祖母の「怖いこと」
- カテゴリ:人生
- 2010/07/04 20:55:07
先日86歳の私の祖母が、
「死ぬことが本当に怖かったのは、50代の頃。
今はしたいことも出来たし、やり残したこともないから、
死ぬこと自体は以前程怖くない。
今、怖いのは、死ぬまでの過程。
認知症とかで皆のことがわからなくなったり、
体が不自由になって、おむつを替えてもらわないといけなくなったりするかもしれないことが、本当に怖い。」
と話してくれました。
誰しも思うことだけれど、
50代になった時、人生が半分以上終わったと思ったら本当に怖くなるのかな。
86歳の祖母の周りの友人は、すでに亡くなった方もいるし、体が不自由で、
付き添いの人がなくては外出できなかったり・・・そんなお友達が本当に多い中で、
介護を必要としなくてはいけなくなることが、ものすごく身近なんだと思う。
だから、まだ年若い私が思っている以上に、リアルなんだなと思う。
なんだか切なくなりました;;
そのまんま聞けばいいと思う。。。^^
お母様、思いやりのある優しい方ですね^^
確かに、元気だったのに、心の準備出来ずにお別れしなくてはいけないのはツラいことですね;;
祖母は自分の子供(私の父)にはそういったことは言わないのですが、
私には不安などを明かしてくれます。
本当の意味でわかってあげれてないかもしれませんが、
私が祖母の心の支えになれていたら嬉しいなと思います^^
そうですよね・・。
自分は、両親の介護をしようと思うけれど、自分の子供に自分の介護はさせたくないなって思っちゃいます;;ましてや子供のことが分からなくなるなんて考えられません。
でも将来のことはなるようにしかならないし、
今は現在を精一杯頑張ろうと思う今日この頃です^^;
母としては、心の準備もできなかったので介護がしたかったと言っていました。
母は父方の祖父の認知症の介護をしてその辛さが分かった上のセリフでした。
でも、そういう子ども達の気持ちを分かった上であっても、
やっぱり自分が人に迷惑をかけるかも知れないってとても辛いですよね。
私たちには少し先の話でも、
おばあ様がまさに今、身近な問題として、不安に感じておられるって
とても切ないですよね。
親身になってくれる優しいお孫さんがいるってことは、
きっとステキなおばあ様なんでしょうね。
心強い支えになってると思いますよ(^^)
子供や孫に迷惑をかけて死にたくはないですよね。
認知症になったら子供のことも分からなくなってしまうんですから、
そんな恐ろしいことはないですよ。
今のうちに、おばあさまとの時間を大切に過ごしてくださいね^^