Nicotto Town



ポジティブに考えて、悪い結果になって落ちこむより、ネガティブに考えて予想よりずっと上にいって嬉しくなるほうがよくない?

冷 第七話 透明

「あ、ちょっとまっ・・・あーあ行っちゃった。」日光はその場にへたっとすわりこんだ。「どうやって戻ろうか・・・」そう思いながら部屋を見た。「そうだ!!鏡を割っちゃえばいいんだ!!」それを日光は実行した。「えいっ」どん!「いったぁ、これ固いなってうわぁ!」叩いたとたん日光は重大な事に気がついた。「てっ手...

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冷 第六話 記憶

「鏡の中?じょうだんでしょ?」日光は月光に問いかけた。「ほんとよ。あなたが気絶している間に鏡の中につれてって、代わりに私が出たの」「うそだ!!!」月光が答え終わらないうちに日光は叫んだ。月光は「ほんとだってば、ほら、あの詩集にもあったじゃない。」と「そう言えば・・・あったな」「だから、私ともう一度握...

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冷 第五話 交代

「う、うーん」日光は起き上がった。「あら、気がついた?」月光の声。でもいつもと違うひびき。「う、うん、ってなんでそこにいんの!?」月光は、日光の部屋にいた。「そうだわ、お礼を言うの忘れてましたね。握手をしてくれてありがと。ここ、気に入ったわ。」そう言いながら机をさすってる。「ねえ、どうなってるの!こ...

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冷 第四話 握手

「できないよぉ。あなた鏡の中なんだから」日光は当然という顔で月光を見た。月光は、え?と言う顔で、「何いってんの?鏡に手をつけるだけよ」おそるおそる、鏡に手をつけた。すかさず月光も手をつける。すると、鏡の中に日光の手が入ってしまった。「えぇぇぇぇ 」動揺する日光の手を月光が握る。キィーーーン「いたっ」...

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冷 第三話 月光

「うわぁぁぁぁぁぁ!」日光は文字どうり、腰を抜かした。「そんなにびっくりしないでよ」像はコレがふつうだと思ってるようだ。「え?なんで?これは夢?」そう思いながら目の前の自分の像を見る。鏡から来たせいか、頭からつま先までそっくりだった。「私の名前は月光。あなたの双子よ」と日光の像「『双子』その言葉に何...

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