限りある命を生きる!
- カテゴリ:日記
- 2010/03/01 21:30:51
<臨終只今にあり!>
人が人間として存在し、他の動物と違うのは、
自らの生命の終わり、つまり「死を知っている」ということです。
人間は誰しも、「いつかは」自分は死ぬと知っている。
しかし、あくまで「いつかは」であって、まだまだ先のことだと思っている。
「三日後に、あなたは死ぬ」と宣言されたら、のんびりテレビなんか見ていられません。
しかし、よく考えてみれば、三日後が、三年後であっても三十年後であっても、本質は同じなのです。
故に何時死んでもいいように「今」を生きるしかない。また永遠から見れば、百年も一瞬です。文字通り、「臨終只今にあり」なのです。
ロシアの有名な作家ドストエフスキ-(代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』など)は、処刑場で銃殺されることになってしまった。自分の順番を待ちながら、こう思った。
5分後には自分も柱に縛り付けられ、撃たれて、この世にいなくなる。この貴重な5分間を無駄にしたくない。最後に残された宝物だ。大切に、大切に使わなければ!
彼は5分間を三っつに分ける。二分間は瞑想に使おう。二分間は友との別れに、そして残りの一分は、この世を見つめることに使おうと。
凄い極限の体験です。
しかし、考えてみれば、五分後ではなくとも人は必ず死ぬ。100%これ程確実なことはない。
だから本当は、誰もが一分、一分を「百年の如く大切にして」生きるべきなのです。
だらだら生きただけの人生は虚しい。生命を完全燃焼させた一生は、安らかな死を迎えられる。
自分が何時死ぬかわからないと自覚した人は、一日一日を全力で生きるに違いない。
駆けっこだって、ゴ-ルがあるから全力で走れるのです。
死を見つめることで、生が充実する・・・・
<「歩み通した人」が最後の勝利者>
どんな人にも必ず「使命」がある。使命があるから生まれてきたのです。だから、何が有ろうと、生きて生きて生き抜かなければなりません。
使命―――何に「命」を「使」うか。
「一日の命は、全宇宙の財宝よりも尊い]だから絶対に自殺はいけない。絶対に暴力はいけない。人を傷付けてはいけない。人をいじめてはいけない。
尊い生命を傷つける資格など、だれにもありません。
ある人は「『いじめ』にあって落ち込んだとき、『何故こんなつらい世の中に生まれてきたの』かと思いました。私は、何故生まれてきたのでしょうか」と悩んでいました・・・・・。
何故自分は生まれてきたのか。
それを探求するのが青春です。青春は「第2の誕生」の時です。1回目は肉体の誕生。
青春時代は、真の「人間」として生まれるときです。
だから苦しい。だから悩む。卵からヒナが生まれてくる時みたいに、もがく。
そこで、絶対に諦めてはいけない。もがきながら、祈り、考え、学び、友と語り合い、
今成すべき事に、ぶつかっていくことです。諦めずに挑戦していけば、必ず、自分にしか
できな自分の使命が解ってくる。
ソ連の元大統領で、冷戦を終わらせた英雄のゴルバチョフさんの夫人のライサさんが
日本に来られある高校でその学園生にこんな話をされました。
「人生には、様々な痛手を受けることも、心の傷が癒えぬ事もあります。必ずしも夢の全てが実現するわけでもありません。
しかし『達成できる何か』はあります。『実現できる夢』はあるのです。
ゆえに、最後に勝利する人は、たとえ転んでも立ち上がり、再び前へ進む人です。そして
、そういう戦いを貫いていけるかは『心』いかんによるのです。
『死』を迎えるのは『疲れた人間』ではなく、『歩みを止めた人間』なのです。
今日はまだ若いと思っていると、明日には成熟期を迎える―――人生とは、そういうものです。やがて皆様は、家族、祖国、そして地球全体にたいする責任を負うようになります。
皆様の夢が叶いますように!素晴らしいことが人生に起こりますように!幸福でありますように!」
何という、素晴らしい言葉でしょうか!
偉大な大統領のファ-ストレディは、凄い人だと思います。
私も、限りある命を精一杯、常に最善を尽くして
生きてゆきたいと思います!
お医者様ですね!貴女の考え方も、とてもステキです。
yuma さん>友達が、私の周りに居てくれる人が喜んでくれることが、私は一番嬉しいのです。
3校(旧京都大学)寮歌の中にこんな歌詞があります。
「君が憂いに、我は泣き
我が喜びに、君は舞う」
これこそ、本当の友だと思いませんか!
jyu-aki さん>限りある命、大切に生きてゆきましょうね!
明日死んでもいいように今を生きる!
そういう生き方をしたいと思いませんか?
おかえしゎ遅くなるかもしれませんが・・・
本当に嬉しいです
大切にします!
お仕事がんばってください
私も足を前に出し続けたいって思います。
生きる意味が見えなくなって悩んだとしても
人間は与えられた命を全うしなければいけないって思います。
介護医療に携わっているお医者様とお話したことが
あるんですけど、人間は死を意識した時に生がより輝くのだといっておられました。
限りあるものだからこそ尊いですよね。