Nicotto Town



坂本龍一さんのファミリーヒストリーを見て

龍一さんの父、一亀さんの放映箇所の覚え書きなので、興味がある方だけ読んで下さい。
昨夜 坂本龍一さんの親族のお話をテレビで放映していました。
運命に揺さぶられ、本来の場所から追い出された先の出会いが繋がって、
やがて坂本龍一さんに辿り着くという構成でした。

普通の人なら残っていないような記録が、曾祖父(町の料亭の主人)も町の有力者だったことから、
神社の柱にまで、奉納の際、名前が記録されています。
そしてその息子(龍一さんの祖父)は、その町で有名な素人歌舞伎に出ています。
かなりの役者だったようで、初めてできた歌舞伎劇場の支配人になります。

ところが、順風に見えた町の名士の家族にも、暗雲が立ち込めました。
観劇中、酔った客の騒ぎを止めようとした窓口の係が巻き込まれ、殺人事件が起こったのです。
責任を取って辞めた龍一さんの祖父は、生命保険のセールスマンになり、福岡に単身赴任をします。
そして、そこで出会った女性と不倫の末、家族と分かれる悲しい結末に・・。

長男 一亀(龍一さんの父)は、自分の父が起こした不名誉なことで、
家族が被った痛手の為、性格的にかなり自分にも他人にも厳しかったそうです。
その厳しかった父が、戦争中に満州で通信部隊に従事し、一人日本に戻された後、終戦を迎えました。
残った仲間はシベリアの強制労働に送られ、多くの命が奪われました。
一人だけ生き延びたことが堪えた一亀さんは、半年もの間、引きこもり状態だったそうです。
そして鋳物工場を経て、もともと書くことが好きだったのが高じて、同人誌を作ります。
それがたまたま東京から静養に来ていた出版社の人の目にとまり、東京の出版社に勤務することに・・。

以後、野間宏「真空地帯椎名麟三「赤い孤独者」三島由紀夫「仮面の告白島尾敏雄「贋学生」高橋和巳「悲の器など戦後文学の名作を次々と手がけ、純文学編集者として名を馳せました。

この「ワンカメ」さんと呼ばれた龍一さんのお父さんは、
かなり厳しい編集者さんだったようです。
電話で作家を「バカヤロー」と怒鳴りつけているのを、
龍一さんはよく耳にしていて、「父が怖かった」とテレビで話していました。

700枚の原稿を3回も書き直させたりしたそうで、原稿を書く側としては
書いてる最中、干からびてしまうんじゃないかと、聞くだけで苦しくなりました(;^ω^)
でも、「妥協はするな。この文章が残って、日本を支え、変えていく」と
貧乏作家さんの食事まで気を配り、逆にワンカメさんの方が倒れてしまうのではと
作家さんに心配させたとか・・・。
ここまで親身になられたら、作家さんは根性で、もくもくと魂を文に紡いだのではないかと思いました。

「妥協はするな」・・・分かっていても、書いていると限界を感じます。
もう頭が働かない。ここをいじったら、前のあの部分も変えなければいけない。
このままでも十分だと思うけれど・・・でも、ここで目を瞑ったら、
先は無いんだと踏ん張って、直します。
一か所だけの手直しが、手掛けたところから、文章のあちこちがほころんで、
絶叫したくなります。
でも、「壊すつもりで書いてやれ!解体して、練りなおせ!」と
新しく生まれそうな何かの予感にそそのかされて、ひたすらノートに
思いついたことを書き留めるのです。
できた!そう思ったら、それはただまとまっただけの文章。
読み直し、手を入れ、読み直し、誤字脱字を直し、読み直し、もう嫌だ!
もう見たくない!何でこんなことしてるんだ!と原稿を投げ出したくなるのを堪え
もう一度・・・。

書き始めたばかりの私でさえ、これだけ根を詰めて作業をしているのだから、
偉大な作家さんと、それを支える編集者さんは、どれだけ苦労しているのかと
考えるのも恐ろしくなったのでした。












