Nicotto Town



日光まで何マイル?



あ、日光とはいわゆるサンシャインのことではなく

栃木県の一大観光スポットのことです、一応…。

ウチの祖父は植物の研究をしていた人らしく

大量の盆栽と植物が植えられていて、また畑を借りて

作物を育てたりしていました。

月下美人が咲いたときは、それはもう大騒ぎだったことを今でも覚えています。

おじいちゃん子だった僕は、良く畑についていったり

植物に水撒きをしたりしていましたが

時々その成果を祖父に尋ねると

「ん~ 日光の手前やな」

と返ってきたものでした。

幼稚園児には、日光という地名はもちろん知るはずもないし

言葉の意味は、全くもって『???』

だったのですが

この『日光の手前』という言葉は何故か頭の片隅に残っていたのでした。

時は過ぎ、遠足で日光へ行ったとき

この言葉の真の意味を知ることになるのですが

さすがにこれは、やられたな~

妙に感心してしまった記憶があります

現在、この言葉をたまに使い

「もう一歩で日光だったな」

などと使うと、妙に喜ばれてしまったりするのですが

恐らく伝わってないんだろうな~

まあ日光というと

豪華絢爛で完成されたイメージだから(実際には逆柱といって

永遠に完成しないものなのですが…) 

そこにあと一歩と言われて

出来がいいと捉えてそうなんだよね…

ということで

この「日光の手前」の意味わかりますでしょうか?








(追記:という名の解説)

家康公の眠る日光へは毎年、天皇の代理として

例幣使というものが派遣されていました。

京都から中山道を使い、滋賀、岐阜、長野を抜け

群馬県の倉賀野宿からは、北へルートを変え日光を目指します。

この倉賀野から日光までのルートを

『日光例幣使街道』と呼びます

全部で21の宿場を持つこの街道の

最後の宿場(つまりもっとも日光に近い宿場)が

『今市宿』 となります。

日光の手前とは、この今市宿ことで

イマイチ ということなのですw

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2021/12/17 00:41
Re:みゆさん

関東の人間でも、歴史や地理に興味がないと気づかないかと思います
まあダジャレに近いものがありますしねw 使うチャンスがあったら使ってみてください!
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2021/12/16 23:19
「日光の手前」、知りませんでした。
聞いたこともなく…でもイマイチだとは思いも浮かばず…
私も言われたら意味が分からず喜んでそうです( *´艸`)
勉強になりました!
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2021/12/14 00:38
Re:だるだるさん

わかってしまうとは、なかなか教養高いですね。
ちょっとした洒落なんでしょうが、面白いですよね。
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2021/12/12 17:36
あー、分かればなるほどだけど
それ地図眺めるか現地の人かでないと分かりませんなw



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