Nicotto Town



能登半島一周テント旅(4日目前半)



再び雨の中一夜を過ごすことになりましたが

テントを叩く雨音は、時に強く、時に優しく飽きさせることはなかったです

そんな雨音のワルツも明け方には止み

空は新しい青に、塗り替えられていました

今日もまた暑くなりそうです



初日と違い、今回は風が水滴を飛ばしてくれることはないので

撤収には少々手間がかかります

昨晩はパン二個だったので、ずいぶんとおなかも空いた気がします

まずは飯を炊くか! ということでお米を炊きます

本格的な飯盒ではなく、何でも出来ちゃうコッヘルで炊きます

まずはガツンと強火で沸騰させます

ブクブクいって来たら、火力を弱め20分ほどそのまま炊くと

美味しいごはんが出来る、はずでした・・・。

スマホのタイマーをセットし炊けるまでの間、テントの撤収を開始しました

ターフを外し、タオルで水を拭き取ります

次にペグを抜き、固定していたロープを外し干しておきます

テントの外側の水滴もタオルで丁寧に拭いていくと

何だか香ばしいにおいが・・・

これはまさかーーー! と思ってバーナーの方へ向かうと

やはりにおいはここから

慌てて火を止め、ちょっと早いけどこの状態で長めに蒸らすことにしました



気を取り直して、再び撤収作業に戻ります

タオル4枚を駆使して、拭いては絞り拭いては絞りしていると

昨日のおっちゃんが様子を見に登って来てくれました

「昨日は降られちゃったね~」

「ええ、本当に」

撤収作業をしながら、おっちゃんとしばらく雑談をしました

(大根の足湯の由来やら、のと里山海道の話はここで聞きました)

「今日は、どの辺りに行くの?」

「そうですね、折角石川県に来たんで兼六園にいってみようかと」

「いいかもしれんね、気いつけてな」

といって、おっちゃんは帰っていきました



テントの撤収を終えたので、朝食へ向かいます

御飯の炊け具合は、表面上は問題なさそうでしたが下の方へ行くと茶色に・・・

とりあえず焦げ付いて剥がれないところ以外は食べられました

炊き具合も問題なし

おかずは鶏肉のアヒージョの缶詰、

お湯を沸かして紅茶を入れ、野菜ジュースを添えれば朝食の完成です!

食べながら失敗の原因を探っていきます

このバーナーは、元々OD缶専用なのですが

(OD缶というのはアウトドア用ボンベでちょっと高価)

コンバーターを自作してCB缶を使えるようにしたものだったのです

(CB缶というのはカセットコンロ用のボンベかなり安価)

若干径を変えたので、調整がうまくいかなく

思ったよりも火力が出てしまったのかもしれません

火力調整してからのラグも若干あるのを忘れていたし

その辺も含めて慣れる必要を感じましたね

朝食を終え、ゆっくりと紅茶をたしなんだら

いよいよ金沢に向け出発です

の前に、もう一度なぎさドライブウェイを1往復してしまいました

ほんとにここは、良いなぁ~


のと里山海道を金沢方面へ進んでいきます

海沿いの道から少し内陸へ進むと金沢市内です

この辺りはさすがに県庁所在地らしく、車通りも多くコンビニも豊富にありますね

中にはサークルKやポプラなど関東圏ではなかなか見かけないコンビニもあって趣があります

そんなこんなで進んでいくと兼六園に到着

もっとのどかなところにあると思っていましたが、全然そんなことはなく

都会にドン!と自然空間がある感じは、皇居周辺とかに近い感じに思えました



桂坂口の手前で入場券を買い、いざ園内へ

さすがは県内一の観光ポイント、ものすごい人でした

しかも半分は外国人?と思えるほど、外国の方が多い

一瞬外国にある日本庭園に来てしまったのではないかという錯覚に陥ります

桂坂口を登っていくと徽軫灯籠が現れます

池の上に立つこの灯篭は、兼六園を代表する眺めかと思います

事実、この周りでツアーの方が写真をよく撮っていました

裏の展望台からは金沢の市街地を見下ろすことができます

霞ヶ池を眺めながら歩を進めていくと根上松が見えてきます

これは自然の迫力を十二分に感じることができる見事な松です

根元ではなにやら作業をしている人々がいました

しかしこの園内本当に松が多いです

外れの方には金城霊沢という泉があります

これが金沢の由来になったということですが、人は居ませんでした

難攻不落の城を金城湯池といいますが

そういうのも関係してるのでしょうかね?