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2018/04/27 22:01
ハルちゃん

きっとハルちゃんが書いた方が面白いかも。
万物に魂がやどるなら、異文化交流の意味で、妖精と日本の妖怪じゃちょっとおどろおどろしいから
八百万の神とのお話を書きたかったのです。でも日本の神様や妖怪にあまりにも
知識がなさすぎて・・あちこち読むのもしんどくて・・・涙目でハルちゃんに質問をしたのですw
本当は日本の神があちらに渡る方が、私的には書くのが楽なのですが、
妖精の方が地位が低いのに、神様の方から出向くってあり?と悩み、
仕方がないので、妖精が日本に来てと考えなおしたのが、私的に無理があったようです。
どうせならオリンピックにしちゃおうかしらwそれぞれの妖術や神の力を使っての
競い合い。それなら世界中から集まってもいいわけで・・・う~~ん。
すると、また神様と妖精について、いっぱい調べなければ・・・(;^ω^)
これは、エンターテインメント小説として、自分も楽しんで書くことにします。
内容なんて気にしないも~んwwだから突っ込んだって無駄なんだも~ンw

ハルちゃん、忙しいところ、沢山のアドバイスと親身になってアイディアを下さって
ありがとうございました。ちょっと頑張れそうかも・・。
よ~~~し。書くぞ~~~~~。本当にありがとうございました<m(__)m>



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2018/04/27 19:03
西洋の妖精の東方見聞録>面白そうな視点ですね(^^
ですが、Lilyさんの得意分野から考えると逆の方がいいかも。あと日本の読者もギリシヤやケルトなど西洋文化の方が興味引くんじゃないでしょうか。
…日本の文化を自分なりに表現でしたら、日本全体ではなく、1つの妖怪や神に絞り、何らかの理由で日本側が渡海して向こうで交流する。その際、自身の事も自己紹介。向こうの事を教えてもらいながら~というのは?

付喪神なら博物館に貸出されて、そこであちらの付喪神と仲良くなったり喧嘩したり。
妖怪系なら、例えば旅行する人間にくっついてきちゃったとか。(テント担いだバックパッカー系の旅行者のテントをお家に定めた座敷童。移動する先々で悪戯しながら知り合っていくとか面白いかもと浮かびましたが、お家の中の妖怪だから無理かw)
神なら…あ、これが一番難しいかも。10月の出雲大社的な、西洋で神同士が新しく婚姻、または誕生。そのお祝い日本代表とかならワンチャン?もしくは博物館じゃないけど、実は神の世界にもサミットとかありまして。な一同に会する系でないと厳しいかな~ あと神を題材にするなら荒魂と和魂の二面性は物語内に出番があった方がいいかなぁ。

あまり役に立たないネタだけ置いて書き逃げしていきますw(`・ω・´;)ゞ
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2018/04/27 11:10
kiriさん

日本の神は、信者がいなければ力を失うということを聞いたことはあります。
キリスト教もそうだったのですね。
仏教は来世利益なので、信者がいなくても、仏は力を失わない。
そんな違いがあるとも知らず、簡単にファンタジー化しようとしたのは大間違いですね。
ううう~~~っ。何とか日本の文化を自分なりに表現したいと思ったのですが、
やっぱり小さな頃から西洋文学ばっかり読んでいた私には、無理だなって思いました。
神様の名前の漢字の羅列を見ただけで、息を止めて、決心をしないと読めないんですもの。
反対に日本から、西洋へ行く方が私には書きやすいんです。
今回思った内容は書かなくても、これを機に、少し勉強してみようかと思います。
kiriさん、詳しく教えてくださってありがとうございました。



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2018/04/27 08:37
神そのものの成り立ちに関しては西洋も日本もかわらないのですが、現在の知識だけでは当時は想像するしかなくてずれがあるのですね。
キリスト教も日本の神道も信者がいなければ神は力を持たないことで共通しています。数は力だったんですね。ひとりではできないこともたくさんの人が知恵や力を出してとりくめば願いが叶うのが神を信仰する宗教の考え方です。日本の神も変わらなくて必勝祈願の八幡神社も、商売繁盛の稲荷神社も、学問成就の天神社も信者になると協力するよ、って集団ですね。共通するのは現世利益です。
唯一、仏教だけは現世利益ではなく来世利益なので信者がいなくても仏は力を失わないという違いがあります。
神道に関しては専門なのでいくらでも話ができますが、Lilyさんの小説で名前の説明するのはあんまり意味がないかと。。。必要最小限でも^^;;

