2012.8.19.入道雲
- カテゴリ: 日記
- 2012/08/20 06:35:01
目に心地好いくらい
冴えた色した高い空
むくむく集うは綿のよう
白い巨体がやって来る
風に吹かれて拡がった
絨毯敷に聳え立ち
眩しい光も青さを背負い
両腕伸ばして包み込む
目に心地好いくらい
冴えた色した高い空
むくむく集うは綿のよう
白い巨体がやって来る
風に吹かれて拡がった
絨毯敷に聳え立ち
眩しい光も青さを背負い
両腕伸ばして包み込む
僅かな隙間を吹き抜けて
揺らすカーテン
濡らす窓
遠慮ないまま打ち付けて
ごうごうバチバチ
霰の土産
お空の向こうは賑やかに
巡る季節を伝え来る
がらごろがらごろ
空より来たり
七つの瞬き
光の柱
稲穂を招く
恵みの嵐
たわわに実る
季節を夢見
息を潜めて
そっと見守る
枯れ枝を
箱に集めてよっこらせ
シィシィ
蝉が鳴いている
お日様高く
ならぬうち
気づけば汗を
拭ってる
元の地面が見えてきて
ばしゃりと水が
気持ち良い
からころん
いらっしゃいませ
そこそこ賑わう
夕方の食堂
小さな子どもが珍しそうに
大人に構わず駆け出せば
これこれちょっと待ちなさい
孫を抱えるおじいさん
親族集う歓談に
ほっこり笑顔を育んで
こちらも会話を弾ませる