伝言板に頂いたコメントに触発されて
- カテゴリ:コーデ広場
- 2024/02/22 20:10:07
ルネ・マグリットの「望郷」コーデチャレンジ。獅子とジャケットと黒翼しか合ってないって? ごもっとも。
もらったステキコーデ♪:77
あっ……、今日は「猫の日」ですね。
ライオンはネコ科っ! ……でもヒョウ属だから苦しいな~。(このコーデ投稿は別の日にすれば良かったかしら?)
※ ライオン:ネコ科ヒョウ亜科ヒョウ属
イエネコ:ネコ科 ネコ亜科 ネコ属
ヒョウ属にはヒョウ・ライオンの他にジャガー・トラ・ユキヒョウ ヒョウ亜科にはヒョウ属とウンピョウ属の2属
ネコ亜科にはネコ属の他に
ネコ亜科にはネコ属の他に
ベンガルヤマネコ属(イリオモテヤマネコはここに属するとのこと)
・チーター属・オオヤマネコ属・マヌルネコ属・ピューマ属・
……などなど、とにかく多数
とのこと
☆
2024年2月16日に、お友達のモモ様より伝言板にコメントを頂きました。
> (前略)コーデにライオンがいたら絵画の「ホームシック」を思い出しました。
ライオンの居る絵画……なんとなく記憶が有るような無いような。
気になりますので、早速ネットの海に漕ぎ出します(便利な時代になりました)。
ああ、この絵画でしたら、おぼろげながらも確かに記憶にあります。
ルネ・マグリットの「ホームシック」、
画題は原語で「Le Mal du Pays」。
その邦訳は他に「望郷」「望郷の念」などがあるようです。
「Le Mal du Pays」は個人蔵のようで、なかなか日本には来ないようです。
ネット上には1971年(マグリットは1967年没)に
京都国立近代美術館の「ルネ・マグリット展」で来日していた記録が残っています。
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/1971/76.html
共催に東京国立近代美術館も挙がっていますので、
きっと、東京・京都開催だったのでしょう。自分の生まれる前のお話です。
一番ある可能性は、学校の美術の教科書もしくは副読本、
そうでなければ
何らかのシュルレアリスムの展覧会が日本で開催される折に、テレビの紹介番組
で観た、といったところが考えられますが、記憶の糸に引っ掛かりません。
「光の帝国」「白紙委任状」「ピレネーの城」辺りでしたら、
テレビの美術バラエティ番組で観たような気がします。
近年でしたら、2020年11月~2022年1月に
横浜美術館、愛知県美術館、富山県美術館の3つの公立美術館で巡回開催された
「トライアローグ展」(trialogue:鼎談)を紹介した回が可能性が高そうです。
この展覧会では、ルネ・マグリット作品は
富山県美術館所蔵の「真実の井戸」
横浜美術館所蔵の「王様の美術館」
の2点の油彩画が展示されたそうです。
富山県美術館はブロンズ像の「真実の井戸」も合わせて所蔵していますが、
この展覧会で巡回したのは油彩画のみだそうです。
トライアローグ
横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション
(愛知県美術館ver.)
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000324.html
(富山県美術館ver.) ※展示作品リスト(PDFファイル)があります。感謝!
https://tad-toyama.jp/exhibition-event/15489
横浜美術館は展覧会アーカイブを残していません。残念。
この展覧会が横浜巡回中の2021年02月02日に、
「ぶらぶら美術・博物館」(2023年9月に番組終了)では紹介回が放映されていました。
#368 横浜埠頭で動くガンダム!日本の美術館の底力「トライアローグ展」
〜ピカソやシュールはなぜ生まれた?激動の20世紀美術まるわかり!〜
https://www.bs4.jp/burabi/articles/836yyu6mqmri1ovk.html
また、「新美の巨人たち 」では2021年2月13日に
横浜美術館所蔵の「王様の美術館」に因む回が放映されています
(我が家はBSにて視聴ですので、もう少し遅くに観ています)。
“イメージの魔術師”ルネ・マグリット『王様の美術館』×中川翔子
https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/index.html?trgt=20210213
現在、物理的に印刷された「Le Mal du Pays」と一番お手軽に接する方法は、
名古屋市美術館ミュージアムショップにある輸入ポストカードでしょうか。
(下記URLはオンラインショップの当該商品ページ)
https://ncam.shop-pro.jp/?pid=176765387
実店舗の店頭にも並んでいるのでしたら、お近くにお住まいの方は
オンラインショップを経由せずとも直接入手出来るのではと思います。
と言いますか、名古屋市美に足を運べる方は、
「トライアローグ展」の愛知県美巡回に馳せ参じることが出来て、
恐らくは、当時、県美のミュージアムショップには
上記ポストカードもお取り扱いがあったのでは……と拝察します。
美術書に関しましては、興味をお持ちの方はご自身であたられて下さいませ。
コーデにつきましては、その。
ライオンとアバターが同じ方向を向く時点でちょっと無理があるのですが、
もう少し頑張ってみました。
まず、アバターの性別は変更出来ませんので、そこは開き直って。お化粧さえ落とさず。
どうせ(?)絵画の黒翼の紳士は向こうを見据えているのです。
このライオンさんは「またがりライオン」さんですから、
スーツを着るとライオンさんに跨ってしまいます。しかも、ロングブーツを履いて!
回避の為に下半身を隠すドレスを着用、
お色は合わせるジャケット(黒翼の紳士が着ているのは、あくまでスーツなのですが)
になるべく近い物を選びます。
絵画の橋の欄干に似た構図の背景が無かった訳ではありませんが、
今年1月のタウンイベント有料参加特典の「花舞う水墨画」で、
合わせたら絶望的にこれじゃない感に打ちひしがれましたので、即却下。
そこで探し出した黄昏に似たお色の背景は、なんと「聖花の咲いた祈りの神殿」でした(汗)。
街灯(と、橋の欄干に立つともしびを呼んでいいものでしょうか)のある背景は
所有しておりません(多分)ので、
代わりに手前手にランタンを持ちます。なんだか柊の飾りが付いてますけど。
かなり無理があり、コーデタイトルが思わず抱いた感慨の全てですけれど、
これがわたしの精一杯です。
こんばんは。レオのようなライオンを従えている聖者の様で素敵です。
お庭にも白ライオンがいて守っている感じです。
こんばんは。
「望郷」..天使もライオンも切ない感じです。
ライオンと言えば、最近なにかで知った事は
春が来るを「3月のライオン」と言う事です。
ライオンは亡き双子の姉が鉛筆で描いていて、同じ様な表情のライオンです。
私の独り言の様なコメントです。