ちなみに伊勢神宮内宮の天照大神って誰?って論争があって、内宮は女神、外宮は男神で、女神は倭姫命で男神は饒速日命が有力です。外宮先拝、外宮先祭なので外宮の男神の方が上で(親戚の家へいって家長に挨拶するのが最初なのと同じ)ってことですね。

天皇の祖先は公には天照大神とされていますが、実際には違うと思っています。皇室も分かっていて伊勢の僻地(昔は常世の国と言われていました。常世の国はあの世のことですね)に追いやったのだろうし、天皇の公式参拝は明治になるまでなかったくらいなので。。。
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2018/04/26 22:52
「ミコト」(神号)[編集]
3.は神号と呼ばれる。いわば尊称である。代表的なのは「カミ」(神)と「ミコト」(命・尊)である。 「ミコト」の語源は「御事」とする説と「御言」とする説とがある。後者は命令のことで、何かの命令を受けた神につけられるものである。例えばイザナギ・イザナミは、現れた時の神号は「神」である。別天津神より「国を固めよ」との命令を受けてから「命」に神号が変わっている。[要出典]その他、『古事記』では特定の神格についてはそれぞれ神(かみ)なのか命(みこと)なのか決まっている場合がほとんどで、きっちり使い分けされているが、『日本書紀』では全て「ミコト」で統一した上で、特に貴い神に「尊」、それ以外の神に「命」の字を用いている。
特に貴い神には大神(おおかみ)・大御神(おおみかみ)の神号がつけられる。また、後の時代には明神(みょうじん)、権現(ごんげん)などの神号も表れた。


う~~ん。調べれば調べるほど、ちょっと私には無理かもって感じてきましたw
名前の由来をストーリー中で説明しないといけなくなると、やっかいですものね。
マルコポーロの東方見聞録ならぬ、西洋の妖精の東方見聞録で、八百万の神との交流を
書きたかったんですが、だめだ!私には荷が重すぎる(/ω\)

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2018/04/26 22:45

「アメ」ノ(神の属性)[編集]
1.はその神の属性を示すものであるとの説がある。[誰によって?]最も多い「アメ」「アマ」(天)は天津神であること、または天・高天原に関係のあることを示すとの説もある[誰によって?]が、「天之冬衣神」など明らかに国津神であるにもかかわらず「アメノ〜」と冠される神名もあるので成立しない説である。[要出典]「クニ」(国)は国津神を表すこともあるが、多くは天を表す「アメ」のつく神と対になって地面もしくは国に関係のあることを示す。「ヨモツ〜」(黄泉)は黄泉の国の神であることを示す。「ホ」(穂)は稲穂に関係のあることを示すとの説もある。[誰によって?]この部分が神名にない神も多い。

「ウズメ」ノ(神の名前)[編集]
2.はその神の名前に当たる。これもよく見ると、末尾が同じ音である神が多くいることが分かる。例えば「チ」「ミ」「ヒ」「ムス」「ムツ」「ムチ」「ヌシ」「ウシ」「ヲ」「メ」「ヒコ」「ヒメ」などである。 これらは、神神習合が起こる前の各部族での「カミ」あるいはマナを指す呼び名であったとも考えられる。[要出典]「チ」「ミ」「ヒ」(霊)は自然神によく付けられ、精霊を表す(カグツチ、オオヤマツミなど。ツは「の」の意味)。「チ」より「ミ」の方が神格が高いとされている。[要出典]「ウシ」(大人)、「ヌシ」(主。一説では「〜の大人」の略称とも)、「ムチ」(貴)等は位の高い神につけられる(オオヒルメノムチ(アマテラスの別名)、オオクニヌシなど)。ムジナ、ミチ等動物と関連する可能性がある[要出典]「ムス」(産)「ムツ」(親)は何かを産み出した祖神を表す。「キ」「ヲ」(男)「コ」(子)「ヒコ」(彦・比古・毘古)は男神、「ミ」「メ」(女)「ヒメ」(媛・姫・比売・毘売)は女神に付けられるものである。 「コ」は国造(ミヤツコ)小野妹子など、元は男性を表したが、藤原氏が女性名として独占し、近世までは皇后など一部の身分の高い女性しか名乗れなかった事から、現代では女性名として定着した。

