Nicotto Town


日記∧備忘録


積み本

いい言葉ですよね、積み本って。確か「翻訳できない世界のことば」っていう絵本にも載ってる言葉です。かくいう私も大量の積み本を有しておりまして、消化の目処が立っておりません。このブログを書く時間で読めよという指摘は尤もなのですが、なんかそういう気分でもないのです。たまに読んでますけど。


今読もうと思っているにも拘らず積んでしまっている本は新書が6冊ほど、小説が5冊ほど、その他の本が3冊ほどですね。どれも多少は読んでおります。全く読んでない本はないハズ。より正確に言えば、そういう本は「読もうと思っている」という要件を満たしていません。まぁ気が向いたら読むんだとは思います。

最近新書に関しては運がなくて、あんまりいい本にあたれないんです。有益な情報を提供せよなんてことは思いませんが、1000円出した本が薄っぺらいと少々へこんでしまうのです。それで仏の顔ができるほど私は人間ができていませんし、財布に余裕があるわけでもないです。

世間は夏休み最終週といった具合ですが、1回生である私は少々時間に余裕があるのでございます。具体的には約1か月。この時間をどうしてくれようか。

まぁ話の流れからも分かるとは思いますが、読書に時間回してみたいです。本紹介を始めると本題から大きく離れてしまいそうなので止めておきますが、1冊だけ話させてください。

本のタイトルは「新科学対話(1638)」、作者はガリレオ・ガリレイ。原文で読みたいのは山々なのですが、無教養ゆえ、日本語で読むことにしました。
当時は現代風の自然科学が隆盛しつつあった時代で、科学屋は尊敬される一方で後ろ指を指される存在でもありました。そりゃそうです、科学を利用できる人間が少ないのですから。それを変えていった人物は枚挙に暇がありませんが、ガリレイを忘れることはできません。ガリレイに言わせれば、誰だって学びさえすれば科学の力を手に入れて利用することができる、科学は自分の生活を変える力のあるものなのだと。
しかし教師としても大変達者であったガリレイは、高説垂れても人が従わないことは承知していました。そして書かれたのがこの本です。なんと対話形式で物理を具体例中心で教えてくれます。まるで現代の「よくわかる」と銘打たれた参考書のようではないですか。

とまぁ本紹介はこれくらいにしておきます。延々と続きそうなので。
ではこのブログを投稿したら、新科学対話を開いてみようかなと思います。どこまで読んだか記憶にありませんので、最初から。

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2016/08/27 15:32
良い絵本なので機会があればぜひぜひ。
対話形式、と言ってもさらに古くからある手法なのです。例えば、プラトン(紀元前400年周辺)の本の多くは2人以上が会話する流れで書かれていますねー。入試で出題される漢文も会話が多いですし、昔からすっと納得できる書き方だったんだろうなと思います。
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2016/08/27 01:18
「翻訳できない世界のことば」そんなシリーズがあったとはwwなんかすごい面白そうなんですが…メモメモ

ここ一年くらいやたら対話形式の本に当たるので(研究者とインタビュアーの会話で話が進んでいく科学本とか、もちろん参考書も)、こういうのっていつ頃から流行り?出したんだろうなーと思ってましたが、まさかそんな前からあったとは…やったね!知識がふえたよ!



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