乾ルカの「メグル」を読んだ。
あらすじを見たところ、
辻村深月の「ツナグ」や小路幸也の「リライブ」みたいな
癒し系の感じかなと思い、借りることにした。
大学の学生部にバイトを探しに来た学生が、
女性職員から、「あなたはこれよ。断らないでね」と勧められる。
行った先では・・・・・。
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乾ルカの「メグル」を読んだ。
あらすじを見たところ、
辻村深月の「ツナグ」や小路幸也の「リライブ」みたいな
癒し系の感じかなと思い、借りることにした。
大学の学生部にバイトを探しに来た学生が、
女性職員から、「あなたはこれよ。断らないでね」と勧められる。
行った先では・・・・・。
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「完全なる首長竜の日」がおもしろかったので、
同じ作者・乾緑郎の「忍び外伝」を借りた。
こちらは、朝日時代小説大賞を受賞したとのこと。
いや~、おもしろかった!
時は安土・桃山時代、伊賀忍者の生き残り・文吾が、
幻術師・果心居士の出会うところから始まる。
幻術にはまり、文吾の過去が物語...
評判になっている「トッカン」高殿円・著を読んだ。
税務署のお話ということで、
難しい用語がバンバン出てくるお堅い話なのかなと思っていたけど、
作者はラノベ出身のせいか、わかりやすく、とてもおもしろかった。
お仕事エンタメ小説としては、抜群かも。
ヒロインは、何か言われると、「ぐっ」とつま...
冬眠に浸り、朝惰眠をむさぼっていると、
どこからともなく、嫌な臭いがしてくる・・・・・。
これは何度も嗅いだことがある、独特のアンモニア臭だ。
仕方なく、起きてベッドの足下に置いてあるゴミ箱周辺を見ると、
小さな水滴がいくつか・・・・・。
チワだ、チワのマーキングのあとだ。
「早く起きて...
すぐそばで、チワが切ない目をして、
小さい声で、うめいてくるので、
たまにはチワのことも書いてみよう。
切ない目で見つめてくるのは、決してかまって欲しいからではない。
「キュ~キュ~」と小さい声で鳴くのも、かまって欲しいからではない。
全ては、エサなり、おやつなりをもらうための媚態である。...