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2018/04/26 22:44
ハルちゃん

うわ~~。すごい知識!太陽神の子孫がエジプトではファラオ、日本では天皇なのですね。
ちょっとファンタジー物が書きたくて、調べ中です。でも、私はつじつまがあってないと
ダメなので、ファンタジーは向いてないかも・・・。今のうちに色々なジャンルに挑戦して
自分がどんなものがあっているのか知りたいと思います。kiriさんとハルちゃんの説明で
何となく構成が浮かんできたかも・・。色々詳しく教えてくださってありがとうございました。

神道の神の名前である神名は、大きく3つの部分に分けられるらしいです。
例えばアメノウズメノミコトの場合
「アメ」ノ
「ウズメ」ノ
「ミコト」

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2018/04/26 22:31
kiriさん

私にも分かるように、簡単に要約してくださってありがとうございました。
下記の万物に神が宿っているというのを読んで、西洋の妖精との違いを考えたのですが
キリストにおける神はオンリーワンであって、妖精と神は全く違いますものね。
ちょっと書きたいお話があって、今少しずつその方向でいけるか調べ中です。
教えて頂いてありがとうございました。


八百万の神[編集]
自然のもの全てには神が宿っていることが、八百万の神の考え方であり、欧米の辞書にはShintoとして紹介されている。日本では古くから、山の神様、田んぼの神様、トイレの神様(厠神 かわやがみ)、台所の神様など、米粒の中にも神様がいると考えられてきた。自然に存在するものを崇拝する気持ちが、神が宿っていると考えることから八百万の神と言われるようになったと考えられる。八百万とは無限に近い神がいることを表しており、多神教としてはありふれた考え方である。 またこういった性格から、特定能力が著しく秀でた、もしくは特定分野で認められた人物への敬称として「神」が使われることがある。


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2018/04/26 20:37
捉え方の違いは我々の精神の違いではないでしょうか。そしてその精神が育ったのは文明を発展させた宗教観の違いであると思います。
元々古代では日本でも西欧をはじめ世界中どこも自然の物事、現象全てに霊魂が宿ると考えられる精霊崇拝が行われていましたが、その後発展する宗教によって全く異なったものへと変化していったと考えられていると本で読んだことがあります。
日本はわりと早い時代から仏教が入り、勿論途中からキリスト教も入りましたが固定宗教としては神道があり、また現代に至るまで自然崇拝と祖霊信仰が途切れることなく続いています。一方西欧はキリスト教が固定宗教として広がった事が早かったことから、同じく持っていたはずの祖霊信仰が否定されました。キリスト教が広がる前は太陽神が世界各地で崇められ、人々を統治する王は太陽神の子孫である(エジプトのファラオ、天照大神の子孫が皇室)とされ、神と王は続いた系譜とされていましたが、キリスト教は神が人を作った、とされており神の子孫=王ではなくなります。

