Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


君への恋文 第三話

お昼を早めに済ませてあたしは教室に向かった。



自分の席に座り、頬杖をつく、



直哉とのんは今頃ラブラブしてるのかなー・・・



顔を机に伏せた。


チャイムが鳴る。

もうそんな時間かー・・・



しばらくして、のんが帰ってきて先生が入ってきた



「美紀ごめんね、明日は一緒に食べようね」



「うん・・・あっねぇ貴田晴って知ってる?」



「晴?あたし同じ中学だったよ。性格よくて、可愛いしかっこいいしで結構もてるんだよ」




「そうなんだ」


なんだよ、モテるんだー


「えっ?何?美紀気になるの?」



「いやっ・・・そういうんじゃないんだけど」



「美紀恋したらあたし全力で応援するからね」


「ありがと」


あたしは作り笑いをした。


あたしの好きな人はのんの彼氏だよ?


無理な恋だよ・・・


もともとあたしは直哉の彼女だった、


直哉はのんの事を好きになったのかな。


この笑顔に直哉は恋したんだ。


のんはすごく可愛いし、


優しいし、好きになっても無理ないもん。



「直哉からのんに告白してきたの?」


あたしは溢れそうな涙をこらえて聞いた。


「ううん、あたしからだよ」


「えっ?」


「あたしが直哉の事好きになったの」



「どういう出会い?」


「あたし一回病気でね、病院に入院してたの。ちょうどその時直哉が直哉のお母さんのお見舞いに来ててね?あたしにぶつかったの、一目見て運命の人だって・・・」



「うん」


「それでその時あたし付き合って下さい、って・・・初めは彼女いるからって断られちゃったけど、あたしこりずに直哉にアピールしててだんだん仲良くなっていったんだけど、」


のんは視線を下に落とした


「直哉があたしと付き合ってくれてるのは多分同情だよ。あたしのお母さんが急に死んだの、それを直哉に言って、あたし直哉がいないと生きていけないって・・・」



「・・・」



「それでも嬉しかった。初恋だったんだもん、直哉は。」



「ごめん」


あたしは授業中だという事も忘れて教室を飛び出した。


一人でトイレにこもって泣いた・・・

#日記広場:自作小説

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2010/04/13 17:20
ぽちゅ
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2010/04/12 17:16
コメありがとう・・・

姫ちゃんなんかあった??

もしうちでよかったら・・・相談に乗らせて・・・
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2010/04/11 19:57
ぅゎぁ
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2010/04/11 19:24
せ、切なすぎww
姫ちゃんうまいねー><



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