Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


君への恋文 第4話

あたしはトイレを出た


トイレの前には貴田がいた。


あたしは泣きはらした顔を背けた


「何泣いてんの?」


貴田が言った


「別に・・・関係ないじゃん」



「ハンカチ持ってねーし。俺話聞くよ?」


「なんであんたに話さなきゃならないのよ」


「話してよ」


あたしは貴田と中庭に向かった



「あたしの好きな人・・・のんの彼氏なの、そいで元彼」



「うん」



「中3の冬ね、突然好きな人できたって振られたの。あたし本当につらくて・・・直哉の事、大好きだったからすごく悲しかった」



「・・・うん」



「あたしね、まだ直哉の事が好き。だからね、貴田とは付き合ったりとかそういうのはできない。諦める事できないの直哉の事が」



「泣いていいよ」


貴田が言った。


こらえてた涙が又あふれる



「我慢とかしなくていいから」


あたしは貴田に抱きついた


貴田は優しくあたしの頭を撫でてくれた。



顔を貴田の胸にうずめる。



「俺には希望ねぇの?」


あたしは首を振った


今すぐは無理でもね、いつかは貴田の事を好きになるそんな気がした。



「俺待つから、お前が俺を好きになるのずっと待ってるから」


あたしは貴田の胸の中で頷いた

#日記広場:自作小説

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2010/04/14 15:27
ぅぁっ
泣けるw



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