その後自然とは恐れるものではなく利用するものへと変わっていきますが、祖霊と精霊信仰が続く日本では仏教が流入された後もそれをそのまま受け入れるというよりはこれまでの考えと混ざって残ります。
逆に西欧では混ざるのではなくキリスト教に入れ替わります。八百万をそのまま信じ続け、混ざり続ける日本の考え方とこれまでの信仰がほぼ一新され、単一神を掲げるようになる西欧では同じ自然に対しての考え方が異なってくるのでしょうね。
↓あと、kiriさんのおっしゃる陰陽道も古来からの考え方ですよね。
・・・・・・Lilyさんの聞きたかったことに対する返答としてはズレてるような答えになってしまいましたが、私もコレの答えを正確には答えられないです(^^;
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2018/04/26 09:03
私は今は日本代表の会見パスを申請していないので記者会見には入れません^^;;
体調不良で静養中なので、民俗学に特化していてあとは協会に協力するくらいかなあ。
ハリルホジッチ氏の契約についてはわからないですが、サッカー監督の一般的な契約では、解任、契約解除、辞任の取り決めがあって、解任の場合は任期一杯までフルで報酬を支払う。ただし、一括ではなくて解任されたときに残り1年の任期がある場合は1年間給料を払い続けるけど、3か月で次の仕事が決まった場合は残りの9か月は支払わなくてもいいことになっています。契約解除はクラブまたは協会と監督と代理人が話し合ってお互いに仕事が続けることが困難となった場合に双方了解で契約が解除されます。前任のアギーレ氏はたぶんあてはまるのではないかと思いますが、アギーレ氏はスペインで八百長疑惑で裁判になることが確定したため(今年2月に2年の懲役刑と6年間のサッカー関係の活動停止の求刑の見込みと報道)続けることが困難となって契約解除になりました。報酬については話し合いですね。辞任の場合は報酬は辞任時点で打ち切りです。

それから横レスですが、日本の神様と西洋のすべてのものに魂がは考え方がまったく違います。今は西洋文化に影響されて山にも花にも神様があって言われますが、元々、人は朝廷と三位以上の貴族、鬼は朝廷に刃向かうものたち、神は平定された勢力なので、三輪山が神なのは朝廷の支配下にあるってことですね。出雲も伊勢も同じ支配下あると神、まだ支配していないと鬼と分けています。

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2018/04/25 21:26
ハルちゃん

なるほど~~~。それで、ハルちゃんの自己紹介に演劇と書いてあったんですね。
台本書くのって大変ですよね。ただの説明になってはいけないから、
いかに動作と簡潔なセリフで、観客に理解させるか必要になりますものね。
しかも、題材が限られているとなっては、本当に頭が痛くなりますね。
せっかくいい台本書いても、演じる人の能力によって、駄作になってしまうことも
ありますし、その辺プロの役者さんたちではないでしょうから、指導が大変だったでしょうね。

応急処置・・教えて欲しかったです。しまったな~~。
でも、今度必要な時に、ぜひぜひご指導いただきますようお願いいたします<m(__)m>

ハルちゃんに質問です。日本には自然信仰があり、自然を神格化して、神道に繋がっていますが、
北欧でも、花や木や湖など万物に魂(妖精)などが宿ると考えられていますね。
一見同じように思えるこの捉え方の違いは何だと思いますか?
ハルちゃんはお仕事で忙しいので、調べることでお手間をとらせたくないので、
この内容に詳しければ教えて頂けると嬉しいです。





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2018/04/25 20:40
出来上がってすぐは「最高傑作が出来た!」と思いますが、実はそれが出発点。あくまでそれは完成させるための叩き台に過ぎない辛さというのは小説に限らず、結構なんにでもありますよね。
「読み直し、手を入れ、読み直し、誤字脱字を直し、読み直し、もう嫌だ!もう見たくない!何でこんなことしてるんだ!と原稿を投げ出したくなるのを堪えもう一度・・・。」>この経験を一昨年まで毎年。約7年くらいやってたんで、良くわかります!!

ずーっと職場+役所主催、地域の防災活動ボランティアで毎年救命活動(心臓マッサージ・AED使用方法)の指導+防災の劇(救命活動や応急処置の実践)をやっていまして、約7年間の劇の台本ずっと書いてたんですよね。同じ題材使ったら「去年と同じだから変えて」と文句書いたアンケート来るし、でも劇の題材にしようにも防災って似たようなものになるし、それを元に練習したり覚えて欲しい手当てって限られるしで・・・去年からやっと別の委員会所属になったんで台本作りから解放され「ネタが…ネタがッ」と探し回る日々も終了。ちょっと心穏やかに過ごせてますw
なお、何年か回せるよう火災・水害・地震(2パターン)・台風の台本は置いてきたのでバージョンが枯渇して引っ張り出されない限りは大丈夫なはず。(竜巻は作ってる最中に移動になったからネタだけ置いてきた)。。Lilyさんもお望みなら応急処置とか教えますよ~w
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2018/04/25 17:38
kiriさん

