毎年のことなので慣れっこではあるんですけれども、

感染症に注意しなければならない季節なわけですよ。あーめんどくさい。

感染症ってゆーのは、自分の身体や命だけじゃなくて、家族や周囲の人にまでかかる大きなリスクがありますからね、満員電車や会社・学校・幼稚園・保育所などなど、人が集まればそれだけ多くの人を危険に晒しますんでね、責任ある行動をして欲しいものでございます。

インフルエンザウィルスとかＲＳウィルスの感染症なんかは風邪と混同されがちですが、これ目に見える部分が同じような症状ってだけで、中身は全然違う病気ですからね、甘 く見ちゃダメですよ。早目の通院をお薦めしますわ。自力で治すのは結構リスク高いですからね。インフルエンザだと今なら発症から２～３日以内だったら薬で治せるのでね、

そして感染性胃腸炎が怖いの。中でもノロウイルスっつーのがけっこー厄介でしてね、こいつは感染力が強くて消毒手段が限られてるもんだから、なかなか感染を抑えられない。しかも常在ですから駆逐するのも難しいワケです。

～ちょっと小難しいお話～

ノロウィルスの多くは２枚貝が持ってるんです。これを人間や動物が食べて体内で増やして体外に排出するので、巡り巡って海に戻ってまた貝に濃縮蓄積されます。その経路の途中で消毒できれば良いんですけど、ノロウィルスさんは生命力（？）がお強くてらっしゃる。石鹸で手洗いしても排水口から流れて行くだけ。それならば！と気合を入れてアルコール消毒とかやっても全然へっちゃらで、最終的には下水処理場まで流れて行くんですな。下水処理場まで行けば除去される（条件によっては処理しきれず流れて行っちゃうこともある）わけですが、それでも全部は駆逐されないのですよ。それに下水処理経路じゃなく自然界に排出したウィルス（例えばお外で吐いたり他の動物の排泄だったり）も海に行っちゃうしね。

～小難しいお話ここまで～

ノロウィルス（に限らず類似の強いウィルス）ってのはアルコール消毒が効きません。これは構造によるものなのでしょーがない。一番手っ取り早い予防は『口に入れない』ことなので、石鹸でしっかり手を洗うこと。流水で流すってのはかなり効率良いのですよ。

そして、ウィルスがいっぱいいそうな気がして消毒したくなったら、漂白剤を使う事になります（アルコール消毒は無効だって上に書きましたね）。ハイターとかそれ系の塩素系漂白剤。次亜塩素酸ナトリウムってゆー成分が効くんです。

お掃除とか環境整備であれば、次亜塩素酸ナトリウムを濃度２００ｐｐｍ程度まで水で薄めて…って解り辛いわッ！（笑）

ハイター（キッチンハイターでも可）の場合、有効塩素濃度が５％とあるので、２５０倍に薄めれば２００ｐｐｍ　１０ｃｃのハイターを２．５リットルの水で薄めましょう。そんで雑巾を浸して固く絞って拭き掃除でＯＫ！

感染者の吐しゃ物や排泄物を片付けるときは５０倍希釈くらいまで濃度を上げましょう。

そうそう、水で薄めたハイターは比較的早く成分が分解されちゃうので、作り置きはＮＧですよ。

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なんだか文章をまとめる能力が落ちてる気がする。めんどくさくなってきたｗ

要するに、職場で感染性胃腸炎の人が複数出て、

忘年会が中止になりました！

温泉で一泊宴会が無くなりました！

そんなことを書こうと思ってたのになぁ（爆）