Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


よくわからない


今日、よくわからない事が起きた。

いつもの電話だと思った。

「起きとるか?」

「いや、今起きたんや」

「前話していた社長さんに会いに行くけど大丈夫か?」

「何?もちろん、行くわ」

と、電話を切って・・・実際に会ってみると

「パソコンでの絵の書き方を教えるから仲間としてやってみぃへんか」

・・・よくわからない。

ボクは絵で「活躍」する事は・・・母親に諦め・・・

ああ、これだ

これこそが・・・ボクがボクの可能性をあきらめた最初の出来事であり、世界を憎む理由の一つ。

絵は好きだった。

小学3年生の頃から・・・しかし、下手だった。

とてもつもなく下手だった。

だから、たまにうまい絵を描くと嬉しかった。

それからもずっと「絵」と関わり続け、もっとうまい絵を見てきた。

ボクは・・・「絵」で世界を表現する事をあきらめたのに、職場では毎日表現しているじゃないか。

そして作品も一つ仕上げたじゃないか。

介護の仕事をしながらも・・・「絵」への夢をどこかであきらめきれていない自分がいた。

そして「この道は違う」と、自分に言い聞かせてきた。

「絵」の仕事をしないか。と、言われた。

最初は教えるだけやから「無報酬」

それでも嬉しかった。

素直に喜べないのは・・・「過去」のあきらめてきた「記憶」であり、「傷」そのものだろう。

無報酬でもいい。

「絵」の仕事がしたい。

それが地元産業の復活にも役立つと、社長は道を示してくれた

よくわからない。

突然訪れたお話が大きすぎて

唱える言葉は・・・


「われの力にあらず」

「われの運にあらず」

「与えられし、運と力なり」

「そしてわれのモノにあらず」

「生かして頂きありがとうございます」

この言葉が好きだ。伊勢神宮の神主さんに教えてもらってからずっと唱え続けている。

最初は辛かった・・・神主さんに向かって叫んだ事を覚えている。

「どうしてボクの命を奪ってくれないんですか!?神は残酷だ!」

「今はわからなくてもいい。一つだけアドバイスをしよう。君は深く傷ついている。死を望むほどに。だが、傷は無理に探してもダメ。君に必要な言霊は「そのままでいい」と、唱えてみなさい」

「ボクは変わらなきゃダメ。変わらないと生きていけないんですよ」

「あせる気持ちもわかる・・・しかし、怪我をすればバンソウコウを貼るだろ?今の君は怪我をしていることにさえ、気づいていない。だから・・・怪我を見つけないとね。それからバンソウコウを貼る。消毒が必要なら消毒もする。わかるかな・・・怪我を見つけるために、「そのままでいい」なんだ」

「そのままでいい」
そう、唱えた瞬間、涙があふれでた。

「うわぁあああああああああああああああああ」

「そのままでいいんだよ。辛かったね」

忘れられない記憶だ。

あい



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2013/11/29 05:26
リリルさん^^
すごい体験を書いて下さって、
ありがとうございます。
例によって、朝なので^^;、またお邪魔します。



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