kiriさんは、ハリルホジッチ前監督前の記者会見を聞きに行かれたんですよね?
解任になったサッカーのハリルホジッチ前監督は、フランスに移住した方で、
フランスのやり方を心得ていると主人が苦笑していました。
フランスは社会主義国なので、働かなくても簡単に解雇できません。
成果がでないからと解雇されると、必ず裁判になります。
裁判を起こしている間は、企業から給与があるので、長期で臨み、そのあと失業手当を受けて
1年は仕事をせずのんびりするそうですw
ハリルホジッチ前監督は、今首になると、監督としての能力を疑われ、次の仕事の依頼が
来なくなるので、成果を出すまで仕事をさせろというパフォーマンスを起こしたのではないかと
主人が言っていました。

kiriさんの先輩は、ワンカメさんのようにビシビシと作家を育てたのですねww
見込みがあると思って育てられるなら、厳しくてもいいと思いますし、
私なら期待に応えたいと思います。
反対に、表面は優しくしといて、心の中で俺は押してないけど、他の奴がお前がいいって
言うからさというような人に対しては、誠意を尽くそうとは思いません。
でも、作家さんによっては、優しくおだてられる方がいいとか、作家と編集者さんとの
相性があるんですよね。人間だから好き嫌いは仕方ないとして、
そこの出版社では書かないという拒絶は、育てた方としてはやり切れませんね。




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2018/04/25 08:43
前アーセナル監督で元名古屋監督のベンゲル氏が元日本代表小倉隆史に『なんで100%の力で練習していないやつに教えなきゃいけないんだ。100%でやれ』って言っていたのを思い出します^^
書いただけで推敲していない原稿は著者以外では読めたものではないのですが、著者は脱稿した高揚感で最高の文章って思っていますからね。そこをなだめたりすかしたりしながら読める文章に直していく作業はたいへんです。先輩の編集者はワンカメさんとおなじように強面で作家を売れっ子に育てたら、出版社をかえられてしかもうちではかいてくれないってことでなげいてましたよ。。。
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2018/04/25 08:00
吉春さん

一つの方法としては、まず吉春さんの頭に浮かんだおぼろげな荒筋をワードで書いて
保管することです。その時に浮かんだぴったりのタイトルをつけるといいですね。
例えば、「春を望みて」とつけます。
そして、そこから派生する物語を練ることです。
すると、最初書いた物から、ずいぶん雰囲気が変わったり、登場人物の性格や言葉に
手を加えたりと、物語が進行します。
それは上書きではなく、「春を望みて~届けられた吉報」と物語を展開させた
痕跡を残します。
そして、もう一度、最初と練り直した部分を比べ、どこにひずみがくるのか
どうつなげていったらいいのか考えて、今度は新しいページに最初から書きます。
(パーツはコピペしても構いません)人物の性格がシャープになり、
周囲の人格もどんどん肉付けしていくと、おおよその骨組みができあがり、
ストーリーを本格的に書きだすことができます。
その時に、こっちが本当の物語だよってわかるように、またタイトルをつけておかれると
他のものと区別がつきますね。「あにはからんや・・・・・」

あっ、だめだ。私はタイトルつけるの苦手なんです。
脱稿前のタイトル決めで、ものすごく悩みます。決めたタイトルを活かすために
ラストを少し変えたりもして、またタイトル変えてと七転八倒しますw
今、2つ浮かんだ物語があって、形にしたくてうずうずしています。
ただ、主人が海外赴任から帰任したばかりで、私自身も今までと生活のリズムが
全く変わってしまい、どうやって自分のペースを保つかを考え中です。



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2018/04/25 00:38
❀Lily❀さん今晩は
>創作って、海原の真ん中に浮いていて、こっちが起こす波も、
>のろしも誰の反応も得られない状態なんです。
なるほど正にピッタリの表現なのでびっくりしました。

