思いがとどかない。
すきな人を失う。
それは、とても、かなしいことです。
どうしていいかわからない。
なにをしてもかなしい。
思い出してしまう。
ひとりになると涙がこぼれる。
そんなとき、そういうことを経験します。
そして、それは、だれにでも
起こりうることです。
思いがけないところで。
突然。
そんなとき、できるのは、
時間をかけてわすれていくことと
自分を大切にすることです。
かなしくても。つらくても。
まいにちを自分なりにすごして。
そのときできることをして。
そんなふうに時間をすごせば
すこしずつ、気持ちは、回復します。
思っている以上に
時間がかかるかもしれないけれど。
だけど、そのときににかならずきます。
そして、そのときがきたら
きっと、言えるはずです。
すきな人に。
思いがとどかなかった人に。
サヨナラって。
そして、そんなふうに言えるようになった自分を
けっこう、いいなと思います。
いっしょにはいられなかったけれど、
別々のところでしあわせになれればいいと
思えるようになった自分を。
サヨナラ、
元気で。
そして、ありがとう。