいの小ささであることはお詫びを兼ねながらそうしたい。



私、モモニャンというらしい(2)

相変わらず、「彼は自分のモノ」という主張を方々でやらかす私。しかしライバルとお互いに知り合ってゆくにつれて共闘しだすということも否めなかった。彼が、

「人生30年、好き、という言葉に当てはまるのは蒼ちゃんだけだ。。。」

などと呟いたのを私は聞いていた。(ほう)と思った。私はカンが猫一倍鋭いので彼女の家を発見してそばでテレパシーでしゃべってみたが、

(並じゃない。。。賢い)

と思った。そして彼の母親。3人で結託しての蒼推しを狙った。蒼は小学6年生の時に顔を覚えさせていて、次に中学2年生。その時には(気がある)ことをちゃんと伝えていた。しかし彼は非常に疑り深く、(おっさんだまして遊んでるんだ)とか。。。女なんて向こうから顔出しに来るのは1度きりで2度目があるなんてよっぽどなのに。。。と猫でも思う。そこでテレパシーながら三者面談ののち結託。まず、私が彼の母の手引きで(天井裏)に入った。。。そして彼の母親は

「ネズミじゃ!なんとかして!!」

と彼に頼んだ。どう考えてもネズミの足音より大きかったであろう。私にも意地がある。連日!とことことことこやらかされたんでは彼も参るだろう。クリスマスイブには引きこもりの彼を外に出すことに成功した。いぶりだしたのだ。走り回って町内を行く彼だがそこはどこにも待ってるものなどいないはずである。。。蒼を除いては。三叉路の前に彼が行きがかった時に蒼は偶然を装い、しかも意地の悪いことに彼氏らしきものをつけて通りかかった。時に高校1年生。3度目の2年ぶり。。。それが行き過ぎた後に彼はつぶやいた。

「ざまぁ!!だろ。ほったらかすから。。。」

。。。そう、気があることを告げた中学2年生から2年も過ぎていたからだ。よく考えると2年越しに顔を出し、長期スパンで考えていることを彼はわかっていない。トボトボ家に帰ると私が天井裏から思念派をぶつける。。。

(雑魚ほど出る!雑魚ほど出る!きゃ~~~~♥きゃ~~~~♥)

。。。これは彼に伝わってたと思う。(自分は雑魚だから。。。)と彼に思わせてまたいぶりだそうという。。。蒼が近所のモスでデートを終えた後に彼を会わせようという作戦だったが結局うまくいかなかった。蒼の気持ちとしては、

(なにが!ざまぁ!!なんだ!ざまぁ!なんて思うわけない!!)

蒼は、来るもの拒まずだが大概の人間に興味がなく、

(三か月)

あれば違いに気づいて身を引いてゆくそうだ。私は12月と言えばまだフケ(発情期)なのでかなりその思いの強さで語りかけた!

(こっちだ!ついてこい!!)

とか、

(なんでわからない???ここだよ!!)

とかなのだが彼はわからない。。。重い腰をあげようともしない。やがて猫のカンにはついてこれないということがわかって手加減することにした。

振り返りながらのこの物語だが彼は現在より病状が重かった。しかも本人には言わずもがなのことが山ほどあるので

(いつの間にか隣町の病院に入院)

ということを頻繁に繰り返していた。そこで、私をなめてほしくないのは彼が大好きということ。。。この耳と目と鼻と美味しい物しか食べたくない舌で、汚い見た目ながら柔らかな身で。。。病院を突き止めた。そこで彼に出会いがあった。彼は35歳、もうそろそろ戦闘能力がなくなってくるときに、最初から白羽の矢が立っていた人、ナンシーに吸い込まれるように付き合い、同棲を始めた。最も遅いようで彼の場合には最速のわきが甘くなったところで女性ができるタイミング。。。私はよかったなと思った。しかし、蒼にしたって、ナンシーにしたって、そしてこの私にしたって、なんだろう???この奇特な宇宙人同士みたいなグループは。。。私は猫だがうまく笑いたかったので挑戦するのだがどうしてもうまく笑えない。最近はぽっきりあきらめている始末である。




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