Nicotto Town


ユウの想いごと


主に読書とか映画とかの感想です。

小説『白の闇』

ジョゼ・サラマーゴ 著『白の闇』を読みました。
数年前に興味をそそられるも文庫化されておらず購入をあきらめたのだけれど最近になっていつの間にか文庫化されていたのを知りインパクト大な表紙カバーにも読書欲を刺激されたので購入しました。
交差点で信号待ちをしていた男性の視界が突如ミルク色一色に覆われその奇...

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小説『愛がなんだ』

角田光代 著『愛がなんだ』を読みました。
角田作品はこれまで『八日目の蝉』を映画で『紙の月』を新聞小説とドラマで堪能したけれどちゃんと本を購入したのは初めてです。
OLの女性がパーティーで知り合った男性に心奪われ男性と少しでも一緒にいたいがためにもがき奮闘するという話で。
夢中。とにかく夢中。不器用...

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小説『日の名残り』

カズオ・イシグロ 著『日の名残り』を読みました。
本書は興味を惹かれながらもどうも内容が硬そうな気がしてずっと未読だったのだけれどニコ仲間のとり合絵図さんが日記で映画版を紹介されていたのを拝読し読書欲を刺激され購入してみました。
イギリスの由緒ある屋敷の執事が主人の厚意により自動車で国内を旅行しつつ...

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小説『錦繡』

宮本輝 著『錦繡』を読みました。
本書の存在はむかしから雑誌やネットで幾度か目にし知っていたのだけれど今まで未読でした。
とある事件により離婚した男女が10年後に蔵王で偶然再会したことをきっかけに手紙をやりとりするという話で。
往復書簡というかたちで元夫婦がお互いの視点から離婚当時の状況を振り返るこ...

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小説『ザ・ロード』

コーマック・マッカーシー 著『ザ・ロード』を読みました。
コロナ禍で外出を自粛しているせいか最近テレビでお笑いやバラエティ番組をみる時間がぐっと増えてきたのでせめて読書は硬質なものをと思いピュリッツァー賞受賞作で映画化もされたという本書を選んでみました。
街と自然が焼き尽くされわずかに生き残った人間...

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