行列のできるラーメン屋
- カテゴリ：グルメ
- 2015/08/17 16:15:56
日本人が経営する美味しいラーメン屋があるというので、主人と娘と3人で行きました。
札幌直送麺 本格豚骨スープ 自家製焼き豚 健康志向など漢字で書いてあります。
中を覗くと、急に涼しくなったせいか、待合席は一杯で、私達がならんだ後も
すぐ列ができました。
日本人、中国人、韓国人、白人がわんさか。人種の坩堝（るつぼ）と化していました。
以前ラーメンブームがイギリスやドイツで起きたときは、日本人ではないアジア人が
ミソを溶いただけの汁に、麺を入れていた物で、とても食べられた物ではありませんでした
ヒースロー空港で、主人がお薦めだというラーメンを騙されて食べた時に、
かまぼこや揚げの入った怪しいラーメンは、湯に醤油を少し垂らし、何の味付けか
訳の分からない、世にも奇妙で、即行まずいと口から出たほど、酷い物でした。
今回は、出汁の出にくい硬水で作ったのに、とても美味しいラーメンでした。
隣りの席では、ドイツ人カップルが、片方の箸にもう片方の箸で麺をすくって
巻きつける途中、解けないようにXの字に箸を交差させた後、2本を合わせ、
口に運んでいました。私達が日本人だと分かると、隣の席どころか、その隣の席の
ドイツ人まで、先に注文品が届いた私と娘の食べ方に注目します。
すする音は海外ではタブーですが、ラーメンの食べ方を知っている彼らは、
すする真似をしてむせ、諦めて唇で咥えて、後のを押し込むという食べ方をします。
だから、正統な食べ方を見るチャンスとばかりに箸を置いて、じっと私達を見ます。
それどころか、細い柱で壁を作った待合室からも、白人達がずらりと鈴なりに
こっちを見つめます。ラーメン食べる前から、たらりと汗が・・・・
でもね、ごめんね～。実は私も娘も、麺類をすすれないのです(^^ゞ
小さい頃から父が海外でのマナーに煩くて、大きくなってからも、海外に関係する仕事で
幾度も食事を現地の人たちとする機会があった私は、麺をすするということを
しなかったのです。当然、1歳半から海外に毎年連れていかれた娘も
麺をすするということをしません。
白人達が、今か今かと待ち構える中、私達はお行儀よく、麺を咥えては
その垂れ下がった麺を、幾重にも折り曲げて、箸で挟み、口に運んで食べたのでしたｗ
隣りの席が日本人と入れ替わりました。その後ろの席もアジア人と入れ替わり、
一本調子で、アジア女性が大きな声で話します。でも周囲の喧騒にかきけされ
ところどころ語尾しか聞き取れません。主人があの若女性の日本語は酷いな。と言います
いや、日本人じゃないでしょと私達。多分韓国だとは思うのですが、
その喋ること喋ること・・・・ぽつりと私は感想をもらしました。
「あんなに喋ったら、私なら今頃、酸欠でぶっ倒れてるわ」
隣りの席の斜め前に座った日本人男性が、飲んでいた水を吹きそうになりました。
あっ、しまった。日本人が座ったんだった。
でも、まだまだ一本調子でとうとうとその女性は喋り続けます。
「きっと、お店の人にオーダーしちゃうわ さ、酸素吸入器下さい。シュコ～ッ」
今度は隣の席の、俯いて髪で顔を隠した日本人女性の肩が、小刻みに揺れ
持っているスマホも震っています。
娘は大笑い。ツボった～。もう言わないで～と笑いを納めようとするも
相変わらず一本調子で喋り続ける女性の大声に、堪らずまた笑いだします。
主人も引き結んだ下唇の内側を噛んで、笑い出さないようにしていました。
美味しい食事の後は、5駅分を歩いて帰りました。と言っても
トラムの一駅は、とっても近い距離なので、運動には不足で、オリンピック公園まで
足を延ばし、お散歩をして帰宅したのでした。 めでたしめでたしｗ
麺はいったんレンゲに乗せると、強くすすらなくて済むので楽です
ざるそばだと、たいてい一回、むせんで咳き込んだりするんです+_+;
海外で日本食を食べた事はないけれど、ナンチャッテ日本人が怪しい料理を日本食として出しているとか聞きますね。
美味しいラーメンが食べられて良かったですね＾＾
私は麺をすすれないわけではないけれど汁が飛び散るのが嫌なので、麺をくわえた後折りたたむようにして食べます。
女性のほうがよくしゃべりますね。
最も、これは日本人でもそうかもですが・・・・
麺をすすれない？
これは生活習慣で覚えていくものなのですね。
ちなみに私は、ズルズルできます。（笑）
以前見たTVで、フランスの有名シェフが日本に来てラーメン修行を
行う、と言う番組を見ました。初めは簡単に考えていたようですが、
作るうちに日本のラーメンの出汁の奥深さにびっくりする、という内容
でした。
麺、すすれないのですね＾＾。すすることによって、微妙な香りまで
楽しめる・・、云々かんぬんとか。