子鳥よ小鳥
- カテゴリ：子育て
- 2015/10/06 12:50:48
ふっくらと羽毛を膨らませた巣立ちの近い小鳥が
どんな木にとまろうかと夢を語る。
「あの赤い実のなる木がいいな。人気なのよママ」
「子鳥よ。いつも人気の木は、あなた一人を養ってくれはしない。
あちこち魅力を振りまいて、他の小鳥たちをも誘うでしょう」
「じゃあ柳はどうかしら？風に髪をなびかせて、お洒落じゃない？」
「子鳥よ。外見だけで判断してはいけない。上辺だけ飾るものは自分自身を持ちません。
噂や、流行になびき、季節が終われば丸裸。知性も何も見当たりません」
しばらく小鳥は小首を傾げて考えた。そして周囲を広く見渡し、1本の木を見つけた。
「あの根を張って、大きく枝を広げようとしている木はどうかしら？周囲と協調して
目立とうとしないけれど、備わっている資質は素晴らしいと思うの」
「子鳥よ。少し飛んで行って、挨拶をしてきなさい」
「えっ？今は草食系が好まれる時代だから、目立つと嫌われるのよ。
木の方からも、最近はアピールしないの。何となくグループでいるうちに、
お互い外さないだろうと読んだ時点で、ぺアになるの」
「・・・・・・・・・・・子鳥よ。それでは、もしあの木に気付いた他の可愛い小鳥が
先に枝にとまったら、あの木は二度と、様子を伺ってばかりいる他の鳥には
目もくれなくなるかもしれない。平坦な一色の壁も、一か所だけ色づいていれば
そこに目がいくように、自分が合図を送らなければ、ただそれは意思のない
静物と同じこと。今だけは内面の輝きを外に放ちなさい」
子鳥、小鳥が飛んで行く。光を浴びて、勇気を振り絞り、一生懸命羽ばたいて・・。
戻ってきた小鳥は、目をきらきら輝かせ、頬を染めてさえずった。
「気配りができる優しさを持っていて、夢の実を持っている素晴らしい木だった
どんな風にその実を実らせるのか分かっていて、大地をしっかりつかんだ根で、
大きく育とうとしている木だった。パパ鳥も同じような夢を実現したと話したら
パパ鳥の羽ばたき方に感心して、褒めてくれたの」
子鳥よ小鳥。家族に向けた愛情も、これからは違う方面に注がれるのかもしれない。
喜びの歌をさえずる日が来ることを 切に願う。
小鳥よ子鳥。今はもう、母鳥より大きくなった子鳥。
安全なこの巣の中で、巣立つために自分を鍛え、能力を磨いておくれ。
飛び方を失敗しても、傷を癒す腕（かいな）はここに。
褒めて下さってありがとうございます。
いつも母親の袖を握って、離れないようにしながら、周囲を伺っていた子が
ここ最近、どんどん知識を広め、新しいことに挑戦しだしました。
親としては、成長したなと嬉しい限りです。そして挑戦には失敗はつきもの。
でも、傷つくからと囲ってしまうことはせず、親という漢字のように、
木の上に立って見る親になりたいと、アドバイスだけして、子供の好奇心や
実行力に委ねようと思っています。 そして自分自身も成長できたらなと思います。
揚羽さん、その時々は必至でも、あとになると宝物の想い出ですね。
たった1年で、何もできない赤ちゃんが、言葉を覚え、歩くようになるんですもの。
夜泣きと言えば、チワワが赤ちゃんの時は、大変でした。
リビングに寝場所を作ったのですが、寂しがって鳴くのです。
癖を付けさせちゃいけない。我慢我慢と頑張るも、次の日フルの仕事があり
寝不足でフラフラになりそうだったので、なだめる為に傍にいったら、大喜びしてしっぽを振ります。
でも、寝室へ戻ると、またク～ンの繰り返しｗ口輪をするのはかわいそうなので、ストッキングを
思わずかぶせたら、犬なのにどろぼうのようになりましたｗ でも遊んでもらっていると思ったらしく
興奮して大喜びしたので、仕方なくケージを寝室に運んだら、静かになりました。
良い思い出なのか、おかしな思い出なのか、ハィジさんがこれを脳に思い浮かべたら吹き出しそうですｗ
小鳥は一人で大きくなったとさえずる時が来る
小さな脚で、一歩が出たとき・・親はどんなに喜んだなんてわかりもせず
小さな口を大きく開けて、食べさせたり、夜泣きが酷く朝になってしまった日のこと
親はいつかは居なくなる。でも、心の中にずっと居る・・・翼広げて❤ ですね＾＾
四季さん。いつも温かい言葉をありがとう♡
今日は、娘が幼稚園時代からおつきあいのあるママ友と
ランチをしてきました。子供の胸キュン話をしながら
初々しくって、こっちまで新鮮な気持ちになれるねって、にっこりｗ
でも、親心としては、今のまま初々しい状態が、ずっと続いて欲しいと
お互い本音が・・・・ｗ
四季さんは、今気になる人はいるのでしょうか？
麻婆豆腐は一緒に食べたの？ｗ
親鳥の目には眩しく映ったりするものでしょうか^^
若干の心配ごとも、心の底で同居してるかもしれないですね・・・
Lilyさんもいつまでもパワフルでいてくださいね☆
親鳥が元気にさえずっていればこそ、子鳥も大きく羽ばたけるのよね^～^
私が書いたものです。褒めてくださってありがとうございます。
女子校だった娘が、共学の大学に通うようになって、半年経ちました。
周囲はカップルが出来上がり、部活も一生懸命頑張るけれど、少しよそ見をする余裕が
出てきた娘は、男の子にも興味を持ちだしました。その初々しいこと・・・
人を想う気持ちって素敵だなと、改めて考えさせられるこの頃です。
自分の昔のことを含め、娘と色々話しあい、励まし、せっつきｗｗしています。
少しずつ巣立ちしていく娘の姿を、少しの寂しさと、多くの頼もしさと期待を持って、見守る私の気持ちを
この文に込めて書きました。
全てのことにおいて抜けていているところが、素晴らしいと主人から言われます。
娘からは、全てにおいて、お子ちゃまなところが抜け切れないのが素晴らしいとも・・・
そんな親から巣立つ小鳥は、反面教師の教訓を得て、きっと立派に巣立ってくれるでしょうｗ
えっ？せっかく真面目に褒めたのに、冗談めかしてるって？
両親はとても厳しくて、褒められずに育ったので、褒められることが苦手なのですｗ
すぐ茶化しちゃうのｗでも、良いふうに見て下さってありがとうございます。感謝です♡
Lilyさんオリジナルの散文詩？いずれにしても様々な意味
を込めた素敵な文章ですね。
うちの小鳥(インコ)は、相変わらず落ち着きがなく、少々
持て余し気味です＾＾。
そんな素晴らしい親鳥から巣立つ小鳥も、
しっかりと知恵を身に着けて、立派に巣立つことでしょう。