Nicotto Town


日記∧備忘録


葛藤

最近やってることを記事に書きたいけども、どう考えても一般受けしないので書き辛い。というか真っ向から反発喰らいそうな気がしてます。別に非合法的なことやってるわけではなく、寧ろ学生としての本分を全うしてはいるのですが、いやはや何とも。


自分自身の中でもなんだか割り切れない思いが残ったりしてて。
要は最近動物実験に参加してるんですよね。マウス相手に。んで、色々思うところが出る訳です。私に回してもらうマウスは元々廃棄処分になるはずの個体ばかりなので、皮肉にも無駄を減らすという意味では非常に「良いこと」をしているのですよ。

私自身は動物実験賛成派です。勿論可愛そうだという感情はありますし、頂いたマウスは最後の肉片一つまで私の知識として吸収する気概で挑んでいます。けれどやっぱり切ないものはありますね。マウスって可愛いし。

仕方がないとはいえ、どうしてもマウスは安価なので実験をしていくうえで必要とされない個体(すなわち廃棄に回される個体)がいるんですよね。例えば「出産を終えた直後の母親のマウスが必要」な時に、生まれた子供は必要とされません。別の実験に使おうにも、胎内にいるうちから胎仔に手を加えると、母親の方の要件を満たせません。この時ばかりは動物実験反対派の人に同情します。同調はしませんが。

んでもまぁ、正直解剖は楽しいです。「既にカエルやネズミの解剖はやりつくされているのだから、今更学生がやる必要はない」という意見もありますが、教科書だけでは分からないことは沢山ありました。組織の硬さ、接着具合、匂い、切ってはいけない部分、そして命を奪う時の葛藤。

いつか私が死んだときにバチが当たらないように、供養と感謝の気持ちは持っていたいです。
自己満足・辞意・自惚れ・罪滅ぼしなんていう言葉が脳裏をよぎってしまいますが。

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2016/09/13 22:06
ハエの解剖は知らないですが、ハチの解剖なら本でなら読んだことがありますね。頭の殻をレーザーメスなどで開いて脳に電極を指すというSFチックな実験があるはずです。
いざ解剖を始めてしまうととにかく手際よく、落ち着いて進めないと資料が崩れてしまうので、解剖の最中はホカゴトは考えてられないですね...教官の先生も何とも言えない気持ちを抱いているみたいです。
想像もつかないと仰いますが、想像するだけで価値のあることだと思います。どんな形にせよ我々の犠牲になってくれる生き物を忘れないのは大切かな、と。
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2016/09/13 20:43
解剖ですかー、高校のとき同じクラスだった人が生物の何かの大会に出て、ハエの解剖をやらされたってのを聞いたことがありますが、ハエってどうやるんだろ…と思いました
いずれ人体解剖とかもやるんですかね。こういう命に関することで、気持ちを完全に割り切れるっていうのも何だか変な感じがしますが…そうでもしないと辛い部分も多いんですかな、私は解剖する機会が今も多分これからも全くないので想像もつかないです(°_°)



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