Nicotto Town


日記∧備忘録


好きなカード

 私は昔からカード集めるの好きなんですよね。小学生の頃はポケモンカードやムシキング、あとデュエルマスターズなんかやってました。中学高校とご無沙汰だったんですけども、半年前に始めてそのままズブズブ沼にはまっていったゲームがあるんです。


 Magic: The Gathering―マジック・ザ・ギャザリング、略してMTGです。

 23年前にアメリカで発売された世界で初めてのトレーディングカードゲームで、他のゲームに与えた影響は計り知れません。古いだけあって少々ルールが複雑になっているのですが、寧ろ戦略の深みが増し、様々な駆け引きが行われます。あと高額カードの値段がべらぼうに高いことでも有名です。例えば(アクセルワールドのヒロインの名前の元ネタでもある)Black Lotusはコンディションが良いものだと200~400万円で取引されていますね。

 まぁルールについての詳しい説明はしません。私なんかが解説するよりMTGwiki見た方が断然早いです。

 そんなMTGですが、カードを集めていくうちに、そのカードの強さを度外視してしまうくらい魅力的なカードに出会えます。いやまぁBlack Lotusのイラストも美しいですけども。
というわけで私の好きなカードトップ3を紹介させてください。



第3位
平地/Plains、島/Island、沼/Swamp、山/Mountain、森/Forest―Unhinged他
画像→http://i.imgur.com/tAH5D.jpg

 いきなり同率で5枚かよ!
 MTGのデッキに欠かせない存在、それは「土地」と呼ばれるカードたちです。彼らの役割はカードを使うためのマナを作り出すことで、特に上記5種類は全ての土地の基本となる「基本土地」です。とまぁ、とても大切な存在である一方で、ルール的な意味は「それぞれの色に対応したマナを生み出す」ことだけなので、時々画像のような全面が絵になったカードが印刷されます。Unhingedの基本土地はその絵の美しさから非常に人気が高く、中でも《島/Island》は8000円以上の値段になることもしばしばあります。
それなりに出回ってはいるので、大きいお店だと5種類のうち1枚くらいは売ってますね。でもお高いのでまだ一枚も持ってないです。いつか....。

第2位
嘘か真か/Fact or Fiction―インベイジョン他
「あなたライブラリーカードを上から5枚公開する。対戦相手1人は、それらのカードを2つのに分ける。あなたは、どちらか1つのカードあなた手札に加え、残りをあなた墓地に置く。」
画像→http://magiccards.info/scans/en/v13/9.jpg

 略してうそまこ。
 超がつくほど強力なドロー呪文。でもカードの強さはどうでもいいんです。このカードの楽しさは、対戦相手が「私に一番手渡したくないカードは何か?」という苦渋の決断を強いられるところにあります!(個人の感想です)《嘘か真か》を唱えてしたり顔で相手の苦悶の表情を眺めている時間はなかなか至福の時間です。相手が私にとって好都合な分け方をしてしまったときにはポーカーフェイスを保つのは難しいですね。

第1位
機知の戦い/Battle of Wits―オデッセイ他
あなたのアップキープの開始時に、あなたライブラリーに200枚以上のカードがある場合あなたはこのゲームに勝利する。」
画像→http://2.bp.blogspot.com/-vT1E66hEKjc/UB5p-C23jAI/AAAAAAAAQto/4R1ngk4aaO4/s1600/pulls-pack-2-3-20120804-2.jpg

 お前は何を言っているんだ。
 このカードを分かりやすく言うと、「このカードが場に出た1ターン後に、デッキに200枚以上のカードがあれば勝つよ!」ということ。ちなみにMTGでは1つのデッキに同じ名前のカードは4枚までしか入れられない。つまり大体250~300枚のデッキの中から4枚しか入っていないこのカードを何が何でも早く出して、後は守り切るというデッキになるのであります。普通のデッキは60枚なので、他のデッキと比べて遥かに高い(物理)このデッキは「バベル」という異名を獲得しました。
 このカード、正直言って弱いです。しっかり組まれたデッキは大抵5ターン目には勝利への道筋が見えてくるものです。運に左右されるバベルデッキはお世辞にも強いとは言えません。実際このカード安いし。でも、うず高く積まれたカードの山!そして全く別のゲームをやっているような新鮮な感覚!それがこのカードのポテンシャルだと思います。
 あとフレイバーテキストが好きです。曰く「知識の探求以上に高尚な志があろうか。」いかにも青のカードらしいこの言葉、現実の私の考えとそっくりなのです。このカード好きすぎて、私のパソコンの壁紙、このカードのイラストです。MTG公式サイトで配信されてるので気になった方はDLしちゃうことを勧めるぞ!



 今回も需要を顧みない記事でした。でもMTG面白そうだなーって思ってくれる人がいたらとても嬉しいです。1000円から始められますので、ぜひぜひ調べてみてください!

アバター
2016/09/13 22:01
機知の戦いは1枚当たり10円くらいの所謂カスレアなんですが、バベルデッキは合計額がえらいことになったりします。私が作りたい憧れのバベルデッキ、試算したところ120万円になりました。正直バベルに積むカードで強いデッキが2つほど作れそうな気がしてます。
MTG始めてから半年で1万枚ほど集まってしまったので意外といけるかもしれませんよ!
アバター
2016/09/10 19:41
MTG、正直カードがクソ高価なイメージしかなかったんですが、こう実際にやってる人の記事読んでみると面白そうですな
うそまこで「おお〜〜まさに駆け引き…」と謎の感動の後、機知の戦いでワロタww
運要素が強いの好きだから、私が実際に始めたらそればっかり使ってしまいそうだ…カードをそんなに集められる自信はないですがww



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