園内を歩いていると、本当に様々なタイプの外国人とすれ違います

細かい国まではわからないのですが

一発でわかる国の人もいますw

中国の方は何故か声のボリュームが2段階くらい上で

近くにいるとすぐにわかります、何故なんでしょうかね?

少し不思議な感じがしますが、

広い大陸ですし声を張り上げないと会話ができないこともあるんですかね?



時雨亭を抜け瓢池、翠滝を眺め、日本最古の噴水まで来ると

ほぼ園内を一周したことになります

黄門橋を渡り最後に栄螺山に登りました

この栄螺山からは霞ヶ池を一望することができます

すると船に乗ってお掃除する方が見えました

この庭園は本当に掃除が徹底されていて、

あちこちで掃除をする人の姿が見られます

こうした努力が庭園を維持していくには必要なのだろうなと感じました

道路を挟んで反対側は金沢城ですが、ここへは寄らずに次を目指すことにします

が、ここで気になるスィーツを発見

金箔ソフトクリームだと・・・!

そう金沢といえば金箔!それをソフトクリームに1枚ペタンと張り付けるとのこと

これは捨て置くことはできぬ! ということでお一つ買ってみました

なんという迫力!そして神々しさw

これが食べ物というにはにわかには信じられません

しかもよく見るとアイスクリームの部分にも細かい金箔が混ざっているw

意外にも食感には、さほど影響を与えず美味しくいただけました

豪華絢爛さ加減は今まで旅してきた能登とはずいぶん趣が異なる気がしました

自然、粗削りな能登方面に対し 人工、文化芸術的な加賀方面

石川県は2つの顔を持つ不思議な県なのかもしれないなと思いました




時刻は折しも昼飯時、折角金沢に来ているなら金沢カレーを頂かねば

ということでカレーのチャンピオンへ駆け込む!

カツカレーを注文するとカツを揚げはじめる所はまあこちらのそれと大差ない

けれど出てきたビジュアルはまるで別物でした

フツーにカレーを盛った皿の上に線キャベツとカツが乗り

カツにはソースが掛かっている!

そしてスプーンではなくフォークで食べるようだ

ルーは濃厚すぎて、ちょっと塩分強めに感じました

驚くべくはその量で、普通盛りだけど関東での大盛以上に感じます

ルーがカツにかかっている関東のモノと違い

サクサク感が味わえるのはかなり新鮮!

しかしながらその量に四苦八苦しました

出されたものは残さず食べる! の精神のもと完食しました、ご馳走様でした



お腹がいっぱいになったところで、次の目的地へ

目指すは『石川県 ふれあい昆虫館』です!

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2017/10/25 00:45
Re:凛花さん

なかなか一人ではないと、思うようにいけないこともありますね~チャンスはまた巡ってきますよ!

カツカレーを食べたのですが、盛り方が独特で下からライス>カレールー>せんキャベツ>カツ>ソースの準でした。なかなか珍しいですよね
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2017/10/25 00:42
Re:みゆさん

兼六園はかなり見ごたえのある日本庭園です。時間帯によっては無料で見れたりするので機会があればぜひ!

ソフトクリームは地方で色々なカスタマイズされていますが、金箔は見た目のインパクトがすごいです
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2017/10/23 17:12
兼六園いいですよね~
行きたかったけど、他の方との時間が合わずに・・・(2回目の時
カレーとかも有名だったのですね~
食べたかったな・・・
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2017/10/17 10:19
兼六園、色んな国の人が訪れてるのですね~
なのに行ったことない私w
キレイなものは世界共通なんだろうなぁ。。。

ソフトクリームは観光地に行ったらチェックしてしまう…。
そして食べたくなっちゃうw
その土地のものを活かして色々とありますよね。
金箔はゴージャスな気分になれそう!
味に問題なしが一番ですよね^^;





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