たぶんもう最期の実家の白猫
- カテゴリ:日記
- 2013/08/20 00:12:06
3駅離れた実家の白猫、ついに寿命を迎えるっぽい。
ボクが高校2年の春くらいに玄関先に捨てられてて、
そのときすでに重病で死にかけてて、そこから19年生きたのだから、
もう十分すぎるくらい長生きしましたけれど。。
人間でいうと92歳くらいらしいです。
衰えは数ヶ月前から顕著で、
1時間に10回くらいトイレに行ったり、何度も吐いたり、
食事もだんだん満足にできなくなって、どんどん痩せてました。
近頃は、病院で点滴しないと食事もとれないことも多かったです。
両親がよく世話してくれて、ボクがなにかしてたわけじゃないですけど。
先週末は、点滴しても食事をとらなくなったそうで、もうだめかと思ったのですが、
今日はまだ生きてました。
しかし、食事をクチにはこんでも拒否してなかなか食べてくれず、
なんとか手にのせたヨーグルトをなめてもらった。
注射器で流し込んでみたりとか、ムリヤリにでも食べさせてる状況です。
週に1回くらい実家に寄ってるけど、
この1週間でさらにボロボロになってた。
白猫がほんとボロ雑巾のよう。
鼻水は床にたれて、拭いてもとまらないし。
目ヤニもあいかわらずひどく、すでに目はよく見えていないよう。
寝てるだけでも呼吸はあらく、苦しそうにズヒィーズヒィー音をだしてる。
しばらく前からそろそろ最期だねって話してたから、覚悟はしてたけど、
もう数日の命のような気がします。
今日は、死んだときの場合を少し話しておいた。
ドライアイスとかで1日くらいは遺体を安置してほしいって頼んでおいた。
近くの氷屋も確認しておいた。
写真も撮っておいた。
たぶん1週間後に実家に行くまでには生きてないんじゃないかと思って、
最後だと思ってよく猫の顔を見ておいた。
ずっと覚悟してたのに、自転車で自宅へ帰るとき、
実家の玄関の鍵をしめたら涙がすごいでてきた。
もう会えないなって思ったら涙とまらなかった。
やっぱり自分は涙もろくてだめだわ。。
お祖父ちゃんの葬式のときも、母も親戚もそんなようすないのに、自分だけぼろぼろ泣いてしまってた。
泣きながら自転車こいで帰ることになってしまった。
まあ仕方ないことなんだけど。。
しかしむかついてしまったのは、こんなときに警察の自転車の検問があったこと。
夜はときどき検問やってる。すぐ終わるんだけどいらっときた。
警察「大学生?」ときいてくる。
は?なんでいつも大学生ってきくんだ?その先入観どうにかしろっていいたい。
ボク「大学生じゃないですけど」
警察「大学でも社会人でもないならなにしてるの??」
は??いちおう会社の保険証もあるがなんで自転車の検問ごときでこんなあほな質問うけなきゃならんのだ??
自転車の検問なんて何度もうけてるけど(同じ場所、同じ時間にやってるから)、アホな神奈川県警に泣きながらイライラはMAXにたっしてしまった。。
話もどします。。
たぶん、次に連絡くるときは猫の死んだ知らせじゃないかと思う。
明日かもしれないと、いちおう覚悟はしてるんですけどね。。
猫には生きてくれてありがとうという気持ちだけです。
ほんとこんなに長い時間、一緒に過ごせてよかったです。