私の中におぼろげに浮かんでいた荒筋は、
 すっかり打ち壊して新しく組み立てて見る事にします。
大河ドラマの王道にのっとって、生まれてから生涯を閉じるまでを創作してみます。
あ!すみません、独り言でした。
ありがとうございました。
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2018/04/24 21:04
ひろひろ姫

創作って、海原の真ん中に浮いていて、こっちが起こす波も、のろしも誰の反応も
得られない状態なんです。どっちの方向へ漕いでいったら、辿りつけるんだろうと
もがくわけです。でも、どうあがこうと自分の思い通りにしか行かない訳で、
酸素不足になったりします。
そんな時に、編集者さんがこっちの方向の方が良さげですよとアドバイスをしてくれたり、
そうそうそんな漕ぎ方は、いい流れに乗れそうですって認めてくれると、
何もなかった海原に、羅針盤が現れた感じになるのです。
よし、決めた。いう通りに漕いでみようなり、やっぱり反対方向にも行ってみたいから
見届けてなり、自分の迷いに決別できるんです。

でも、もちろん、書いている方が一番念頭に置くのは、読者の顔だと思います。
これを読んだら、どんな風に感じてくれるだろうか?
その反応を思い描くから、がむしゃらに頑張れるのだと思います。

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2018/04/24 20:54
ナツメさん

演劇も、歌もそうですけれど、直にお客さんの反応が見られるから、
楽しくもあり、怖くもありますよね。
でも、舞台に立った途端、、絶対に魅せてやるんだって、その役になりきって
周囲の空気を変えた時に得られる、緊張感と期待は何にも代えがたいものがありますね。
でも、残念ながら、私の役者能力はほぼ0に近いので、なりきりのこつだけを
1時間ライブに活かしましたw来場してくれたお客さんから声や拍手を頂く時や
どこまでも声が伸びて、うわ~っと歓声が上がった時の高揚感は、
これ以上ないくらいの至福をもたらしてくれました。
ナツメさんは、文章力、理解力、観察力、容姿、全て揃ってらっしゃるから、
舞台パフォーマンスは素晴らしかったのではないかと思います。
映像が残っていたら見たいです。

坂本龍一さんは、Y・M・Oというシンセサイザーを使ったバンドを
やっていた時、お化粧をしていたそうです。髪型もウィッグをつけたり
当時のバンドとしては、かなり先端をいっていたらしいのですが、このお父様、
息子に怒鳴りました。「音楽で勝負するならいいが、あの恰好はなんだ?俺は息子をピエロに
育てたつもりはない!」 沖縄の音楽をアレンジすれば、お前のオリジナルでないと怒られ、
当時はお父さんの目を見るのも怖かったらしいですww でも、あのお父さんがいたからこそ
この息子ありなんだと思います。


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2018/04/24 20:22
作家さんと編集者さんは、運命共同体なんですね。
お互いを理解し合い 理想に向かって 突き進んでいくっていう感じでしょうか。

創り出すっていうことは、何にしろ素晴らしい事ですね!
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2018/04/24 20:13
>できた!そう思ったら、それはただまとまっただけの文章

根性が半端ないですね^^;
人に何かを与える文章ってのは
でも、そこまでするんだなと感心しました。
しかし、作り手側はそれが幸せなのかもしれませんね。

妥協するなという言葉を聞いて、恩師の言葉を思い出します。
「出し惜しむな」「ただやりなさい」
思いっきりやっても届かない。
限界だという思いを通り越して、
繰り返し、繰り返し、ひたすらに情熱を傾けて、
時間も費やし、命もかける(ような気がするだけかも)……
そうして、やっと
「やればできるじゃない」「最初からやりなさい」
という言葉が得られました。

そういったことが自分を豊かにしてくれたのだと
今では思います。
「心の貧しい芸術家はいない」
何かを提供する側として、今でも忘れられない宝です。

また、「作家も頑張ってるから、あんたたちも負けたらダメ」
こう言われたのも思い出しましたw




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