Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


レイチェル・アラヴァスタ~旅の始まり~


一緒に暮らしていた仲間が冷たくなっていた。

人生という名の雨はどれだけ歩けば晴れるのだろう。

その上、天気まで土砂降りだ。

もう何もする気力が湧かない。

それでも死んだ仲間が。

今まで私を生かしてくれるために死んでいった仲間たちが。

まだ私に歩けと言う。

気づくと教会の前に来ていた。そこはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会と呼ばれるところだった。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の正門で、マルティヌス5世と、出会う。

 正確には巡り会った。

 そう、巡り合ったのかもしれない。

 私は大きな正門に歩き疲れて背をもたせかけていたのだ。目をつぶり、頭痛のする頭を押さえて「うう、あぅう」など意味不明な言葉を発していた。

しんどい。だるい。

もう歩けない。

「私はマルティヌス5世。スープをご馳走しよう」と、温かい声を聴いた。

<実在の人物と場所とは一切関係はありません。これはフィクションです>

アバター
2016/07/26 08:19
時の教皇マルティヌス5世と教会は実在します。しかし、この物語と関連性は全くありません。

途中歴史上の人物も出てくるかもしれませんが、それも全く関係ありません。

これはフィクションです。

あい



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