「〈子ども〉のための哲学」永井均
- カテゴリ: 日記
- 2014/07/06 11:57:04
【哲学とは何か】
『哲学の視点から見ると、世の中で通用している常識的なものの考え方には、上げ底があるように見える。
たとえばぼくの哲学から見ると、世間の常識は、この本でこれまで論じてきたような問題(なぜぼくは存在するのか)を飛び越して、世の中を「個人と社会」とか「自己と他者」とか「主観と客観」とい...
申し訳ないとは思っているのですが、多忙で時間がなかったり仕事で頭が疲れていたりして、コメントへのご返事が遅れたりご返事ができなかったりすることをご了承ください。〇┓ペコリ
【哲学とは何か】
『哲学の視点から見ると、世の中で通用している常識的なものの考え方には、上げ底があるように見える。
たとえばぼくの哲学から見ると、世間の常識は、この本でこれまで論じてきたような問題(なぜぼくは存在するのか)を飛び越して、世の中を「個人と社会」とか「自己と他者」とか「主観と客観」とい...
「なぜ私は私なのか?」永井均
『無限の昔から、世界は<私>なしに存続してきた。
わずか数十年(長くてせいぜい百年)の例外期間を過ぎて、世界はまた<私>なしに存続してゆくであろう。
数十億の生きた人間、他の天体にも存在するであろう無数の自己意識的な生き物のうち、<私>であるという特殊な、例外的...
「青年期のいじめ」について、次の説明があった。
『青年期には、仲間である他者は自分の思いどおりにはうごいてくれず、また自分のねがうとおりには自分を評価してくれないがゆえに、潜在的にはつねに自分を「いじめる」様相をおびて登場する。
集団リンチそのものであるような「いじめ」は断固として排除されな...
|