Nicotto Town



このわしと契るということがどういうことか、

キサマは知らんだろう・・・

ゴクアーク様と契った時ってどんなだったのよ?
絶叫したことになってますけど。

いやん素敵。
ノンコッコさんにはいい設定(もの)もらったなぁ・・・。
腕の竜、たまらんなぁ・・・


この口は御身を讃えるために
この目は威容を見るために
この耳は下知を聞くために
この腕は仇敵を払うために。


ふむぅ。
どっかで聞いたような節が(笑)

んーとぉ・・・



「くあ、ああぁ……っ!!」
叫んで左腕をつかみくずおれる。
竜の影が指のすき間をすべり、腕の中にもぐってゆく。
皮膚を焼くなどというものではない。肉を通し骨まで灼けつく痛みだった。
魔王曰く "魂に刻みつける" と。
影とともにゴクアークの思惟も一緒に流れ込んでくるようだった。
冷たい…闇の深淵の中の邪悪な愉悦……。
「あああっ!!」
体の内側を這われるようなおぞましい感覚にもだえあえぐ。
凍てつくほど熱い…痛みという言葉ではいい知れぬ、思考の全てを燃やし尽くすような激しい力。あまりに強大すぎる魔王の力のその一端。これを受け入れるに足りる器だろうか、わたしは・・・!?
竜紋が赤々とその腕に浮かび上がる。

自分を見下ろす8対の目が細まるように感じた。
あの目は、笑っているのだろうか。
余興にもてあそぱれているのかもしれないと震え上がった。
本儀だとしても左腕だけですむとは限らない。右も、なのだろうか。
この痛みがもう一度ーーーーー?!
脚は。胸は?
もし、全身までもだとしたら・・・・・

気が 狂う。


「我が名を讃えよ」
「・・・っっ!」
苦痛に声が出なかった。
「讃えよ!我が名を!」
「っ、偉大なる、邪悪の大魔王・ゴクアーク様…っ!」
顏も上げられぬまま絞り出すように叫んだ。

「ヤミノリウスⅢ世! ここにそなたと我の盟約を結ぶ!」

その宣言とともに全身を何かに貫かれ、ヤミノリウスは絶叫して気絶した。


ういーっすぅ。
満足満足。
こんな感じか。指輪はいつ出てくるんだろうなぁおい。
つか、やっぱり気を失ってますけど、ノンコッコさんの描いた漫画がどんな気絶シーンなのか気になりまくる〜。

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彼に脚はないということをあとから思い至った(8/13)




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