恋夢 8話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/02/15 10:47:34
「うん・・・」
クミは心配そうな顔でいった。
・・・ピロリン
レイカのところにメールが届いた。
ねぇ・・・今会えないかな?
レイカの家の近くの公園でまってるから。
レイカはしばらくケータイを眺めていた。
「レイカ?どこいくの?」
レイカのお母さんがあわてて出て行くレイカに聞いた。
「ちょっと公園いってくる」
「クミ?」
公園のブランコに座っているクミをみつけた。
「レイカ来てくれたんだ・・・」
「うん・・・どうしたの?」
「レイカゆうまが好きなんだね」
クミが軽くブランコをこぎながら言った。
「えっ・・・」
「でもねあたしもゆうまが好きなの」
クミがレイカを見た。
「あたしレイカが好きだよ?だからけんかしたくないんだよね・・・だからさぁゆうまのことあきらめて?」
「えっ・・・何?急に・・・」
「だからあたしの事避けてたんでしょ?」
「・・・」
「そうなんだね」
「あたしは・・・」
「お願い・・・」
「ゆうまが好き」
「わかってる」
「簡単にはあきらめられない」
「そう・・・」
クミはレイカをにらんだ。
「あなたあたしとゆうまをとりあうんだぁ」
「・・・」
「ゆうまはあたしが好きなのよ?」
「わかってる」
「あたしレイカのこといい友達だと思ってたのに・・・」
「あたしがゆうまを好きならクミはあたしの友達にはなってくれないの?」
「だって・・・あたしあなたよりゆうまが好きなんだもん」
そしてクミはレイカに少し笑って
「まぁせいぜいがんばりなさい」
といったって帰っていった。
「あきらめたいわよ・・・」
レイカはその場に座りこみながら
「でも・・・初恋なんだよ?」
と言った。
「レイカ?」
レイカが後ろをふりむくとそこにはカズマがいた。
「カズマ・・・」
「お前そんなとこ座りこんでなにしてんの?」
「えっ・・・あっなんでもないの」
レイカはたって自分の服をはたいた。
「またゆうまの事か?」
「ちがうよ」
かずまはレイカをみつめて
「オレはお前を幸せにできる」
といってレイカにだきついた。
「えっ?」
「好きなんだ・・・お前が」
レイカはカズマを振りほどいた。
「まって・・・かずまってみゆが好きなんじゃないの?」
「オレは中学の時からお前だけをみてた。」
「うそでしょ・・・なんで?みゆがタイプだっていってたのに」
「オレじゃあいつの変わりにはなれないかな?」
「急だよ・・・」
「じゃぁ考えといてくれない?」
かずまはそういってかえっていった。
「おはよぉレイカ」
クミがいった。レイカはそれを無視して
「みゆおはよぉ」
と言った。
「あんた誰?」
みゆはレイカをにらんだ。
「えっ?」
「恋の力ってすごいよねぇ」
クミがレイカのところに来ていった。
「ゆうまが好き」
それは昨日レイカがいった言葉だった。
クミはそれを録音してたのだった。
「どうして?」
「あなたが言うこときかないからじゃない」
みゆが友達とこっちをみてなんか言っていた。
レイカはみゆに
「みゆごめん」
と言った。
「協力してくれんのかとおもってた・・・」
「みゆ・・・」
レイカはみゆの肩に手を置いた。
「さわんないでよ姫野さん」
「えっ?」
「あんたあたししか友達いなかったもんねぇ・・・あたしにはあんたと違って中学の時の友達がいっぱいいんのよ」
「どうして?」
「あたしがあんたを可愛がってあげるわ」
クミがこっちをみてクスッと笑った。
「まさかかずままでとるなんてね」
「どういうことよ?」
「みゆちゃんとかずまは付き合ってたのよ」
「えっ?」
「いい気味だわ」
クミはそういってケータイを開いた。
「あっ・・・」
そこには抱き合っているレイカとかずまがうつっていた。




























でもまたまた面白くなってきたね。
是非見て、感想聞かせてください!
クミ悪っ!!
すみません泣
すご~い゜.+:。(●っゝω・)っ~☆
ってかはまりますっ(´∀`●)
すご~い゜.+:。(●っゝω・)っ~☆
ってかはまりますっ(´∀`●)
カズマ使ってていったら、思わぬところに登場してびっくり★
次も楽しみにしてます-o