久し振り過ぎて忘れられてると思うので、あらすじ 王子様とお姫様と、こっそりついて来ていた弟殿下は 一緒に丘へやってきました。
「でさ、その時兄さんが湖に飛び込んできて、泳いでる途中で足が攣った俺を助けに来てくれたんだよ」メディオ殿下のお兄ちゃん自慢を聞きながらお茶の時間を楽しんだり、殿下と自然の中...
久し振り過ぎて忘れられてると思うので、あらすじ 王子様とお姫様と、こっそりついて来ていた弟殿下は 一緒に丘へやってきました。
「でさ、その時兄さんが湖に飛び込んできて、泳いでる途中で足が攣った俺を助けに来てくれたんだよ」メディオ殿下のお兄ちゃん自慢を聞きながらお茶の時間を楽しんだり、殿下と自然の中...
ぽっくりぽっくり進める馬から白いドーム型の天井の大きな東屋が見えてきた。これは…わたしの知ってる東屋と違う。わたしが知っているのはもっとこぢんまりとしていて、2~3人座れる丸いテーブルがあり、そこをぐるりと椅子が囲んでいる感じだ。でもこの東屋は、優に7~8人は座れそうな大きなテーブル...
「ていうかね、俺はずっと兄さんと仲のいい兄弟のつもりなんだけど?そりゃあ多少の行き違いはあったさ。でも兄さんは相変わらず俺にとっては自慢の兄さんなんだよ。兄さんの婚約者に兄さん自慢をするくらい」殿下の後ろで腕を組み、唇を尖らせてメディオ殿下は言った。
「・・・それは嬉しいが」と、多少照れてる風な様...
ネーミング辞典買って、名前決まりました。殿下はセリオ(本来はセリオーザで「真面目な」という意味)。弟殿下はメディオ(本来はメディオーセで、「平凡」という意味)です。弟殿下、本当はもっと違う名前にしたかったんですが、いいのがなくて^^;
馬車の荷物も侍女も護衛も後にして、私たちは先に丘へと着いた。...
書いているこっちが恥ずかしい( ̄▽ ̄;)
それはまさに、夢に出てくるような白馬の王子様。白銀の駿馬に跨った殿下に、うっかり見惚れていた。「姫君はこちらへ」そう言って身を屈め、わたしの方に手を伸ばしてくる。そーっとその手に手を伸ばすと、殿下がわたしをあっさりと引き上げ、わたしは殿下の前に横向きに座るこ...
|