Nicotto Town


⊹⊱煌華の徒然日記⊰⊹


お通夜

4/18 2:46 死亡確認
エンジェルメイクと肺に通していた管を抜く処置をするということで退室

眠ったように最期の時を迎えたため2・3日前のしんどくて辛い時と思うと
とても綺麗な肌色で穏やかに逝けたような顔でした
ホント、今にも目を覚ましそうなくらい 寝ているかのような穏やかな顔でした

葬儀屋さんに霊柩車の手配をし4時病院を後に

おじいちゃんの家に帰り
おじいちゃんの横で家族全員の前で遺言書の開封
詳しいことは去年7月におじいちゃんが死にそうなくらいにしんどい と言っていた時に
口頭で伝えてあるため 簡単なものだったけど 
3月頭に書いたおじいちゃん直筆の遺言書でした

遺言に従いお通夜は宗教色のないものということで坊主は呼ばず
お線香やお焼香もなし
7月の時点で言っていたお花畑のような花がいいということで白い菊は入れず
本葬は家族葬がいい&骨は自分が鳥を打ちに行った山やアユ釣りした川
私たち家族が訪れる場所に少しずつ撒いてほしいということでそのように手配

なるべくおじいちゃんの意向に沿えるような
お通夜、葬儀にできるよう7時ごろまで親たちが葬儀屋さんと話していました
(そのころ私は半分夢の中・・・14日からあっちやこっちへと大移動していたので疲れもあっり、姉をのせて自分の車も運転しないといけない状況下だったので話を聞いているうちに意識が飛び飛びに)

そして家に一度戻り19時お通夜ということで仮眠をとり 
12月の時点で用意していたアルバムの最終作業
(おじいちゃんが自分より先に行った人たちに写真を見せて「こんなに家族が増えた」と自慢して、次みんなが来るまで写真をみて待ってるから写真を棺に入れてくれということで、12月にアルバム制作した分を完成させる)

16時 知り合いの納棺師の方に死に化粧してもらい納棺の儀式を執り行い
セレモニーホールへと向かいました
(今回の葬儀を頼んだ葬儀屋には父と母の知り合いがいて、その方と旅行に行った際におじいちゃんが 「葬儀屋で納棺師の資格もある」「死に化粧も上手」というのを聞いて本人に直々に頼んでいたので、現場職からは離れていた人に無理行って死に化粧と納棺してもらいました/ホントに生前の肌の感じの色合いで口紅もナチュラルでいい化粧でした)

18時ごろ 自分の周りで自分の悪をいいながら笑いながら話して別れの時間を
過ごしてほしいということで弔問に来てくださった方々にも写真を見てもらい 
昔話に花咲かせてもらいました
(義兄が仕事を終え名古屋から駆け付けてくれたのもこのころかな?)

19時 お通夜が始まる
打ち合わせの段階でおじいちゃんってどんな人だった?という事を
ナレーター?司会?の人に言われおじいちゃんの思い出をみんなで出していて
18時半くらいに「お孫さんが大好きでたくさんの思い出があるようだから
お孫さんから一言もらってセレモニーしましょう」という流れになり
急遽 姉 私 高校2年 中学2年の孫一同それぞれおじいちゃんに話しかけることに
言いたいことだらけで上手くまとまらなくて苦労したけど何とか形になりました。

「おじいちゃん お疲れさまでした。子供のころからいつもいっぱい遊んでくれてありがとう。毎週末泊りに行くと寝るとき おじいちゃんの隣で寝かせてもらったね。毎晩のように蹴倒してたみたいで ごめんね。痛かったよね? 温泉いろいろ連れて行ってくれてありがとう。私が気に行ったところがあると何度も連れて行ってくれたね。長距離の運転ありがとう。イチゴ狩りやアユ釣り、おじいちゃんが打った山鳥おいしかったよ。おじいちゃんが打った山鳥もう一度食べたかったな。私はおじいちゃんの孫ですごく幸せです。またおじいちゃんの孫になりたいです。おじいちゃん また会おうね。」

30分間で下書きしていいたい事を文章にしたけど、話してるうちにそんな余裕はなくなり
ところどころ端折りつつ↑のような文章になりました。でも伝えたい思いは伝えられたかな?
(司会の人はここまでのことを求めてはいなかったようですが、大人がそろって「おじいちゃん大好きだよ」「おじいちゃんありがとう」そんな一言で終わらせれませんからね。小学生低学年ならまだしも・・・。結局はまともに伝えれなかったんですけどね。涙と嗚咽で。)

20時ごろお通夜は終わる
みんな「いい顔で寝てるわ」とおじいちゃんの顔をのぞいてくれて
「今にも起きだしてきそうだ」と話してました
それから残る人たちに料理をふるまい 義兄が持ってきてくれたプロジェクターで
おじいちゃんの昔の写真 アルバムに張りきれなかった分を流しつつ…
再び昔話に花咲かせてもらいました

21時ごろ島根の親戚がたどり着き
23時ごろセレモニーホールに残る組は残り帰宅する組は帰宅しました(私は帰宅組)

とある人のプライドの高さとハチャメチャな考えの妨害によりどうなることかと
思っていたお通夜も何とかおじいちゃんの意向に沿う形にできてほっとできました





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.